レビューの評価基準について

iyusuke.net yusuke miyamoto ロゴ 宮本佑介

このページでは、iyTech(iyusuke.jp)で記載しているレビューの評価基準についてまとめておきます。

記事も本数が多くなってくれば何かとごちゃごちゃしがち。レビュー記事もある程度テンプレ化して残しておいたほうが評価がブレないですし、記事の理解度も深まるかと思うので...気になる人は参考にどうぞ。

レビューの評価基準

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iyTechでは、レビューの評価基準として「5段階評価」を採用しています。(理由は点数を付けるよりも『ふわっと』表現できるから)

例えば、イヤホンやヘッドホン、スピーカーは「音質」「装着感」「解像度」「定位感」「コスパ」が主な評価基準となっていて、これまでレビューしてきた製品と経験値を基にそれぞれ星の数で評価を付けています。基準は"4:6(客観的:主観)" くらい。

レビューテンプレートの参考

カジュアルに健康管理するなら最高のデバイス

メリット

  • スマートウォッチとは比べ物にならないほど軽い装着感と付け心地
  • 精度の高いセンサー
  • ほぼ指輪と変わらないサイズ&デザイン
  • シンプルで使いやすいUIのアプリ
  • 抜群に使いやすい睡眠トラッキング
  • 月額不要

デメリット

  • Appleヘルスケアと心拍数の計測データを連携できない
  • 通信距離が短く、スマホと少しでも離れるとデータを同期できないことがある
サイズと軽さ
装着感
トラッキング精度
デザイン
コスパ
総合評価

※レビューの評価基準についてはこちら

僕がレビュー記事で使用する評価テンプレートは上記の通り。レビューする製品によりちょこちょこ変わりますが、大抵は同じ評価基準になるよう製品群で統一。

総合評価は全体的な平均を取って5段階評価しています。

音質の評価が必要な項目では、通称「いつものレビュープレイリスト」を使用しており、再現性の高い環境で192KHz/24bitで視聴。価格が高めな有線イヤフォンやヘッドフォン、スピーカーのレビューではアンプに接続して視聴することが多いです。

評価レートの見方

評価レートの見方は以下の通りです。

評価レートの見方
5文句なし。最強。
4.5とてつもなく優れている。
4すごく優れている
3.5優れている
一般的に"良い"レベル
2.5~3可もなく不可もなく...
2~2.5微妙
1~1.5論外 (もう使わない)

「5」は僕が感動を覚えるレベルで「ガチで良い!」と思ったものにだけ。最低評価の「1~1.5」は今のところ出てません。

周波数特性の測定方法

AirPods Max 周波数特性
AirPods Maxの周波数特性

イヤホンやヘッドフォン、スピーカーのレビューでは客観的なデータとして"周波数特性"を計測しています。

Tips

マイクや機器、設定など、計測している人の環境で変わるため、周波数特性はあくまでも目安としての指標。正確な数値を得るためではなく、どんな傾向の音質なのか客観的に"見る"データとして測定しています。

周波数特性とは、入力電圧を一定にした状態で、信号発生器からの周波数を変化させた時に出力される音圧がどのように変化するかを表したもので、グラフの見方としては、ざっくり200Hz以下が低音域、200Hz~700Hzが中低音域、700Hz~3KHzが中高音域、3KHz~7KHzが高音域、7KHz以上が超高音域。

200Hz以下が強すぎるとほかの音を邪魔してしまうし、弱すぎるとベースやドラムの音が軽く感じてしまうほか、700Hz~3KHzの帯域が適度に目立っているとボーカルの声に艶が出る...といった感じで音質の客観的なデータになります。

周波数特性が分かれば良いので、機材はお手頃な「behringer UMC22」と「behringer ECM8000」。マイクにはさくっと1x4材で自作したダミーヘッドを繋いでます。

UMC22のゲインは最小でマスターボリュームは右方向に45度。

オーディオサンプルは60秒のスイープ波(96000Hz/24bit)でスイープする周波数は20Hz~40000Hz。ソフトは「WaveSpectra」と「WaveGene」を使用しており、ボリュームは平均~ピーク時が-40dB~-20dBあたりになるよう調整しています。

同じ環境を揃え、同じようにセットアップすれば似た測定結果が得られる...はず。