SOUNDPEATS Clip1レビュー|開放型なのにトップクラスの低音。メガネユーザーにも刺さる一台

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SOUNDPEATS Clip1レビュー|開放型なのにトップクラスの低音。メガネユーザーにも刺さる一台

開放型は低音が弱い...という思い込みはClip1が払拭。

SOUNDPEATS JAPANより、”ながら聴き”が捗る開放型イヤホン「SOUNDPEATS Clip1」をご提供いただいたので、筆者が実際に使用したレビューをお届け。

3行で要約
  • 開放型なのに低音が豊かで、筆者が試した開放型の中でもトップクラスの音質
  • メガネ・マスクと干渉しない軽い装着感で、ランニングにも最適
  • Dolby Audio×ダイナミックEQ対応。ただしLDACとは併用不可、モード切替時は再接続が必要

イヤーカフ型(開放型)のイヤホンは「周囲の音が聞こえて便利だけど、音質の妥協は多少必要」というイメージを持っている人も多いかと思いますが、Clip1はそのイメージを良い意味で裏切ってくれる一台でした。

音質や機能まで、なる早で簡潔にまとめつつご紹介していこうかと思うので、音質の良い開放型イヤホンを探してたって人は参考にどうぞ。

※iyTech限定クーポンの配布は終了しました。

目次

結論:開放型として聴いた中でもトップクラスの音質

SOUNDPEATS Clip1 パッケージ
SOUNDPEATS Clip1 付属品

SOUNDPEATS Clip1は、耳を塞がない「ながら聴き」が可能なイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホン。

イヤーカフ型(開放型)の特徴である抜群に軽い装着感を備えつつ、ハイレゾ対応(LDAC)、Dolby Audio、左右自動識別機能を搭載し、定価9,980円前後で買える高いコストパフォーマンスが魅力です。

SOUNDPEATS Clip1のケースを開いた状態
SOUNDPEATS Clip1 イヤホン本体のデザインと見た目 チタンブラック

筆者のレビューと評価について、ダダっとまとめると以下の通り。

※今回レビューをお届けするのは「SOUNDPEATS Clip1(チタンブラック)」です。

SOUNDPEATS Clip1 レビューまとめ

SOUNDPEATS Clip1 レビューまとめ

形状:開放型|重さ:片耳約5g|対応コーデック:LDAC/AAC/SBC|電池持ち:ケース込み最大40時間|DolbyAudio|左右自動識別|防水:IPX5等級

メリット

  • 開放型としてトップクラスの音質。豊かな低音とクリアな中高域を両立
  • メガネやマスクと干渉せず、まるで着けていないかのような軽い装着感
  • 周囲の音を聞きながら音楽を楽しめるので、ランニングなどの用途にも最適
  • Dolby Audio対応で、音楽用/映画用の2モードを使い分けられる(ダイナミックEQ併用でさらに迫力アップ)
  • Dolby Audio・ダイナミックEQ・マルチポイント接続は併用可能

デメリット

  • LDACとDolby Audio・マルチポイント接続は併用不可
  • LDACやDolby Audioなどモードを切り替えるたびに、毎回デバイスの再接続が必要
  • Dolby Audio映画用モードは高域が早めにロールオフし、単体だと低音が物足りなく感じやすい(ダイナミックEQ併用推奨)
  • 開放型のため音量を上げすぎると音漏れしやすい
  • ANC非搭載。開放型なので構造上当然ではあるものの、周囲の音を遮断したい人には不向き
音質
機能
装着感
デザイン
コスパ
総合評価

※レビューの評価基準についてはこちら

結論として、筆者がこれまで試した開放型イヤホンの中でも、SOUNDPEATS Clip1の音質はトップクラス。全体的に高水準にまとまった開放型イヤホンかなと。

  • 音質:LDAC対応。低音は豊かに響き、中〜高音域までクリア。分離感も良く、ボーカルのコーラスまで繊細に聴き取れる
  • 装着感:まるで何もつけていないかのように軽い。メガネを掛けたままでも違和感ゼロ
  • 用途:周囲の音を聞きながら音楽を楽しめるので、ランニング用にも最適
  • Dolby Audio:音楽用は広がりのあるサウンド、映画用は立体感と残響が抜群(ただし低音はやや物足りない)
  • 気になる点:LDACとDolby Audioなど音質モードの切り替え時に、毎回デバイスの再接続が必要になる

以下、それぞれ詳しく書いていこうかと思いますが、公式スペックは以下の通りなので参考にどうぞ。

SOUNDPEATS Clip1のスペックまとめ
価格9,980円(税込)
Bluetooth5.4
対応コーデックLDAC / AAC / SBC
(ハイレゾワイヤレス認証取得)
ドライバー12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー
音響機能Dolby Audio(音楽/ムービーの2モード)
AutoSense™左右自動識別
装着検知による自動再生・一時停止
連続再生時間イヤホン単体:約8時間
ケース併用:最大40時間
(LDAC再生時は単体約4時間)
急速充電10分充電で約2時間再生
防水規格IPX5
本体サイズ71.5×49×35mm(ケース込み)
重量約5g(イヤホン片側)
約55.5g(ケース+イヤホン両側)
バッテリー容量ケース450mAh
イヤホン45mAh×2
カラーダークグレー
チタンブラック
ベージュ

イヤーカフ型の軽量な点に加え、開放型では珍しくLDACとDolby Audioの両方に対応しているのが特徴。

ただし、LDAC接続時はDolby Audioとの併用ができず、マルチポイント接続も使用できない仕様になっている点は注意が必要かなと。

Dolby Audio・ダイナミックEQ・マルチポイント接続の3つは、LDACを使わなければ併用可能です。

装着感:メガネ・マスクとも干渉しない、まるで着けていないかのような軽さ

SOUNDPEATS Clip1を耳に装着した状態 正しい装着方法

SOUNDPEATSの開放型イヤホンはこれまで何度も試しているので、ある意味”信頼”もありますが、Clip1の装着感についても「さすが」の一言。

イヤーカフ型らしく耳を挟むようにして装着するのですが、まるで何もつけていないかのように軽く感じます。

特に快適なのはメガネを掛けたままでも全く違和感なく装着できる点。

SOUNDPEATS Clip1のイヤホン本体のデザイン
SOUNDPEATS Clip1 イヤホンのスピーカー部分

耳掛け型のイヤホンだとメガネのツルと干渉して耳の上が痛くなることがありますが、Clip1はそうした干渉が一切ありませんでした。

マスクとの相性も良く、日常的にメガネやマスクを着用する人にとっては、地味に大きなメリットになると思います。

また、開放型なので周囲の音を聞きながら音楽を聴けるのも魅力。装着したまま会話もできますし、車の接近や周囲の状況にも気づきやすいので、ランニング用としても最適だと感じました。

筆者はもっぱら夜に生音でギターを弾くときや、ランニング・ウォーキングで使用してます。

音質:開放型でもここまでできるのかと驚いたクリアさ

SOUNDPEATS Clip1 イヤホン本体のデザインと見た目がわかりやすい画像

ここからはSOUNDPEATS Clip1の音質についてレビューをお届けです。

デバイスはPixel 9a、視聴したのはいつものプレイリスト。ロスレス音源(96KHz/24bit)、コーデックはLDAC、ダイナミックEQ:OFF、音量は50%程度で視聴した音質の印象をお届けしていきます。

筆者はLDAC接続で試聴しましたが、Clip1は低音がしっかりと豊かに響くのが音質の特徴。開放型は構造上どうしても低音が抜けやすいのですが、その弱点を感じさせなかったのは好印象かなと。

それでいて、中域から高域にかけてもクリアで、音の分離感も良好。ボーカルのコーラスといった繊細な音まで聴き取れるレベルで、筆者がこれまで試した開放型イヤホンの中でも、トップクラスに良い音質だと感じました。

例えば、レッチリのSnow(Hey Oh)はギターのアルペジオがぼやけず、ベースが潰れずにメロディーラインを繋ぎ、ボーカルはしっかり前に出る...といった感じ。(出音のバランスも良いと感じた)

12mmの大口径ドライバーを搭載しているため、LDAC接続時は音の広がりを感じやすいですが、bad guyなどのベースライン強めな楽曲は”やや”ベースとバスドラムのぼやけを感じるかも。

周波数特性から見る音の傾向

SOUNDPEATS Clip1の周波数特性 LDAC接続時
SOUNDPEATS Clip1の周波数特性グラフ

筆者の感想だけだとどうしても主観に寄ってしまうので、今回もLDAC接続時の周波数特性を実際に計測。

グラフを見てみると、Clip1の音の傾向は大きく3つのポイントに分かれます。

  • 低域〜中低域(60Hz〜300Hz付近)
    • なだらかに持ち上がり、150〜200Hz付近でピーク。
    • 開放型は構造上どうしても低音が抜けやすいですが、この帯域がしっかりブーストされているおかげで、筆者が感じた「豊かに響く低音」が実現。
  • 中域(300Hz〜1kHz付近)
    • 細かい山や谷はあるものの、大きくは持ち上がりすぎておらず、低域ほどの主張はありません。
    • ただし、1.3kHz付近にかけて一度ぐっと落ち込むディップがあり、ここがボーカルの近さや音の分離感に影響してそう。
  • 中高域〜高域(2kHz〜4kHz付近)
    • ここで再びなだらかに持ち上がっており、プレゼンス帯域がしっかり出ている。
    • 筆者が感じた「中〜高音域までクリア」「ボーカルのコーラスまで繊細に聴き取れる」という印象は、この帯域の持ち上がりによるところが大きい。

なお、8kHz以降は急激にロールオフしており、超高域の伸び(いわゆる「空気感」)は控えめ。ここは開放型・イヤーカフ型という構造上の制約もありそうですが、日常的な音楽鑑賞では気になるレベルではないかなと。

SOUNDPEATS Clip1の音質の傾向についてまとめると、低域〜中低域をしっかりブーストしつつ、中高域のプレゼンス帯域も持ち上げた、いわゆるドンシャリ寄りのチューニング。

開放型でここまで低音を主張できているのは、Dynamic EQ Proのようなソフトウェア処理も含めて、うまくバランスが取られている...と言えます。良いワイヤレスイヤホン。

Dolby Audio:音楽用は広がり、映画用は臨場感が増す

Clip1はSOUNDPEATS製品として初めて「Dolby Audio」に対応しており、専用アプリから「音楽用」と「映画用」の2つのモードを切り替えられます。

  • 音楽用
    • 低音の豊かさと中高域のクリアさを両立した、広がりのあるサウンド
  • 映画用
    • 映画館で観ているような立体感と残響を感じられ、臨場感のある体験ができる
    • ただし、単体で聴くと低音についてはもう少し欲しいと感じた
  • Dolby Audioは「ダイナミックEQ」と併用可能で、ダイナミックEQ使用時は低音に迫力が出る

筆者もSOUNDPEATS Clip1で「DolbyAudio+映画モード」で”Transformer Bumblebee”を視聴しましたが、抜群の臨場感と迫力。音楽用では、どちらかというと”空間オーディオ”的な特性が強調されるかな?くらいの印象でしたが、映画モードでは段違いの空間表現と高いサラウンドの再限度で楽しめました。

映画・ライブ音源など空間表現を活かしたいコンテンツでは映画用モード、普段の音楽鑑賞では音楽用モードと、コンテンツに応じて使い分けるのが良さそうです。

※Dolby Audioでの再生時は、そのままだと低音が控えめな印象だったので...ダイナミックEQとの併用を推奨。

周波数特性で見る音楽用/映画用モードの違い

SOUNDPEATS Clip1 Dolby Audio 音楽モードの周波数特性
DolbyAudio:音楽
SOUNDPEATS Clip1 Dolby Audio 映画モードの周波数特性
Dolby Audio:映画

Dolby Audioの音楽用モードと映画用モードで、それぞれ周波数特性を計測してみたので、こちらもなる早でおさらいしていきます。

2枚を見比べると、共通点と違いがそれぞれ見えてきますが、まず共通点として150Hz〜700Hz付近にかけて、細かい山と谷が連続する“ギザギザ”とした特性になっている点が挙げられます。

これはLDAC接続時の滑らかなグラフには見られなかった特徴で、Dolby Audioの空間処理(バーチャライザー的な処理)によって生じているものと考えられるかなと。

また、1〜1.5kHz付近には鋭いディップがあり、特に音楽用モードのほうがこのディップがより深く落ち込んでいるのが伝わるかなと。

一方で...違いがはっきり出ているのは高域の伸び方。

音楽用モードは7〜8kHz付近まで比較的なだらかに伸びているのに対し、映画用モードは5kHz付近から急激にロールオフしており、高域のエネルギーが早い段階で失われています。

低域(20Hz〜100Hz付近)の出力自体は、実は映画用モードのほうがやや高めに出ており、単純な帯域ごとの音量で見ると「映画用のほうが低音が弱い」というわけではなさそうかな?というのが筆者の印象。

ただ、映画用モードは高域が早く落ち切ってしまうぶん、全体的に音がこもったような、こじんまりとした印象になりやすく、それが相対的に「低音の物足りなさ」として感じられた一因かもしれません。

中高域の伸びが失われることで、低域の沈み込みが引き立って聴こえにくくなっている...というイメージが近いかも。

この特性差を踏まえると、映画用モードで低音の迫力を補いたい場合に「ダイナミックEQ」を併用するのがおすすめという筆者の体感ともつながる結果になりました。

LDACとDolby Audioは同時に利用できない

なお、公式情報ではLDACとDolby Audioは同時利用できない仕様とされていますが、Dolby Audio・ダイナミックEQ・マルチポイント接続の3つに関しては併用可能

筆者が実際に試した限り、Dolby Audio(映画用モード)とダイナミックEQを併用すると低音に迫力が出たので、Dolby Audioを使うときは、ダイナミックEQも一緒にONにするのがおすすめです。

ちなみに、LDAC接続時もダイナミックEQのスイッチ自体は操作できますが、音質には反映されず、LDAC接続中にダイナミックEQをONにしても効果は出ないので、このあたりは覚えておくと良いかも。

気になった点:モード切り替え時に毎回デバイスの再接続が必要

筆者がSOUNDPEATS Clip1を使っていて感じたデメリットとして、LDACやDolby Audioなど音質関連のモードを切り替えるたびに、毎回デバイスの再起動&再接続が必要になる点があります。

Clip1はDolby Audioが特に優秀だと感じたので、LDACは基本音楽用、映画やアニメ、ドラマの視聴時はDolby Audio...といった感じで気軽に切り替えたいシチュエーションもちらほら。

曲や気分に応じてモードをこまめに切り替えたい人にとっては、この再接続の手間が地味にストレスになるかもです。

SOUNDPEATS Clip1の操作方法について

SOUNDPEATS Clip1のタッチセンサー搭載部

せっかくなので、SOUNDPEATS Clip1の操作方法もユーザーガイドから確認しておきます。

SOUNDPEATS Clip1の操作方法
前の曲へ左側のイヤホンを3回タップ
再生/一時停止/通話の応答/終了左右どちらかのイヤホンを2回タップ
次の曲へ右側のイヤホンを3回タップ

Clip1の主な操作方法は上記の通り。

C30やAir6 HSにあった「1回タップでの音量調整」や「長押しでのモード切り替え」はなく、2回・3回タップのみとシンプルな操作体系になっています。

また、前の曲への再生、ゲームモード、Dolby Audioモード、装着検知、タップ操作の割り当てなどは、専用アプリから変更可能。

なお、タッチ操作はイヤホンを装着している状態でのみ利用できる点にもご注意を。

マルチポイント接続の方法

SOUNDPEATS Clip1でマルチポイント接続する方法は以下の通り。

  1. まずデバイスAとイヤホンをペアリング。ペアリングが成功したら、デバイスAのBluetooth機能をオフにする。
  2. 続いて、ペアリング手順に従ってデバイスBとペアリング。
  3. 最後に、イヤホンとデバイスBの接続を維持したまま、デバイスAのBluetooth機能もオン。
  4. これで2台のスマホやパソコンを同時に接続可能。

1回目に手動で2台のBluetooth機器とペアリングしておけば、2回目以降は自動でBluetooth接続。

ただし、マルチポイント接続時はLDACを利用できない...という点はお忘れなく。

リセットの方法

SOUNDPEATS Clip1をリセット・初期化する方法は以下の通り。

  1. イヤホンを充電ケースに戻し、所定の位置にしっかり収まったことを確認する。
  2. 充電ケースのフタを開いた状態で、充電ケースのボタンを10秒間長押し。
  3. 充電ケースのLEDインジケーターが赤く3回ずつ点滅すれば、リセットは完了。
    • 初期化完了後は、イヤホンが自動的にペアリングモードに入り、充電ケースのインジケーターライトが白く点滅し続ける。

タップ操作だけでなく、うまく接続できないときや動作がおかしいときは、上記のリセット手順をお試しあれ。

国内/海外メディアのレビューでも高評価|ただし音量には注意

Clip1については、国内外のメディアレビューでも軒並み高い評価を得ていまして。

AV Watchのレビューでは、開放型なのにパワフルな低音が出ている点や、耳を挟む力の強さが絶妙で圧迫感なく装着できる点が評価されていましたが、一方で、ボリュームを上げすぎると音漏れが目立ちやすいという指摘もあり、電車内などで使う場合は音量を抑えめにするのが無難かなと。

海外メディアGizmodo(米国版)のレビューでは、3万9,600円の上位モデル(BOSE Ultra Open Earbuds)と比較しても音質面でほぼ遜色ないと評価されており、コストパフォーマンスの高さが強調されていたので、クオリティの高さは折り紙付き。

筆者自身の体感とも近い部分が多く、価格を考えると総合的な満足度はかなり高いモデルだと言えそうです。

SOUNDPEATS Clip1がおすすめな人

ここまでのレビューを踏まえ、筆者が考えるSOUNDPEATS Clip1がおすすめな人は以下の通り。

  • カナル型の圧迫感が苦手で、開放型でもしっかりした音質を求めている人
  • メガネやマスクを着用したまま快適にイヤホンを使いたい人
  • ランニングや通勤、通学など、周囲の音を聞きながら音楽を楽しみたい人
  • 映画やライブ音源をDolby Audioで迫力ある空間表現で楽しみたい人

逆に、音楽用/映画用などでモードをこまめに切り替えて聴きたい人や、ガッツリ密閉されたカナル型のような低音のキレを求める人には、他のモデルも合わせて検討してみるといいかもです。

筆者のおすすめはSOUNDPEATS Air6 HS。詳細は以下の記事で詳しくレビューしているので、こちらもぜひ。

まとめ:開放型の弱点を感じさせない一台

さて、思っていたよりもDolbyAudioが素晴らしくて...語りたいことが多くて、ガチめのレビューになりましたが、SOUNDPEATS Clip1は開放型にありがちな「低音が物足りない」という弱点をほとんど感じさせない、完成度の高いイヤホンでした。

LDACで聴くクリアで豊かなサウンドに加え、Dolby Audio×ダイナミックEQで視聴する大迫力の映画。メガネやマスクと干渉しない装着感は、日常的にメガネをかける人にとって大きな魅力になるはずです。

モード切り替え時の再接続という気になる点はあるものの、それを差し引いても「開放型でここまで音質にこだわりたい人」には、有力な選択肢になる一台だと感じました。

SOUNDPEATS Clip1は筆者が最近試した開放型イヤホンの中でもトップクラスに高音質なワイヤレスイヤホンだと感じたので、少しでも気になる人はこの機会にぜひ。

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SOUNDPEATS Clip1に関するよくある質問|FAQ

iPhoneでもLDACやDolby Audioは使える?

LDACはAndroidなど対応端末専用のコーデックのため、iPhoneではAAC接続がメイン。Dolby Audioについては専用アプリ(PeatsAudio/SOUNDPEATS)から設定するため、対応デバイスであれば利用可能です。

ANC(ノイズキャンセリング)は搭載してる?

残念ながら...非搭載。Clip1は耳を塞がない開放型(イヤーカフ型)のイヤホンで、周囲の音を聞きながら使うことを前提とした設計になっています。

音漏れは気になりますか?

開放型という構造上、音量を上げるほど音漏れしやすくなります。

他メディアのレビューでも、ボリュームを上げすぎると周囲に聴こえるレベルまで音漏れするという指摘があったため、電車内など静かな環境では音量を控えめにするのがおすすめかなと。筆者の感覚では、ボリューム40%程度ならほぼ周囲には聞こえない印象。

防水性能は?お風呂や水泳でも使える?

IPX5は汗や小雨程度の水滴に耐える防沫規格で、水没を前提としたものではない点はご注意を。ランニングや筋トレなどの運動でかく汗くらいなら大丈夫ですが、お風呂や水泳での使用は避けたほうが良さそう。

LDAC/Dolby Audio/ダイナミックEQ/マルチポイントは同時に使える?

Dolby Audio/ダイナミックEQ/マルチポイント接続の3つは併用可能。ただし、LDAC接続時は、Dolby Audioとの併用ができず、マルチポイント接続も使用できません。

また、LDAC接続時はダイナミックEQのスイッチ自体は操作できるものの、音質には反映されなかったので...実質的に無効になると思っておくといいかも。

SOUNDPEATSのおすすめイヤホンについては、以下の記事でダダっとまとめているので...気になる人はこちらもぜひ参考にしてもらえれば。

提供&参照:SOUNDPEATS

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