開放型とは思えない豊かで低音強めな音質。
SOUNDPEATSより、LDAC対応で高音質なオープンイヤー型イヤホン「SOUNDPEATS GoFree2」をご提供頂いたので、実際に使ってみた感想とレビューをお届けです。
※本記事はSOUNDPEATS JAPANより提供いただいたGoFree2を使用したレビューです。提供いただいた製品ではありますが、感じたことは良い点も気になる点もそのまま書いています。
最も大きな特徴は、耳を塞がない開放型でLDAC対応。16.2mmのダイナミックドライバーを搭載するため、周囲の音も聞きつつ、素敵な音質で音楽を楽しむことができます。

SOUNDPEATS GoFree2とは?開放型で高音質なワイヤレスイヤホン

SOUNDPEATS GoFree2は、快適さとCDを超える高音質の両立を実現した"開放型"の耳を塞がないワイヤレスイヤホン。耳を塞がずに周囲の音を聞きながら、音楽を楽しみたい!って人にぴったりな開放型イヤホンです。
早速ですが、筆者のレビューと評価をまとめると以下の通り。

SOUNDPEATS GoFree2 レビュー&評価
開放型でランニングや筋トレに最適なイヤホン。
メリット
- LDAC対応&開放型とは思えない低音豊かで素敵な音質
- 単体9時間の十分な電池持ち
- 自然で軽い装着感
- 優れたコスパ
デメリット
- 開放型なので定位感はぼちぼち
- 耳に掛ける位置次第で音質が大きく変わる
| 音質 | |
| 機能 | |
| 装着感 | |
| 音の解像度 | |
| コスパ | |
| 総合評価 |
※レビューの評価基準についてはこちら。
SOUNDPEATS GoFree2は、片耳9gとものすごく軽量で、耳にあたるイヤーフックは柔らかいシリコン素材を採用しているため、装着感は軽くて快適。
16.2mmのダイナミックドライバーを搭載し、独自設計のラムダ型音響空間2.0と低音補強アルゴリズムで低域が強化されており、しっかり音質にもコミットしてくれてます。
- 耳を塞がない開放型のワイヤレスイヤホン
- 16.2mmのダイナミックドライバーを搭載
- 独自設計のラムダ型音響空間2.0と低音補強アルゴリズムで低域を強化
- 最大2台までのマルチポイント接続
- イヤホン単体で最大9時間、ケース込みで最大35時間の連続再生
- VGP2024で金賞を受賞
- 定価は7,880円
Soundpeats GoFree2の特徴はこんな感じ。低音補強アルゴリズムを搭載している点も重要なポイントです。


パッケージにはSOUNDPEATS GoFree2本体と、充電用のUSB Type-C端子、取扱説明書が付属。








SOUNDPEATS GoFree2は開放型のワイヤレスイヤホンなので、充電ケースは一般的なワイヤレスイヤホンよりも大きめで、サイズは84.4×65.3×28.9mm。重さは約71g。
充電ケースの正面には充電状態を表すLEDインジケーターが搭載し、背面には充電用のUSB Type-C端子を搭載しており、充電ケースは2時間でフル充電。イヤホンは1.5時間で充電可能です。


充電ケースはざらざらとしたマットな質感になっていて、石っぽいテクスチャで高級感マシマシ。


イヤホン本体の質感も充電ケースと統一されていて、タッチパネルを搭載する"SOUNDPEATSロゴ"は鏡面仕上げになっていました。イヤホンの背面には充電するための接点と音を鳴らすためのスピーカー。側面には金属メッシュの通気孔を搭載しています。
開放型イヤホンは耳を塞がず外耳道を開放できるため、耳のトラブルを回避し、周囲の音も自然に聞けるというメリットも。耳に引っ掛けて使う「イヤーカフ型」よりも耳掛け式のほうが安定しているので、GoFree2はよりアクティブに運動する人におすすめです。

SOUNDPEATS GoFree2のスペック・仕様は以下の通り。
| GoFree2のスペック | |
|---|---|
| 名称 | SOUNDPEATS GoFree2 |
| サイズ(イヤホン) | 49.84×38.56×22.24mm 約9g |
| サイズ(ケース) | 84.4×65.3×28.9mm 約71g |
| 形状 | オープンイヤー型 耳掛け |
| ドライバー | 16.2mm ダイナミックドライバー |
| 再生周波数帯域 | 20Hz-40KHz |
| 対応コーデック | AAC/SBC/LDAC |
| 接続 | Bluetooth 5.3 |
| Bluetoothプロファイル | A2DP 1.3、AVRCP 1.6、HFP 1.7、SPP 1.2、GATT |
| バッテリー | 単体:9時間 ケース込み:35時間 |
| その他 | USB Type-C、マルチポイント接続、IPX5等級の防水性能、ENC通話ノイズリダクション、低遅延ゲームモード |
| 価格 | 7,880円 |
GoFree2の操作方法について

SOUNDPEATS GoFree2はイヤホン本体の"SOUNDPEATSロゴ"部分にタッチパネルを搭載しており、タップや長押しで様々な操作をすることができます。
主な操作方法は以下の通り。
| GoFree2の操作方法まとめ | |
|---|---|
| 電源オン | 自動:充電ケースを開く/手動:タッチボタンを約1.5秒長押し |
| 電源オフ | 自動:イヤホンを充電ケースに入れてフタを閉じる/手動:タッチボタンを約10秒長押し |
| 再生/一時停止 | 任意側イヤホンのボタンをダブルタップ |
| 音量を下げる | 左側イヤホンのボタンを1回タップ |
| 音量を上げる | 右側イヤホンのボタンを1回タップする |
| 曲送り | 右側イヤホンのボタンを約1.5秒長押し |
| 曲戻し | 左側イヤホンのボタンを約1.5秒長押し |
| 電話を受ける/切る | 任意側イヤホンのボタンをダブルタップ |
| 受信拒否 | 任意側イヤホンのボタンを約1.5秒長押し |
| 通話切替(通話中) | 任意側イヤホンのボタンを約1.5秒長押し |
| 手動でペアリング | 任意側イヤホンのボタンを約6秒長押し |
| 音声アシスタント | 右側イヤホンのボタンを3回連続でタップ |
| ゲームモードオン/オフ | 左側イヤホンのボタンを3回連続でタップ |
SOUNDPEATS GoFree2のタッチパネルはレスポンスが良くて、操作性も良好。
何かしらの問題が起きた場合、左右のイヤホンを充電ケースにセットした後、一度蓋を閉じて再び開き、左右のイヤホンを同時に10秒間押し続けることで手動でリセットすることもできます。
2台のデバイスをマルチポイント接続する方法

SOUNDPEATS GoFree2は最大で2台のデバイスのマルチポイント接続に対応しているので、iPhoneとiPadの両方で使いたい!ってニーズにも応えてくれます。※SOUNDPEATSアプリで"マルチポイント機能"をONにする必要があるのでご注意を。
マルチポイント接続の方法は以下の通り。
- イヤホンが電源オンの状態でAデバイスとペアリングする
- AデバイスのBluetooth機能をオフにする
- イヤホンペアリングモードに入る
- 次にBデバイスとペアリングする
- Bデバイスとのペアリングが完了した後、AデバイスのBluetooth機能をオンにしてもう1回ペアリングする
マルチポイント接続する方法はほかのSOUNDPEATSイヤホンと同じ。1回目に手動で2台のデバイスとペアリングすると、2回目以降は自動でBluetooth接続してくれます。
ちなみに、マルチポイント接続時は高音質コーデック"LDAC"を利用できなくなるため、音質を重視する場合は単体で接続しておくのがおすすめ。
低音強化で高解像度。SOUNDPEATS GoFree2の音質

ここからはSOUNDPEATS GoFree2の音質や使用感について、実機でじっくり聴きながらレビューをお届けです。
音質を試すために視聴するのはいつものレビュープレイリスト。SOUNDPEATS GoFree2は高音質コーデック"LDAC"に対応するため、コーデック:LDAC、Galaxy Z Flip5の組み合わせで視聴していきます。
SOUNDPEATS GoFree2の音質で特徴的なのは、開放型とは思えない豊かな低域と高い解像度。
低域は、聴いた瞬間にがっつり分かるくらいに独自設計の"ラムダ型音響空間2.0"と低音補強アルゴリズムによる恩恵が効いていて、LDACコーデックの情報量の多さも感じられ、耳の外側で音が鳴るのでどちらかというと、ヘッドホンで聴いている時に近い感覚。それでいて周囲の音までしっかり聞ける"開放感"もメリットかなと。
例えば、ビリー・アイリッシュの"bad guy"はベースが唸るように響く低音が特徴的な楽曲ですが、しっかり低音も際立てせてくれる印象で、ボーカルやコーラス、メロディーラインの音も分離して邪魔せず鳴ってくれます。ボーカルもクリア。
開放型という形状上、音の定位感や解像度はもう一声...といった感じですが、それでも、開放型でこの音質はもう"抜群"という表現がぴったり。楽曲によっては、スネアドラムが前に出すぎて音の輪郭がぼやけたり、2KHz〜4KHzあたりにあるピークが耳に刺さるように感じる人もいるかもですが、このあたりは好みの問題かも。
SOUNDPEATS GoFree2の音質を周波数特性で見る

SOUNDPEATS GoFree2の周波数特性を計測してみた結果が上の画像のとおり。ここでも低音補強アルゴリズムの効果が顕著に出ていて、低音域はググっと盛り上がり、2Khz〜4KHzあたりにピークがあるドンシャリ傾向。
概ね、実際に聴いていて感じる音に近い計測結果でした。一般的なイヤホンの周波数特性では珍しい低音域の上がり方をしてますが、開放型だと低音が軽くなってしまうことを考慮して、しっかりチューニングされた良いイヤホン。ギターソロとかもめっちゃよく際立って聴けます。
※周波数特性の計測で使用している機器や計測方法については"レビューの評価基準について"からどうぞ。
周波数特性とは、入力電圧を一定にした状態で周波数を変化させた時に出力される音圧がどのように変化するかを表したもの。
グラフの見方としては、ざっくり200Hz以下が低音域、200Hz~700Hzが中低音域、700Hz~3KHzが中高音域、3KHz~7KHzが高音域、7KHz以上が超高音域。一般的に人間の可聴帯域(聞き取れる音の範囲)は20Hz~20KHzと言われています。計測結果は環境や機器で異なるため参考程度に。
GoFree2がおすすめな人・おすすめできない人
筆者の考えるSOUNDPEATS GoFree2がおすすめな人、そうでない人は以下の通り。
おすすめな人
- ランニングや筋トレなど、アクティブに運動しながら使いたい人
- 開放型でも豊かな低音を求める人
- LDAC対応で音質にもこだわりたい人
- 複数デバイスをマルチポイントで使い分けたい人
おすすめできない人
- 音の定位感・解像度を最優先したい人(開放型ゆえの限界がある)
- 2KHz〜4KHzあたりのピークが耳に刺さりやすいと感じる人
- より軽量・コンパクトなイヤホンを求める人(イヤーカフ型のCCやClip1のほうが軽量)
まとめ:ランニングや筋トレに最適な開放型イヤホン
SOUNDPEATS GoFree2のデザインを写真で眺めつつ、スペックや機能、特徴をおさらいしつつ、音質を試しつつレビューしてきましたが、担当者さん曰く、過去一か月で1万点以上購入されたらしくて。
SOUNDPEATS GoFree2の音質や装着感はガチ。
開放型とは思えない豊かな低音は聴いていて気持ち良いですし、ずっと着けてられるくらい装着感も軽くて。IPX5等級の防水性能を備えているので、ランニングなんかでもがっつり活躍してくれます。走ったくらいでは外れない安定感が素敵。
SOUNDPEATS GoFree2は"ながら聴き"にもおすすめなイヤホンなので、気になっていた人はこの機会にぜひ。
GoFree2に関するよくある質問|FAQ
マルチポイント接続中でもLDACは使える?
使えません。マルチポイント接続時はLDACが利用できない仕様のため、音質を重視する場合は単体接続がおすすめです。
お風呂や水泳でも使える?
IPX5は汗や小雨程度の水滴に耐える防沫規格で、水没を前提としたものではありません。お風呂や水泳での使用は避けたほうが良さそう。
イヤーカフ型のCCとはどう違いますか?
GoFree2は耳掛け式で装着の安定感に優れ、ランニングなど激しい動きにも強いのが特徴。
CCはイヤーカフ型でよりコンパクト・軽量、メガネとの干渉もありません。運動時の安定感を重視するならGoFree2、携帯性や圧迫感のなさを重視するならCCがおすすめです。
通話品質はどう?
ENC通話ノイズリダクションを搭載しており、日常的な通話用途には十分な品質。


