音質と質感ならAura Nebula、ANCとコスパならH3。
- 音場・空間表現と分離感はAura Nebulaが明確に上。ボーカルの余韻や楽器の粒立ちにも差が出た
- 低音の深み・厚みはH3がやや上。ただしベースラインがぼやける場面も
- ANCはH3が最大55dBで優勢(Aura Nebulaは最大43dB)。価格もH3のほうが2万円安い
- 電池持ちは公式値でケース込みがH3が37時間、Aura Nebulaが28時間。ANC ON+LDACの実測は、Aura Nebulaが約2時間50分で残量10%、H3は約3時間で残量20%(目安)。ワイヤレス充電に対応するのはAura Nebulaのみ
SOUNDPEATS JAPANより「SOUNDPEATS Aura Nebula」と「SOUNDPEATS H3」をご提供いただいたので、2機種を同じ条件で聴き比べて比較しつつ、違いをまとめました。
価格はAura Nebulaが35,880円(税込)、H3が15,880円(税込)で2万円の差がありますが、この差で何が変わるのか、音質・ANC・電池持ち・装着感を比較しつつ、どちらを選ぶべきか?をご紹介していこうかと思うので、購入を迷っている人はぜひ参考にどうぞ。
それぞれの単体レビューはSOUNDPEATS Aura NebulaのレビューとSOUNDPEATS H3のレビューにまとめているので...こちらもぜひ。

結論:音質と質感ならAura Nebula、ANCとコスパならH3


SOUNDPEATS Aura NebulaとH3を聴き比べた結論は、音質を重視するならAura Nebula。ANCの強さと価格を重視するならH3です。2万円の価格差は特に「音場・空間表現」と「分離感」に出ていました。
| SOUNDPEATS Aura NebulaとH3の比較まとめ | ||
|---|---|---|
| 項目 | Aura Nebula | H3 |
| 低音 | 輪郭が崩れず響く 深み・厚みはH3に及ばない | 深み・厚みが上 ベースラインはややぼやける |
| ボーカル | 息遣いと余韻、ミックスボイスの伸びまで自然 | 自然だが、奥行きは控えめ |
| 中高音・高音 | バンドのまとまりに加え、ライブホール感 | バンドとしてまとまり、輪郭もはっきり |
| 分離感・定位 | パンが明確で粒立ちがある | Aura Nebulaより控えめ |
| 音場・空間表現 | コンサートホールの響きまで表現 | ボーカルが前に出る 空間表現は控えめ |
| ANC | 最大43dB | 最大55dB(体感でも上) |
| 価格 | 35,880円(税込) | 15,880円(税込) |
同じ条件(Pixel 9a/LDAC/ANC ON/音量60%/Lサイズのイヤーピース)で聴き比べると、H3も音全体にまとまりがあり、決して悪い音ではありません。
ただ、Aura NebulaはH3の良いところをさらに洗練させて音場と空間表現を強化したモデル...というのが筆者の印象です。
一方で、ANCの強さや価格、ケース込みの電池持ち、重さや防水性能などのスペックはH3のほうが優秀。何を重視するかで選ぶべきモデルは変わってくるかなと。


Aura NebulaとH3をそれぞれ詳しく比較していこうかと思いますが、そのまえに2機種のレビュー&評価まとめをさくっと確認したい...という人は以下を参考にどうぞ。

SOUNDPEATS Aura Nebula レビューまとめ
形状:カナル型|重さ:片耳約8g|対応コーデック:LDAC/aptX Lossless/aptX Adaptive/aptX/LC3/AAC/SBC|電池持ち:イヤホン単体7時間(ANC OFF)/ケース込み28時間|ANC:最大43dB|防水:IPX4
メリット
- 音質はSOUNDPEATS製品の中でぶっちぎり。音場の広さと分離感が抜群
- ギターのピッキングのニュアンスやボーカルの息遣いまで繊細に再現
- ケースの質感が高く、星雲をイメージしたデザインも美しい
- ANCは日常使いには十分実用的(PCの動作音などは完全にシャットアウト)
- 標準の外音取り込みが自然で聴き取りやすい
デメリット
- ノイズキャンセリング性能はH3のほうが上(日常使いには十分)
- 低音は豊かだけど厚みはもう少し欲しい
- LDACを使うとマルチポイント接続とゲームモードが使えなくなる
- LDAC接続だと電池持ちは短め(実測はANC OFFで約4時間、ANC ONで約2時間50分)
- 3万円超えのモデルだけど自動装着検知は非搭載(外しても音楽は止まらない)
| 音質 | |
| 機能 | |
| 装着感 | |
| デザイン | |
| コスパ | |
| 総合評価 |
※レビューの評価基準についてはこちら。

SOUNDPEATS H3 レビューまとめ
形状:カナル型|重さ:片耳約6g|対応コーデック:LDAC/aptX Lossless/aptX Adaptive/AAC/SBC|電池持ち:イヤホン単体約7時間/ケース込み37時間|ANC:最大55dB|防水:IPX5
メリット
- モダンで高級感のあるデザイン。スケルトンシェルが好き過ぎる
- 2BA+12mmダイナミックドライバーの優れた音質と音場
- フィット感の良い装着感でズレにくい
- ANCは最大55dBでAura Nebulaより強力
- ケース込みで最大37時間の電池持ち
デメリット
- 自動装着検知は非搭載
- サイズはやや大きめ
- 低音はもう少し欲しいかも(Aura Nebulaと比べると厚みはある)
- LDACを使うとマルチポイント接続とゲームモードが使えなくなる
- Aura Nebulaと比べると音場と空間表現は控えめ
| 音質 | |
| 機能 | |
| 装着感 | |
| デザイン | |
| コスパ | |
| 総合評価 |
※レビューの評価基準についてはこちら。
スペック比較:価格・ドライバー・ANC・電池持ち

さて、まずはスペックからなる早で比較していきます。
価格はAura Nebulaが35,880円(税込)、H3が15,880円(税込)となっており、価格差は2万円。公式の位置付けでは、Aura Nebulaが2026年のフラッグシップ、H3が2025年のフラッグシップです。
なお、Aura Nebulaにはさらに8%OFFになるiyTechクーポンコード「KOD3VK90」があるので、こちらもぜひ活用してもらえれば。(2026/11/26(木) 23:59まで)
| SOUNDPEATS Aura NebulaとH3のスペック比較 | ||
|---|---|---|
| 項目 | Aura Nebula | H3 |
| 位置付け | 2026年のフラッグシップ(公式) | 2025年のフラッグシップ(公式) |
| 価格 | 35,880円(税込) | 15,880円(税込) |
| ドライバー構成 | 10mmダイナミック×1+6mm平面磁界型×1+BA×2+マイクロ平面磁界型×1 (4種5基) | 12mmダイナミック×1+BA×2 (3基) |
| ノイズキャンセリング | 適応型ANC(最大43dB) | AI自動調整ANC(最大55dB) |
| Bluetooth | 6.0(QCC3091) | 5.4(QCC3091) |
| 対応コーデック | LDAC / aptX / aptX Adaptive / aptX Lossless / LC3 / AAC / SBC | LDAC / aptX Adaptive / aptX Lossless / AAC / SBC |
| 連続再生時間 | イヤホン単体:最大7時間(ANC OFF時) ケース込み:28時間 | イヤホン単体:約7時間 ケース込み:約37時間 |
| 急速充電 | 15分で約2時間再生 | 10分で約2時間再生 |
| ワイヤレス充電 | 対応 | 非対応 |
| 防水規格 | IPX4 | IPX5 |
| 重量(イヤホン片側) | 約8g | 約6g |
| 通話 | 3マイク CVC | 6マイク+AI通話ノイズキャンセリング |
| ゲームモード | 最短59ms(LDAC接続時は不可) | 約60ms(LDAC接続時は不可) |
| マルチポイント | 対応(LDAC接続時は不可) | 対応(LDAC接続時は不可) |
| 自動装着検知 | 非搭載 | 非搭載 |
| 専用アプリ | SOUNDPEATS App | PeatsAudio |
スペック上の大きな違いはドライバー構成とANCの強さ。
Aura Nebulaは4種5基のドライバーを3ウェイ・クロスオーバーで繋ぐ構成で、H3は12mmダイナミック+BA×2の3基構成です。ANC(ノイズキャンセリング)は逆にH3が最大55dBとなっており、Aura Nebulaの最大43dBを上回る...という点は覚えておきたいポイントかも。
SOUNDPEATS Aura NebulaとH3の音質の違い:音場と分離感に差

ここからは、Aura NebulaとH3の音質の違いについて周波数特性と聴き比べの両面から見ていこうかな?と思いますが、まずは数値の傾向から。
周波数特性はどちらも同じ方法(自作ダミーヘッド、LDAC接続、EQはデフォルト)で計測しています。


ANC ONで比べると、100Hz以上の傾向はよく似ていますが、60Hz付近の超低域はH3のほうが約20dB高く出ていました。中高域はどちらも1kHzから3kHzにかけて持ち上がり、3kHz付近でピークになる点は共通。
ただ、H3は1.5〜2.5kHzがなだらかにつながるのに対して、Aura Nebulaは1.3kHz付近の山と2kHz付近の数dBのへこみがあります。※これは筆者の計測環境の誤差の可能性が高い。


ANC OFFでは両機とも低域が下がりますが、100Hz付近でH3のほうが約20dB高く、低域の差はさらに大きくなります。
※今回の計測方法では5kHz以降が大きく落ち込んでいます。3kHz付近のピークもほかのイヤホンで出ることがあるため、高域はグラフでの評価を控えて聴いた印象をもとにしているので...あくまで参考程度に。今後は計測方法を改善する必要があるかも。
ちなみに、周波数特性を見る限り、超低域がH3のほうが出ていた点は聴き比べの結果とも重なっていました。
ここからはAura Nebulaのレビューと同じ条件(Pixel 9a/LDAC/ANC ON/音量60%/Lサイズのイヤーピース)で聴き比べた印象を項目別にまとめていこうかと思うので、参考にしてもらえれば。
視聴したのはいつものプレイリストに加えて、玉置浩二「メロディー」です。
低域の違い
低域はbad guyで聴き比べました。深みと厚みはH3のほうがやや上かな?というのが筆者の印象。
- 低音の比較
- H3は深みと厚みでAura Nebulaをやや上回ります。ただ、bad guyのベースラインがやや潰れたように、ぼやけて聴こえる場面がありました。
- Aura Nebulaは深みも厚みもH3には及びませんが、低音がぼやけることはなく、輪郭を保ったまま響く印象です。
量感や厚みならH3、輪郭のクリアさならAura Nebula、という違いになるかなと。※H3単体のレビューでは低音を「やや控えめ」と書きましたが、これはほかのイヤホンと比べた印象です。Aura Nebulaと並べるとH3のほうが厚みがあります。
中域と高域の違い
中域から高域はボーカルとバンドサウンドの2曲で比べました。
- ボーカル(メロディーを視聴して比較)
- Aura Nebulaは繊細な息遣いとウィスパーボイスの余韻まで自然。サビのミックスボイスもしっかり伸び、楽器との距離感もほどよく、空間的な広がりも感じられます。
- H3もボーカルは自然で、ウィスパーボイスの余韻も感じられますが、Aura Nebulaと比べると空間的な広がりが控えめで、楽曲の奥行きが少し狭まる印象。どちらもボーカルの質感はよいものの、Aura Nebulaには及びません。この差はドライバー構成の違いによるところが大きいかも。
- 中高音・高音(DOLLSを視聴して比較)
- H3は全体がバンドとしてまとまった音で、ギターやスネアドラムの輪郭もはっきり。
- Aura Nebulaはバンドとしてのまとまりに加えて”ライブホールのような響き”があります。スネアドラムのレスポンスがよく、分離感と定位が優れているため、ギターの輪郭も際立ちます。
音場と分離感の違い
音場と分離感はこの2機種で一番はっきりした違いが出たところ。
- 分離感・定位
- Aura NebulaとH3には明確な差があり、左右のパンはAura Nebulaのほうがより明確。音がしっかり分離し、粒立ちのある音になっています。
- 音場・空間表現(Ave Mariaを視聴して比較)
- Aura Nebulaはコンサートホールの響きをよく表現し、ヴァイオリンの有機的なニュアンスまで再現度が高いと感じました。
- H3はどちらかというとボーカルが前に出る印象。H3単体でも音場は広めですが、Aura Nebulaと比べると空間表現と音場には明確な差があります。
なお、2機種とも特徴に差はあれど音全体にはまとまりがあります。Aura NebulaはH3の良いところをさらに洗練させ、音場と空間表現を強化したモデル...と言えそうです。
しっかり聞き比べて改めて感じましたが...Aura Nebulaは本当に音が良い。特に表現力が高くて、めっちゃ自分好みの音質でした。

ノイキャンの違い:強さはH3が上(最大55dB対43dB)


ノイキャンについてですが、公式の最大ノイズ低減量はAura Nebulaが43dB、H3が55dBとなっており、H3のほうが12dB上なのですが、これは筆者の体感でもANCの強さはH3のほうが優れている印象です。
ぶっちゃけ、室内での使用であればそこまで大きな差は出ないかもですが、通勤や通学で使う場合はH3の高いノイキャン性能が効いてくる場面も多いかと。
Aura Nebulaも室内における普段使いではしっかりノイズをシャットアウトしてくれますが(PCの動作音やキーボードのタイピング音が聞こえないくらい)、車やカフェなど、人や騒音が飛び交う場所では違いがはっきりと出てきます。
電池持ちと充電の違い:H3が長持ち、ワイヤレス充電はAura Nebulaのみ
電池持ちは公式値でイヤホン単体はどちらも約7時間。
ケース込みではH3が37時間、Aura Nebulaが28時間となっており、H3のほうが長くなる点は押さえておきたいポイントです。
| SOUNDPEATS Aura NebulaとH3の電池持ち比較 | ||
|---|---|---|
| 項目 | Aura Nebula | H3 |
| 公式(イヤホン単体) | 最大7時間(ANC OFF時) | 約7時間(AAC/音量60%/ANC OFF時のラボ測定値) |
| 公式(ケース込み) | 28時間 | 37時間 |
| 実測:ANC ON(LDAC/音量60%) | 約2時間50分で残量10% | 約3時間で残量20% |
| 急速充電 | 15分で約2時間再生 | 10分で約2時間再生 |
| ワイヤレス充電 | 対応 | 非対応 |
筆者の実測(Pixel 9a/LDAC接続/ANC ON/音量60%)では、Aura Nebulaが約2時間50分で残量10%になったのに対し、H3は約3時間時点でも残量が20%ありました。H3のほうが長持ちする結果ですね。
なお、H3は左右で減りに差があり、先に減った右側で計測しています(Aura Nebulaも減りが速い側で計測)。H3はPeatsAudioアプリでバッテリーの%が表示されないため、Pixel 9aのBluetooth設定の表示で確認している点もご留意を(Aura Nebulaは専用アプリの表示)。
バッテリーの比較は表示の刻み方が違う可能性があるので...ざっくりとした目安として見てもらえれば。
ちなみに、ワイヤレス充電に対応するのはAura Nebulaだけです。
装着感・サイズ・デザインの違い


SOUNDPEATS Aura NebulaとH3を比較してみると、サイズや重さ、デザインにも意外と差があります。
- サイズと重さ
- イヤホンは片側でAura Nebulaが約8g、H3が約6g。
- ケースは筆者の計測でAura Nebulaが65.2×44.6×32.0mmで67.9g(イヤホン込み)、H3が70.8×48.2×31.1mmで53.6g。
- H3のケースは縦横がひとまわり大きいですが、約14g軽い結果です。
- 装着感
- 装着感はどちらも悪くないですが、H3はやや大きめ。
- Aura Nebulaのほうがコンパクトにまとまっており、イヤホンの重さは片側で約2g重いですが、装着感はAura Nebulaに軍配が上がる。
- デザイン
- Aura Nebulaは「星雲」を思わせるラメ入りのマットな質感。H3は透明なクリスタルシェルにゴールドのアクセントで内部構造が見えるデザインです。
- 防水性能はAura NebulaがIPX4、H3がIPX5でした。
なお、どちらもLDAC接続時はマルチポイント接続とゲームモードが使えず、自動装着検知も搭載していない...という点はご注意を。
H3が自動装着検知機能を搭載していないのは価格を考えると仕方ないとはいえ、Aura Nebulaが対応していないのは惜しいポイントです。
SOUNDPEATS Aura NebulaとH3はどっちがおすすめ?


さて、ここまでAura NebulaとH3のスペックや音質、ANC、電池持ち、装着感の違いを比較してきましたが、結局どっちを選べばいいの?という人のために筆者の考える選び方をまとめておきます。
ざっくり言うと、音場や空間表現、ボーカルの余韻といった「音の表現力」を重視するならAura Nebula。ANCの強さと価格、軽さを重視するならH3。2万円の差を払って得られるものと、払わなくても得られるものを整理していくので、購入を迷っている人は自分が何を重視するかを考えながら参考にどうぞ。
SOUNDPEATS Aura Nebulaがおすすめな人
まずはAura Nebulaがおすすめな人から。聴き比べて一番差が出たのが音場と空間表現、分離感だったので、そこに価値を感じる人には2万円の差を払う意味が十分にあるかなと。(まじで...音良いです)
- 音場の広さや空間表現、分離感を重視する人:Ave Mariaではコンサートホールの響きまで表現され、DOLLSではライブホールのような響きと粒立ちのある音が楽しめました
- ボーカルの余韻や息遣いまで味わいたい人:メロディーではウィスパーボイスの余韻やミックスボイスの伸びまで自然に聴こえました
- バンドサウンドやバラードを臨場感のある音で聴きたい人:楽器の輪郭が際立ち、左右のパンも明確です
- 質感やデザインにもこだわりたい人:星雲を思わせるラメ入りのデザインとさらさらしたマットなケースが魅力
- ワイヤレス充電を使いたい人:H3は非対応なので、これはAura Nebulaの強み
ただ、Aura NebulaはANCがH3に一歩及ばない点や、自動装着検知が非搭載な点、LDAC接続時の電池持ちがやや短い点は知っておきたいところ。
なお、今回の聴き比べはLDAC接続ですが、iPhone(AAC接続)で聴いても5ドライバーならではの音の特徴や傾向は十分感じられました。
SOUNDPEATS H3がおすすめな人
続いて、H3がおすすめな人。H3は15,880円という価格で、バンドとしてまとまった明瞭な音と最大55dBの強力なANCが手に入るので、2万円の差を考えると...かなりコスパの良い一台。
- ANCの強さを重視する人:通勤や通学、車やカフェなど、騒音の多い場所で使う機会が多いなら最大55dBが効いてきます
- 予算を2万円抑えたい人:音質も決して悪くなく、音全体にまとまりがあります
- 低音の深みや厚み、量感を重視する人:聴き比べた限りではH3のほうがやや上でした
- 軽さや防水性能を重視する人:片耳約6g、防水はIPX5とAura Nebula(約8g/IPX4)より有利
- 電池持ちの長さを重視する人:ケース込みでH3が37時間、Aura Nebulaが28時間です
ただ、H3は音場と空間表現がAura Nebulaに及ばない点や、bad guyのベースラインがぼやけて聴こえる場面があった点、自動装着検知が非搭載な点はあらかじめ知っておきたいところです。
まとめ:2万円の差をどう見るか

SOUNDPEATS Aura NebulaとH3を聴き比べて感じたのは、どちらも音全体にまとまりのある、良いイヤホンだということ。
H3は全体的にバランスよくまとまった明瞭な音と最大55dBの強力なANC、軽さと防水性能を15,880円で楽しめるコスパの高いモデルです。
一方で、Aura NebulaはH3の良いところをさらに洗練させて、音場と空間表現、分離感、ボーカルの余韻といった「表現力」を強化したモデル。2万円の差はまさにこの部分に出ていました。ANCや電池持ち、自動装着検知など気になる点はありますが、音そのものに価値を求める人には納得の仕上がりです。
選び方としては、ANCや価格、軽さを重視するならH3。音場や空間表現などの音の表現力を重視するならAura Nebulaがおすすめ。筆者は音質の好みという点ではAura Nebulaのほうが好みでした。
音質で選びたい...という人にはAura Nebulaがガチでおすすめなので...この機会にぜひ。
SOUNDPEATS Aura NebulaとH3の比較に関するよくある質問|FAQ
SOUNDPEATS Aura NebulaとH3の一番の違いは?
音場・空間表現と分離感になるかなと。筆者が同じ条件で聴き比べたところ、この点においてはAura Nebulaが明確に上でした。一方で、ANCの強さ(H3が最大55dB、Aura Nebulaが最大43dB)と価格(H3のほうが2万円安い)はH3が優位です。
2万円の価格差は音質に出る?
ドライバー構成も違いますし、音質や音の傾向には結構違いがあります。特に音場と空間表現、分離感、ボーカルの余韻でAura Nebulaが上回りました。ただ、低音の深みと厚みはH3のほうがやや上だったので、好みによって評価が分かれます。
ノイキャンが強いのはどっち?
これは明確にH3です。公式の最大ノイズ低減量はH3が55dB、Aura Nebulaが43dBで、筆者の体感でもH3のほうが上でした。
電池持ちがいいのはどっち?
筆者の実測(Pixel 9a/LDAC/ANC ON/音量60%)では、Aura Nebulaが約2時間50分で残量10%になりましたが、H3は約3時間の時点でも残量が20%あり、H3のほうが長持ちでした(H3はAndroidのBluetooth設定の表示を参照した目安です)。
LDAC接続でマルチポイント/ゲームモードは使える?
どちらも使えません。LDACを有効にすると、Aura NebulaもH3もマルチポイント接続とゲームモードは利用できなくなります。
提供&参照:SOUNDPEATS

