Xbox Series X vs PS5 Pro徹底比較|2万円安くてもスペックは劣る、ディスク版デジタル化機能は選ぶ理由になるか

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ディスク版デジタル化は明確なメリットになりえる。

3行で要約
  • Xbox Series X(Disc版117,980円)とPS5 Pro(137,980円)の価格差は20,000円、デジタルエディション同士だと28,000円まで広がる
  • GPU性能はXbox Series Xが12TFLOPS、PS5 Proが16.7TFLOPSと約4割の差があり、スペックでは明確にPS5 Proが優位
  • Xbox Series Xには2026年8月26日に正式発表されたディスク版デジタル化機能があり、積みディスクを持つ人には他にないメリットになる

Xbox Series X|Sは2026年8月1日の値上げで全モデル一律3万円アップし、PS5 Proとの価格差がぐっと縮まったこともあり、「じゃあ結局どっちを買うべき?」と気になっている人も多いかなと。

この記事では、2026年8月時点の価格・スペックを比較しつつ、正式発表されたばかりのXbox独自機能「ディスク版デジタル化機能」がこの比較にどう影響するのか?を筆者目線で整理していこうかと思うので、Xbox Series XとPS5 Proならどっちを買うべきか...と悩んでいる人は参考にしてもらえれば。

目次
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価格比較|Xbox Series XはPS5 Proより2〜3万円安い

Xbox Series Xのデザイン
Xbox Series X
PS5 Pro デザイン 発表
PS5 Pro

まずはXbox Series XとPS5 Proの価格比較から見ていこうかと思いますが、XboxとPS5はどちら最近値上げが行われていまして。

「コンソール向けストレージおよびメモリ価格の高騰」が理由として説明されており、片方だけの事情ではなく業界全体の部材コスト上昇が背景にあります。

2026年8月時点の両機種の価格は以下の通り。

ゲーム機価格
Xbox Series X デジタルエディション(1TB) 109,980円
Xbox Series X(Disc版, 1TB)117,980円
PS5 Pro
※ディスクドライブ別売り
137,980円

Xbox Series XのDisc版と比べても差額は20,000円。デジタルエディション同士なら価格差は28,000円まで広がります。

米ドル基準でもXbox Series X(Disc版, $799)とPS5 Pro($899.99)で$100の差があるので、「同額」というよりは「Xbox Series Xの方がまだ2〜3万円安い」というのが正確かなと。

ちなみに、この価格差はゲームソフト1〜2本分に相当する金額なので、無視できる差ではないですね。

スペックで選ぶか、プラットフォームに付随する付加価値で選ぶか...が重要になります。

※この記事は通常版Xbox Series Xの確定価格をもとにした比較です。25周年記念限定モデル「Xbox Series X25」とPS5 Proの比較は別記事でまとめています。

スペック比較|GPU性能はPS5 Proが約4割上、PSSRも搭載

項目Xbox Series XPS5 Pro
GPU性能12 TFLOPS(RDNA2)16.7 TFLOPS(約+39%)
CPUカスタムZen2(8コア/3.8GHz)カスタムZen2ベース
メモリ16GB GDDR6-(非公開)
ストレージ1TB2TB
AIアップスケーリング-PSSR対応
レイトレーシング対応2〜3倍に強化
ディスクドライブDisc版のみ搭載非搭載(別売11,980円)

スペック単体で見ると、GPU性能・ストレージ容量・AIアップスケーリング(PSSR)のいずれもPS5 Proが上。

特にPSSRは、輪郭のギザギザが減って遠景のオブジェクトが崩れにくくなるという体感差が大きく、正直このあたりはPS5 Proの強みです。

Xbox Series Xの発売は2020年11月、PS5 Proは2024年11月発売と4年の差があり、PS5 Pro(2024年発売の上位モデル)と比べるとベースとなるアーキテクチャの世代差もあるので、この結果自体は妥当ですね。

Xbox Series X版 モンハンワイルズのスクショ
Xbox Series X版 モンハンワイルズのスクショ

筆者は実際にモンハンワイルズをXbox Series X版・PS5版の両方でプレイしていますが、フレームレート優先設定同士で比べると体感差はそこまで大きくありません。

差が分かりやすいのはレイトレーシングを効かせた場面で、PS5 Proならではの恩恵はこの手のタイトルで実感しやすいかなという印象です。

ディスク版デジタル化機能という新しい差別化要素|Xboxだけの強み

ここまではスペックと価格の話でしたが、2026年8月26日にMicrosoftが正式発表した「ディスク版デジタル化機能」が、Xbox Series XとPS5 Proの比較に新しい軸を持ち込みました。

仕組みをざっくり言うと、対応ディスクをXbox Series X本体に挿してゲームを起動するだけで、そのディスクに紐づいたデジタル版の利用権が付与されるという機能になっていまして。

しかも、ディスク自体はそのまま使えて、権利はディスクにひも付くので譲渡・売却もできる...という画期的な機能です。

積みディスクがある人にとっては、中古で売る自由を保ったまま、Xbox Play AnywhereやXbox Cloud Gamingといったデジタル版のメリットも得られるということなので、ゲーマーにとってはシンプルに強い機能です。

※中古で売った場合、別の購入したユーザーがディスクを使用した時点で自分の所有権は失われる。

一方のPS5・PS5 Proにはこうした仕組みは存在せず、それどころかソニーは2028年1月以降発売の新作についてディスク生産自体を終了すると発表済み。

長年ディスクを買い集めてきたゲーマーからすると、この2社の方向性の違いはかなり対照的かなと。

ただし、この機能が使えるのはXbox Series X・Xbox Oneのディスクのみで、ドライブを搭載しないデジタルエディションでは当然この恩恵は受けられません。

「ディスク版を買って、あとでデジタル化する」という前提のメリットである点には注意が必要です。

Xbox Series Xがおすすめな人、PS5 Proがおすすめな人

ここまで価格・スペック・ディスク版デジタル化機能を比較してきましたが、結局どっちを選ぶべきかは「何を重視するか」次第。

状況別にまとめると以下の通りです。

状況おすすめ
Game Passでコスパよく色々遊びたいXbox Series X
積みディスクがあり、デジタル資産化したいXbox Series X
(ディスク版デジタル化機能あり)
4Kテレビがあり、映像体験を最優先したいPS5 Pro
PS5 Pro Enhanced対応タイトル中心に遊ぶ予定PS5 Pro
ゲーミングPCを持っておらずPS5がメイン機PS5 Pro
予算を抑えたい、周辺機器まで揃える余裕はないXbox Series X
フルHD環境で使う予定どちらでも大差なし
(PS5 Proの強みが活きない)
すでにハイスペックPCを持っているGame Pass目当てでなければ、どちらも急いで買う必要はなし

こうして並べてみると、見えてくる基準は意外とシンプルで「4Kで映像を追い込みたいか」「積みディスクや予算を優先するか」のどちらに比重を置くか、というだけの話だったりします。

PS5 Proの強みはあくまで4K環境が前提なので、フルHDのまま使う予定なら正直2〜3万円の価格差ほどの体感差は出にくいかなと。

逆に、Xbox Series Xの「安さ」と「ディスク版デジタル化機能」は、積みディスクを抱えている人ほど効いてくるメリットなので、自分の環境と手持ちのゲームを一度棚卸ししてから選ぶのが良さそうです。

ちなみに「今買うか、PS6まで待つか」でも迷っている場合は、PS6とPS5 Proを比較した記事も判断材料にしてもらえればと思います。

まとめ|価格を取るか性能を取るか

さて、Xbox Series XとPS5 Proの比較をダダっとご紹介してきましたが、まとめると以下の通りです。

  • 価格はXbox Series Xが2〜3万円安い(同額ではない)
  • GPU性能・ストレージ・PSSRはPS5 Proが明確に優位
  • Xbox Series Xにはディスク版デジタル化機能という、積みディスクを持つ人向けの独自メリットがある
  • PS5は2028年以降新作のディスク生産を終了予定で、両社の方向性は対照的

スペックだけを見ればPS5 Proが優位なのは間違いありませんが、値上げ後もXbox Series Xの方がまだ2〜3万円安く、Game Passとディスク版デジタル化機能という独自の強みもあります。

「最高の映像体験を求めるか」「コスパとエコシステムを取るか」で選ぶ機種が変わる、というのが筆者の結論です。

よくある質問|FAQ

Xbox Series XとPS5 Pro、結局どっちを買うべき?

4K環境で映像体験を最優先したいならPS5 Pro、Game Passのコスパや積みディスクの活用を重視するならXbox Series X、というのが筆者の見立てです。

価格差はどれくらい?

2026年8月時点で、Xbox Series X(Disc版117,980円)とPS5 Pro(137,980円)の差額は20,000円。デジタルエディション同士なら28,000円まで広がります。

ディスク版デジタル化機能はPS5にもある?

残念ながら...ありません。この機能はMicrosoftが2026年8月26日に正式発表したXbox独自のもので、PS5・PS5 Proには相当する仕組みは存在しません。

むしろ、PlayStationはパッケージ版の廃止に向けて進んでいる...というのが現在の方向性。

スペックだけで見るとどちらが上?

スペックでは、明確にPS5 Proのほうが上です。GPU性能で約4割上回るほか、ストレージ容量(2TB)やPSSR(AIアップスケーリング)でもPS5 Proが優位。

なぜPS5 Proだけこんなに高いの?

PS5 Proは2024年11月発売とXbox Series X(2020年11月発売)より4年新しく、GPU世代も進んでいるため。新しい分、性能もその分高くなっている...と捉えると納得しやすいかなと。

逆に、Xbox Series Xの発売時の価格は49,980円(税抜参考価格、2020年11月発売)でしたが、昨今のメモリ価格高騰で大幅に本体価格が上昇してしまっています。

Xbox Series Xのレビューや次世代Xbox「Project Helix」の最新情報は以下の記事でまとめているので、気になる人はこちらもぜひ。

参照元:Xbox Wire(コンソール価格改定), PlayStation Blog(PS5/PS5 Pro価格改定のお知らせ)

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