Meta VR Glassesが気になる人も多そう。
- Meta VR Glassesは約100g・5K・価格1,299.99ドル(約20.5万円)で、動画視聴や仕事向けの端末。
- 視野角は水平77度・対角84度と、Quest 3のような没入型VRゲームには不利になりそう。
- VRゲームや没入型VR動画が目的ならQuest 3、「軽さ」と「どこでも大画面」が目的ならVR Glassesが候補になります。
Meta VR Glassesが発表されて、「Quest 3の後継?」「買い替えるべき?」と迷っている人も多いと思うので、改めて簡単におさらいです。
なお、筆者はMeta Quest 3でVRゲームなどを遊んでいますが、Meta VR Glassesは実機に触れていません。この記事はMetaの公式情報や報道をもとにした予測が中心です。
2027年初頭に提供開始予定となっており、公式HPではお知らせを受け取ることもできるのでこちらも要チェック。
Meta VR Glassesの発売日・価格・スペック
Meta VR Glassesは、Metaが「Meta Connect 2026」で発表した重さ約100gという驚異的な軽さを実現したメガネ型の新型VRデバイス。発売は2027年春を予定していまして。
主なスペック・基本情報は以下の通り。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売時期 | 2027年春予定 (日本向け公式ページでは「2027年初頭」) |
| 価格 | 1,299.99ドル(約20.5万円) ※日本価格は未定 |
| 重さ | グラス本体:約100g 外部ユニット:約300g |
| ディスプレイ | micro-OLED 両眼5K Dolby Vision対応 |
| 視野角 | 水平:77度 対角:84度 |
| 操作 | 視線と指先のジェスチャー(コントローラー不要) |
グラス本体にはディスプレイとセンサーだけを載せ、チップセットやバッテリーは外部ユニットに分ける形。
そのおかげで、グラス本体はQuest 3の約5分の1という軽さを実現している...というのがMeta VR Glassesの最大の特徴です。
ポケットに入るパックとケーブルでつなぐ構造なので、持ち運びも楽そうです。
Meta VR Glassesのデメリット|Quest 3と比べて気になる3つのポイント

ここからは、Meta VR Glassesで気になるポイントについて。
デメリット...というほどではないですが、Meta Quest3と比較した場合はいくつか知っておきたい点があります。
① 視野角は水平77度|没入感はQuest 3に及ばなそう
筆者がMeta VR Glassesでいちばん気になっているのが視野角。
Meta VR Glassesは水平77度/対角84度で、Quest 3(水平約110度)と比べるとかなり狭くなっています。
映画を見る分には、視野が狭くても「画面の大きさ」で補えそうですが、VRゲームでは視野の広さがそのまま没入感に直結します。周辺視野まで世界に包まれる感覚は、Quest 3のほうが有利だと考えています。
② 目を覆わない構造で、明るい場所では光が気になりそう
Meta VR Glassesは、サイドが開いたメガネ型。閉塞感が少なかったり、周囲が見えて安心という利点がある一方、明るい部屋や屋外では光が入り込み、映像が見づらくなる可能性があります。
※標準ではライトシェードが付かず、没入感を高めたい人向けに別売りで用意。
つまり、光の入り込みが気になる環境では、追加購入が前提というのは注意が必要かなと。
③ 想定している体験が、Quest 3とは違う

Meta VR GlassesはQuest 3と同じOS(Meta Horizon OS)が動くとのことで、発表会でマーク・ザッカーバーグCEOも話していました。ただ、システムが近く、画質が上がっても、Quest 3とVR Glassesでは目指している体験が違います。
Quest 3は「VRの世界に入り込む」端末、VR Glassesは「軽いグラスで大画面や作業環境を持ち歩く」端末...というのが筆者の印象です。
そのため、VRゲームやVR動画では、画質よりも視野角と没入感の差のほうが大きく効いてくると予想しています。
Meta VR GlassesとQuest 3の違い|用途別の向き不向き
お次はMeta VR Glassesの向き・不向きについて。
| 用途 | Quest 3 | Meta VR Glasses |
|---|---|---|
| VRゲーム | ◎ | △(没入型は不利そう) |
| VR動画(180度など) | ◎ | △(視野角が狭い) |
| 映画・動画のバーチャルシアター | ○ | ◎(軽さと高精細) |
| 仕事・作業(複数画面) | ○ | ◎(最大3画面、仮想キーボード) |
| 長時間の装着 | △ | ◎(約100g) |
| 外出先・移動中 | △ | ○ |
思いつく用途をMeta Quest3とMeta VR Glassesで比較してみると上記の通りなのですが、結構くっきりはっきりしてます。
ゲームは遊べる?「向かない」と決めつけるのは早い
ここまで触れてきたとおり、Meta VR GlassesでのVRゲーム体験はMeta Quest3とは違ったものになりそうだと考えていますが、公式ページを見ると、まったく遊べないわけではなさそうです。
- 発売時点でハンドトラッキング対応のVRゲームが75本以上
- Xbox Cloud Gamingで数百本のゲームをストリーミング
- ゲーム機や携帯ゲーム機をつないで、大画面でプレイ
- 別売りのコントローラーアクセサリを使えば、Quest向けゲームもプレイ可能(報道による)
「没入型のVRゲームをガッツリ遊ぶ」には向かなそうですが、「大画面でゲームを遊ぶ」使い方なら選択肢になりそうかな?というのが筆者の認識と見解。
例えば、Xbox Cloud Gamingにより仮想モニターで遊ぶゲームであれば、視野角の狭さはそこまで気にならないですし、むしろ高画質&繊細な表示が可能になったぶんMeta VR Glassesに分がありそう。
没入型のVRゲームではQuest3の体験のほうが優れている可能性は高いですが、要は使い方次第です。
仕事用途なら期待できる
Meta VR Glassesは仮想空間に最大3画面を表示でき、机の上に仮想キーボードやトラックパッドも出せます。
ハンドジェスチャーが基本で、なおかつ”装着感の軽さ”もあるので、長時間の作業や移動中の作業とは相性が良さそう。
筆者はMeta Quest3で仮想モニターを表示し、仕事をしようとしたこともありましたが...重さや顔の圧迫感が理由で断念した経験があるので、これは明確な進化と言えます。
Quest 3に近い没入体験重視なら|今はQuest 3、待てるならQuest 4
ここまで書いてきたとおり、Meta VR Glassesは軽さと大画面を重視した端末で、Quest 3のような没入型のVR体験とは方向性が違うと筆者は考えています。
「Quest 3のような、視野いっぱいに広がるVRゲームやVR動画を楽しみたい」という人は、VR Glassesよりも「Meta Quest 3」か「Meta Quest 4(未発表&未発売)」のどちらかを検討したほうが良さそうです。
ちなみに、今すぐ遊びたい人は「Meta Quest 3」を選ぶのが最適解。
すでに発売されていて、VRゲームもVR動画もそのまま楽しめますし、筆者もQuest 3でVRゲームなどを遊んでいるので...おすすめするならMeta Quest3。
もうちょっと待てるよって人は「Meta Quest 4」も選択肢になります。
Quest 4は発売が2027年後半〜2028年と見られていて、現在も未発表です。こちらはQuest 3の正統進化とも言えますし...近い没入型の体験を求めるなら後継機として注目しておく価値があります。


Quest 4を待つか、Quest 3を今買うかで迷っている人は、上の2本の記事も参考にしてください。
こんな人におすすめ/おすすめできない人
筆者の主観も大いに含まれていますが、Meta VR Glassesがおすすめな人、そうでない人は以下の通り。
あくまでも公式情報や各メディアの報道をベースとしているため、参考程度にどうぞ。
おすすめな人
- 映画や動画を、ひとりで大画面で見たい人
- 外出先や移動中に、複数画面で作業したい人
- Quest 3は重くて長時間使えなかった人
- 度付きレンズを使って、メガネ感覚で使いたい人
おすすめできない人
- VRゲームや没入型VR動画が主な目的の人
- すでにQuest 3を持っていて、同じ用途で使いたい人
- 明るい場所でも、光を気にせず映像に集中したい人
- 価格を抑えたい人(参考までに、Quest 3Sは59,400円からです)
まとめ|Meta VR Glassesは「動画と作業」向き、没入型VRならQuest 3
Meta VR Glassesは、Quest 3の後継ではなく、「軽さ」と「大画面・作業環境」を重視した別路線の端末だと考えています。
VRゲームや没入型VR動画が目的なら、視野角と没入感の面でQuest 3のほうが向いている一方で、動画視聴や仕事、長時間の装着を重視するなら、VR Glassesは魅力的な選択肢になりそうです。
日本での価格や発売日は未定なので、続報があれば更新します。
Meta VR Glassesのよくある質問|FAQ
Meta VR Glassesの発売日はいつ?
Metaは2027年春と発表しています。日本向け公式ページでは「2027年初頭」と表記されており、日本での正式な発売日は未定。
Meta VR Glassesの価格はいくら?
米国では1,299.99ドル(約20.5万円)です。日本での価格は未定です。
Meta VR GlassesでVRゲームは遊べる?
ハンドトラッキング対応のVRゲームが75本以上、Xbox Cloud Gamingにも対応します。
別売りのコントローラーアクセサリを使えば、Quest向けゲームも遊べるとのこと。ただ、視野角が狭いので、VRゲームの没入感はQuest 3に及ばないと筆者は予想しています。(仮想モニターで遊ぶXbox Cloud Gamingなどは快適に遊べそう)
Meta VR GlassesはQuest 3から買い替えるべき?
VRゲームが中心なら、買い替えは慎重に考えたほうが良さそうかなと。動画視聴や作業が中心で、Quest 3の重さが気になっていた人なら検討する価値があります。
Meta VR Glassesは明るい場所でも使える?
サイドが開いた構造のため、光の入り込みは気になるかも。標準ではライトシェードが付かず、別売りで用意されます。

