WH-1000XM5をレビュー。型落ちになったけど明瞭で豊かな音質、ノイキャン性能はガチ【中古2万円後半で買える】

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WH-1000XM5 レビュー 音質とノイキャン

型落ちでも得られる体験と満足度は本物。

2022年5月27日に発売されたSONYの新型ノイキャンヘッドフォン「WH-1000XM5」ですが、僕も発売日に購入。価格は49,500円と高いし、折りたためなくなったデザインも少し気になるし...悩んだ結果購入したのですが、もうめっちゃ良くて。

音質とノイキャンが良すぎた「WH-1000XM5」のレビューをお届けです。

モダンでスタイリッシュなデザインは所有欲も満たしてくれますし、無段階調整になったヘッドバンドと快適になった装着感もGood。操作のレスポンスも良くなっていますが、一方で、やっぱり気になるのは"ケースのでかさ"かも。

新型モデルWH-1000XM6については以下の記事もぜひ参考に。

目次

WH-1000XM5をレビュー|2026年の今買うべきか悩んでいる人への結論

WH-1000XM5のパッケージ。でかい。

WH-1000XM5のレビューに入る前に、「2026年の今、買う価値があるのか?」と気になっている人も多いかと思うので、早速結論から。

中古23,000〜28,000円前後で買えるなら、WH-1000XM5は今でもめちゃくちゃコスパが高い選択肢です。

2026年3月現在の価格帯をダダっと整理するとこんな感じ。

モデル中古相場新品価格
WH-1000XM5約23,000〜28,000円約38,000〜45,000円
WH-1000XM6約40,000〜50,000円59,400円(Sony Store)
AirPods Max(USB-C)約52,000〜70,000円79,800円

2026年3月時点の価格の目安は上記の通り。

2025年5月にWH-1000XM6が発売され、XM5は正式に型落ちになった結果、中古価格がXM6の半分以下まで落ちてきています。(WH-1000XM5の音質と性能がこの価格で手に入るのはガチで強い)

XM5とXM6の差は主に3点で、ノイキャン用チップがQN1→QN3に刷新(処理速度7倍)、ノイキャン用マイクが8個→12個に増加、そして折りたたみ機能が復活したこと。

音質の方向性は大きく変わっておらず「クリアで解像度が高い系」という傾向は引き継がれています。

この差をどう見るかがXM5を買うかXM6を買うかの分岐点になるかも。詳しくは後半の「向いている人・向いていない人」で整理します。

WH-1000XM5 レビュー 音質とノイキャン

WH-1000XM5 レビュー&評価

形状:オーバーイヤー型|ドライバーユニット:30mm|ノイキャン:対応|電池持ち:最大30時間(NC ON時)|対応コーデック:SBC/AAC/LDAC

メリット

  • 最高峰のノイズキャンセリング
  • 自然に聞ける外音取り込みモード
  • 明瞭でフィーリングまで感じられる音質
  • モダンでクールなデザイン
  • 軽くて快適な装着感
  • 型落ちになり、新品&中古の価格が安くなってきた

デメリット

  • 折りたためなくなって取り回しが悪い
  • ケースがでかい
音質
機能
装着感
デザイン
コスパ
総合評価

※レビューの評価基準についてはこちら

WH-1000XM5のレビューと評価をまとめると上記の通り。2026年現在、中古だと約23,000〜28,000円で入手できる...というのが最大の魅力かなと。

優れた音質とノイキャン、モダンでスタイリッシュなデザインは所有欲もばっちり満たしてくれます。

WH-1000XM5の特徴とスペック

SONYのフラグシップノイズキャンセリングヘッドフォン「WH-1000XM5」について、まずはスペックや機能をダダっとおさらいです。

WH-1000XM5の特徴
  • カーボン複合材を使用した30mmドライバーユニット
  • ソニー独自の高音質ノイキャンプロセッサー"QN1"に統合プロセッサー"V1"が組み合わされたことで精度が向上したノイキャン。
  • AIアルゴリズムで精度が向上した通話時のノイズリダクション(風ノイズもさらに低減)
  • ボタンの名称がNC/AMBボタンに変更(操作方法に変わりなし)
  • 最大2台までのマルチポイント接続対応
  • ANCオフ時40時間、ANCオン時30時間の音楽再生時間、3分の充電で3時間使用できる急速充電(USB PD)
  • Bluetooth 5.2
  • コーデックはSBS/AAC/LDAC
  • 360° Reality AudioやDSEE Extreme、Speek to Chatは引き続き対応
  • NFCは非搭載

WH-1000XM5の大きな特徴は、カーボンファイバーコンポジット素材を採用した30mmドライバーユニットを搭載したこと。ソニー独自の高音質ノイキャンプロセッサー「QN1」に統合プロセッサー「V1」が組み合わされたことでノイキャンの精度がさらに向上しました。

一方で、WHシリーズらしい音質はそのままに、Speek to ChatやDSEE Extreme、クイックアテンションモード、最大2台までのマルチポイント接続などの機能は前モデルから踏襲しています。

SONY WH-1000XM5のスペック
重さ250g
ドライバーユニット密閉,ダイナミック型
30mm
カーボンファイバー素材
ネオジウムマグネット
再生周波数帯域4 Hz - 40,000 Hz
インピーダンス(1kHz)48 Ω(有線接続時、POWER ON時)
16 Ω(有線接続時、POWER OFF時)
連続音楽再生最大30時間(ANC:ON)
最大40時間(ANC:OFF)
充電時間フル充電まで3.5時間
3分で3時間再生の急速充電(USB PD)
通信Bluetooth 5.2
最大通信距離:10m
2.4GHz帯
対応Bluetooth
プロファイル
A2DP, AVRCP, HFP, HSP
対応コーデックSBC, AAC, LDAC
付属品ヘッドフォン本体
3.5mmイヤフォンケーブル
USB A to Cケーブル
保証書
スタートガイド
その他コード長さ:1.2m、USB-C
最大2台のマルチポイント接続
Spotify Tap、装着検出

WH-1000XM5のデザイン|スタイリッシュだけど折りたためない

長さ調整は超スムーズ。

WH-1000XM5のデザインは前モデルのWH-1000XM4から大きく変化していて、WHシリーズらしいデザインを引き継ぎつつも全体的にシュッとした感じになっています。

ヘッドバンドも細くなり、丸いステムで繋がったデザインに変更されました。

スライダーは無段階調整になったほか、ヘッドバンドとイヤーパッドには「ソフトフィットレザー」が採用されていますが、重要なデザインの大きな変更点が「折りたためなくなった」こと。

装着時は自分側にハウジングが来るスタイルになっています。(これはXM6で折りたたみが復活したため、XM5特有の弱点でもある)

WH-1000XM5 ギャラリー

ハウジングのタッチパネルで操作は楽ちん

WH-1000XM5 操作方法 イヤーパッド

SONY WH-1000XM5の右側ハウジングにはタッチセンサーコントロールパネルが搭載されていて、タップで再生/停止、スワイプ操作で曲送りや音量調整ができます。

WH-1000XM5の操作方法
再生/停止/応答2回タップ
次の曲へ前にスワイプ
スワイプ前の曲へ後ろにスワイプ
ボリュームアップ上にスワイプ
ボリュームダウン下にスワイプ
ノイキャン/外音取り込み切り替えNC/AMBボタン
ペアリング電源ボタン長押し
音声アシスタント起動/着信拒否長押し
Quick Access(Spotify起動)NC/AMBボタン2回押しまたは3回押し
※アプリで設定可能

WH-1000XM5の操作方法は上記の通り。

WH-1000XM4と比べ、WH-1000XM5はレスポンスが良くなっている印象で、特に、ノイキャンと外音取り込みの切り替えは早くなっているかなと。

自分の声に反応して音楽を停止し、周囲の音を聴きとりやすくする「Speek to Chat」や、右ハウジングを手で覆うことで周囲の音を聴きとりやすくする「クイックアテンションモード」にも対応しているので、とっさに会話したい時などはとても便利。

デメリットはケースが大きくて持ち運びにくいこと

僕がWH-1000XM5で唯一気になったのがこれ。

WH-1000XM5は折りたためないデザインに変更されましたが、それは”慣れ”でどうにかなるとして、ケースが思ったいたよりもデカい。...めっちゃデカい。

WH-1000XM5 大きなケース
ケースの中身 内側

ケース自体はとてもよく出来ていて、質感も良好なのですが、持ち運びにくさは明確なデメリットになってしまっているかなと。

AirPods Maxのケースよりも余裕で大きくて、僕のカメラバッグ(Hakuba製)には全然収まらないので、WH-1000XM5は基本持ち運ぶことはなくなりました。

そうなると...残念ながら使用頻度も減る。

WH-1000XM4と比べてもケースは大幅にサイズアップしており、これはガチで惜しいポイントです。

WH-1000XM5をしっかり保護してくれますし、内部も丁寧に作りこまれているのですが、質感や収納性が高くても持ち運びにくいので...これは良いところを”大きさ”がぶっ壊してて微妙と感じた点。

パッと収納しようとするとヘッドフォンを保護するためのヒダ?的な部分がひっかかるし。(丁寧に入れれば問題ないですが億劫になる)

それともうひとつ。WH-1000XM5のケースは「本体が収納されていない時は畳んで小さくできる」って言われていたので期待してましたが、これもちょこっと薄くなるくらい。

劇的にコンパクトになるわけではないので、持ち運ぶ頻度が減ることに変わりありませんでした。...ほんとに惜しい。

僕はしばらく気づかなかった(有線ケーブルが付属しないと勘違いしてたくらい)のですが、WH-1000XM5はケースの中心部が収納スペースになっており、USB-Cケーブルと3.5mmオーディオケーブルはここに収納可能です。

電池持ちは最大40時間|3分で3時間再生できる急速充電対応

前モデルのWH-1000XM4にはなくて、WH-1000XM5が対応した素敵な機能がUSB PDによる3分で3時間再生できる急速充電

3分の充電で3時間も使用できるようになったのは言うまでもなく便利で、朝の忙しい時間に充電ない!って時も大丈夫です。

WH-1000XM5の電池持ち
ANC:オン30時間
ANC:オフ40時間
急速充電10分で5時間
3分で3時間(USB PD)

WH-1000XM5の電池持ちについては上記の通り。

ANC:ON時の再生時間はWH-1000XM4から変化無しですが、ANC:OFF時の再生時間は2時間伸びました。電池持ちは十分。

WH-1000XM5の音質は明瞭で豊か。低音域も深く響く

ここからはWH-1000XM5の音質についてのレビューをお届けしていこうかと思いますが、僕が感じたWH-1000XM5の音質を簡単にまとめると以下の通り。

WH-1000XM5の音質の特徴
  • ノイキャン性能が格段に向上し、音楽への没入感が高くなった。
  • ボーカルが明瞭になり、空間的な広がりもより感じられるようになった。
  • 比較的フラットな傾向の音質で、高音域の音がよりすっきりした印象。
  • ギターの音やピアノの音、ボーカルの声もクリア。低音域の音は深く、豊かに響く。
  • 対応コーデックはSBC/AAC/LDAC。

前モデルとなる「WH-1000XM4」と比べて全体的に"明瞭で豊かな音"になっていますが、ドライバーユニットが40mm → 30mmと小型化したため、やはり迫力というか、ダイナミックさは若干...ほんの少しだけ控えめになっている印象です。

視聴するのはいつものレビュープレイリスト。SONY WH-1000XM5の音質を試していきます。※デバイスはGalaxy Z Fold3 5Gでコーデックは"LDAC"。DSEE Extreme:ONです。

ヘッドフォンやイヤフォンをレビュー時は、宇多田ヒカルのtravelingとビリーアイリッシュのbad guyは絶対に視聴していますが、travelingはギターのカッティングや後ろで流れるシンセ、コーラスが明確に分離してリアルに感じられますし、bad guyは唸るようなベースの音がくっきりはっきり。それでいてひとつひとつの音をしっかり感じ取ることもできます。

スパークス - This Town Ain't Big Enough for Both of Usでは、ヘビーなディストーションが効いたギターの音がつぶれることなく再現されているほか、迫力のあるベースラインも豊かで明瞭。

前モデルと比べて迫力が控えめになったとはいえ、それはあくまでもWH-1000XM4と比べてというだけで、ダディーヤンキーのLimboのようなラテン・アーバンミュージックも低音をズンズン頭の中で響かせてくれるので、気持ちよく聴くことができるかなと。

どの楽曲でも共通しているのは、しっかりボーカルが前に出ていてひとつひとつの音がお互いを邪魔せず分離しているということ。WH-1000XM5は音の解像感も高い。

前モデルWH-1000XM4とWH-1000XM5の性能や機能の違い、音質の比較については以下の記事も参考にどうぞ。

WH-1000XM5の周波数特性を計測し、音質の傾向を知る

SONY WH-1000XM5の周波数特性
SONY WH-1000XM5の周波数特性

WH-1000XM5の周波数特性を計測しました。

「どんな傾向の音質なのか?」を"見る"ための計測で、周波数特性の測定は環境や機器にも左右されるため、あくまでも客観的なデータの指標としてどうぞ。※周波数測定の計測環境についてはこちら

オーディオサンプルは60秒のスイープ波(96000Hz/24bit)。スイープする周波数は20Hz~40000Hzにしています。

中高音域で落ち込みがありますが、比較的フラット。低音から高音域に向かって全体的に明瞭な音質です。聴き疲れのしない、誰でも心地よく聴ける音といえます。

Tips

周波数特性グラフの見方としては、ざっくり200Hz以下が低音域、200Hz~700Hzが中低音域、700Hz~3KHzが中高音域、3KHz~7KHzが高音域、7KHz以上が超高音域です。200Hz以下が強すぎるとほかの音を邪魔してしまうし、弱すぎるとベースやドラムの音が軽く感じてしまいます。700Hz~3KHzの帯域が適度に目立っていると多くの人が心地よく感じられるかも。

対応コーデック:LDAC対応でハイレゾ相当の音質が楽しめる

WH-1000XM5の対応コーデックはSBC/AAC/LDACで従来から変更無し。WH-1000XM4でナーフされたaptX/aptX HDは引き続き非対応ですが、LDACのほうが音質・遅延ともに優れているため実用上の問題はありません。

※LDACはAndroidのみ対応。2台同時接続機能:ON時はLDACがオフになります。対応BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。

圧倒的静寂のノイキャン性能|外音取り込みも進化

WHシリーズといえばノイキャンですが、WH-1000XM5はさらにレベルアップしています。

左右4つずつ計8つのマイクにより収音精度が飛躍的に向上。比較的高い周波数帯域の日常的なノイズに対するキャンセル性能が上がり、街中でより静寂を感じられるようになりました。空調・PCの動作音・水槽の水の音なども全然聞こえなくなります。

踏切の近くで音楽を聴かずに立ってみましたが、30mも離れれば「めっちゃ遠くで鳴ってるなぁ」くらいまで雑音をシャットアウト。

外音取り込みモードもWH-1000XM4と比べて大幅に進化していて、WH-1000XM4の外音取り込みが「数枚のフィルターを隔てているように曇って聞こえる」感じだったのに対し、XM5はフィルターがものすごく薄くなったイメージです。音楽を聴きながら歩いていても車や人の気配がしっかりわかります。

進化していて、WH-1000XM4の外音取り込みが「数枚のフィルターを隔てているように曇って聞こえる」感じだったのに対し、XM5はフィルターがものすごく薄くなったイメージです。音楽を聴きながら歩いていても車や人の気配がしっかりわかります。

※WH-1000XM6はノイキャン用プロセッサーがQN1→QN3(処理速度7倍以上)に刷新され、マイクも12個に増えているため、XM6のノイキャンはXM5からさらに一段強化されています。

「ノイキャンを限界まで追求したい」という人はWH-1000XM6を選ぶといいかも。

柔らかくて圧迫感の少ない装着感は快適に使えた

WH-1000XM5の装着感はWH-1000XM4から大幅にブラッシュアップ。

新たに採用された「ソフトフィットレザー」が柔らかくてめっちゃ快適です。

イヤーパッドはふわっふわで、高い遮音性があるのに装着感は驚くほど軽い。ヘッドバンドも細くなり、さらに装着感の向上に貢献しています。

重量は約250gと、AirPods Max(約385g)より135g軽く、長時間使用での首・肩への負担は少ないかなと。

(長時間装着すると頭頂部から痛みが出るのは僕も同じで、AirPods Maxのほうが頭頂部の痛みは少ないかもしれないですが、装着感全体のバランスはXM5も十分良いです)

ヘッドバンドも同じソフトフィットレザーが採用されており、こちらはイヤーパッドよりも少しだけ固めで反発力あり。

WH-1000XM5はヘッドバンドは柔軟でめっちゃ柔らかいのですが、グイングインしても全く問題ありませんでした。

開封してすぐは「ステム細いけど大丈夫?」と思ったけど、耐久性も剛性も問題なし。

前モデルと比べて構造は大きく変化しましたが、細くなったヘッドバンドは装着感の向上に貢献しており、付けやすくて装着感も良い...というのはWH-1000XM5のメリットです。(折りたためなくなったのは微妙だけど)

ちなみに、僕はヘッドフォンを長時間装着していると頭頂部から痛みが来るタイプなのですが、いくらかマシになったとはいえ...WH-1000XM5でも長時間付けてると少し痛みが出てきます。

AirPods Maxのほうが頭頂部の痛みは少ないかも。

WH-1000XM5 vs WH-1000XM6|どっちを選ぶべき?

WH-1000XM5 レビュー 音質とノイキャン
WH-1000XM5
WH-1000XM6

さて、新型モデル「WH-1000XM6」との違いについてですが、おそらく、ここが2026年にWH-1000XM5を買う人が一番気になるポイントかなと。

僕はどちらも所有しているため、違いやスペックについてまとめておきます。

-WH-1000XM5WH-1000XM6
チップQN1 + V1QN3(QN1比7倍)
ノイキャン用マイク8個12個
ドライバー30mm カーボンファイバー30mm カーボンファイバー
コーデックSBC・AAC・LDACSBC・AAC・LDAC・LC3
折りたたみ非対応対応(復活)
ケース大きめ・ジッパー式コンパクト・マグネット式
重量約250g約250g
バッテリー(ANC ON)最大30時間最大30時間
中古価格約23,000〜28,000円約40,000〜50,000円
新品価格約38,000〜45,000円59,400円(Sony Store)

XM5とXM6の主な違いは上記の通り。

XM6のほうが優れている点は「ノイキャンの強さ」「折りたたみの利便性」「音質」の3点。

音質の傾向はどちらも「クリアで解像度が高い系」のフラット寄りで、方向性はほぼ同じですが、WH-1000XM6はサウンドエンジニアと共創された独自のチューニングが採用されているため、聴いたらはっきりとわかる明確な違いを感じられます。

(僕は初めてWH-1000XM6でレッチリを聴いた時に笑顔がこぼれた)

WH-1000XM5とWH-1000XM6の価格差は中古で約15,000〜22,000円、新品で約15,000〜20,000円ほど。この差でXM6の追加要素(特にノイキャン強化と折りたたみ)に価値を感じるかどうかが判断軸になります。

WH-1000XM5におすすめな人、そうでない人

このあたりで、筆者が考える「WH-1000XM5」がおすすめな人とおすすめしにくい人についてもダダっとご紹介。

コスパ優先で選ぶなら、WH-1000XM5が最適解ですが、より優れた音質と体験を求めるならWH-1000XM6を選ぶと幸せになれそう。

WH-1000XM5がおすすめな人

WH-1000XMが向いている人
  • コスパ最優先でハイエンドノイキャンを手に入れたい人
    • 中古23,000〜28,000円でこの音質とノイキャン、装着感が手に入るのは、2026年現在でもかなりコスパが高い。
    • 「ノイキャンが良いヘッドホンが欲しいけどXM6は高い」という人には強くおすすめしたい。
  • 持ち運びよりも自宅やオフィスでの使用がメインの人
    • XM5最大の弱点はケースのでかさと折りたたみ非対応。
    • でも、バッグから出し入れする機会が少なく、主に固定の場所で使うのであれば、このデメリットはほぼ問題になりません。
  • ノイキャンの絶対値より音質を重視している人
    • XM5のノイキャンは2026年現在でも十分最高クラス
    • カフェや通勤電車くらいなら十分満足できるレベルで、フライトでのノイキャンを最強にしたいのでなければ、XM5で事足りる場合が多い
  • AndroidユーザーでLDACを活かしたい人
    • LDAC対応で、ハイレゾ相当の音質をワイヤレスで楽しめる
    • AirPods Maxと比べてコーデックの選択肢が豊富なのもメリット

WH-1000XM5をおすすめしにくい人

WH-1000XM5が向かない人
  • 日常的にカバンに入れて持ち運ぶ人
    • 折りたたみ非対応のXM5は、正直毎日持ち運ぶには向いていない。
    • 通勤・通学でバッグに入れて毎日持ち運ぶなら、XM6(折りたたみ復活・コンパクトケース)のほうが快適です。
  • ノイキャン性能を限界まで追求したい人
    • フライトや工事現場など、強力なノイキャンが必要な場面ではXM6が一段上。
    • 「できるだけ静かにしたい」という強いこだわりがあるならXM6がおすすめ。
  • LC3/LE Audioに対応した機器を使っている人
    • XM6はLC3(Bluetooth LE Audio)に対応していますが、XM5は非対応。
    • 最新の音響環境を整えたい場合はXM6を選ぶ理由になるかも。

WH-1000XM5のレビューまとめ|素敵な音質と装着感、ノイキャンを型落ちで安く買える今が買い時

WH-1000XM5 レビュー 音質とノイキャン

語りたいことがありすぎて詰め込んじゃったので、少し長くなってしまいましたが、最後に「SONY WH-1000XM5」の僕のレビューと評価をまとめておきます。

ケースがでかすぎて取り回しが悪いってところ以外は概ね満足のヘッドホンで、音質とノイズキャンセリング、装着感はかなり良い感じ。

AirPods Maxが最強かもって思ってたけど、2万円以上安いWH-1000XM5もタメ張れるくらいに素敵な音質とノイズキャンセリング。フィーリングまで感じられる音質も素敵ですし、装着感もGood。

外音取り込みモードも改善されたほか、ノイキャンは誰もが満足できるさすがの性能です。

何度も言っていますが、気になる点があるとすれば、ケースの大きさと取り回しの悪さくらい。持ち運ぶには少々場所を取りすぎるので、これは明確なデメリットですね。

とはいえ、2026年現在は価格がかなり落ち着いてきていまして。新品でも4万円以下。中古だと状態が良いもので2万円台で購入できるようになってきたので、中古でも良いよって人は良い選択肢になるヘッドホンかもしれません。

「持ち運びも頻繁にする」「ノイキャンを限界まで追求したい」という人はXM6を選ぶのが正解ですが、そうでなければXM5のコスパは圧倒的。

中古で23,000〜28,000円以下で良い状態のものを買えたら、2026年現在でも相当コスパの良い選択肢かなと。3万円以内で良い状態のものが買えたら...あまりにもお買い得すぎる。

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