「どちらも正解」というのが本音。向いている人が完全に違う。
今回の記事では、PS5とゲーミングPCをどっちを買うか迷っている人向けに、両方を実際に使っているからこそ伝えられる視点で比較していきます。
「PS5を買おうとしたけどゲーミングPCの方がいいのか迷っている」「ゲーミングPCを持っているけどPS5も気になっている」という人はぜひ参考に。
ちなみに、筆者は発売日からPS5を約6年間使いつつ、ハイスペックなゲーミングPCも所持。両方を日常的に使い分けているので、一概にこっち!と言い切るつもりはないですが...ゲームだけが目的ならPS5のコスパが良すぎるのは間違いない。


PC vs PS5の結論|何を優先するか?で答えが変わる

さて、早速PC vs PS5はどっちがいいのか?の結論について。
ゲーミングPCもPS5も”ゲームを遊べる”という点で共通こそしていますが、PCはゲームも仕事もこなせる汎用機。PS5はゲーム専用機という明確な違いがあります。
※この記事では、ゲームも快適に遊べるスペックのものを「ゲーミングPC」と呼んでいます。ゲーミングPCというPCがあるわけではありません。よほど低スペックで無い限り、ゲームを”遊ぶだけ”なら大抵のPCがこなせる。
PCとPS5のどちらが優れている...という話ではなく、何を優先するかで答えが変わるかなと。
| 優先したいこと | 向いている選択肢 |
|---|---|
| 初期費用を抑えたい | PS5 (日本語専用モデルなら55,000円) |
| すぐにゲームを始めたい 設定が面倒 | PS5 |
| 何か問題が起きた時に自分で対処できない | PS5 |
| PS独占タイトルをプレイしたい | PS5 |
| DualSenseの体験を楽しみたい | PS5 |
| 高フレームレート(144fps〜)でプレイしたい | ゲーミングPC |
| FPSや競技ゲームを本気でやりたい | ゲーミングPC |
| ゲーム以外(仕事・動画編集・配信)にも使いたい | ゲーミングPC |
| Steamのタイトルを幅広く遊びたい | ゲーミングPC |
| MODを楽しみたい | ゲーミングPC |
ざっくり「優先したいこと」と「向いている選択肢」をまとめてみると上記の通り。
ひとつずつチェックしていき、自分の用途が集中している方が向いている選択肢です。PS5はゲーム専用機なので、買ってすぐにゲームを遊べる。
PCはその汎用性の高さから様々なソフトや機能があるので、なにかしらのソフトや機能、設定が干渉して問題が発生しやすく、何か問題が起きたときは自分で対象する必要がある...というのも事前に知っておきたいポイント。
価格比較|2026年の現実を知っておこう
お次はPCとPS5の2026年時点のリアルな価格から整理。
PCはスペックで価格が変わるため、あくまでも目安になりますが、PS5とPCの価格差は以下の通り。
| - | PS5 (日本語専用) | PS5 (通常版) | ゲーミングPC (エントリー) | ゲーミングPC (ミドル) |
|---|---|---|---|---|
| 本体価格 | 55,000円 | 97,980円 | 144,980円〜 | 200,000円〜 |
| コントローラー | DualSense付属 | 別途必要 (10,000円前後) | ||
| モニター/テレビ | テレビ流用可 | 別途必要 (20,000円〜) | ||
| オンラインプレイ | PS Plus必要 (月額850円〜) | 基本無料 | ||
2025年後半からのメモリ&SSDの価格高騰の影響で、ゲーミングPCの価格は大きく上昇しています。
かつて存在していた「10万円台のエントリーPC」という選択肢が事実上消滅しており、2026年現在では最低でも145,000円前後からが現実的な入口。
PS5と同等の性能のゲーミングPCを組もうとすると、最低でも15〜20万円は必要になるんじゃないかなと。日本語専用モデルのPS5は55,000円(税込)で購入できるため、ゲーミングPCとの価格差は3〜4倍近くになっています。
PCでゲームをプレイする場合はオンラインプレイ無料
ゲーミングPCはオンラインプレイが基本無料で、しかも、SteamやEpic Games Storeのセールではゲームを格安で揃えられることもあります。
なので、PCは長期的なランニングコストを抑えられる...という点も知っておきたいポイント。
PS Plusのエッセンシャルプランは月額850円(年間10,200円)なので、PS5は5年間で51,000円のランニングコストがかかる計算です。
PS5のメリット・デメリット

PS5とゲーミングPCの価格や違いについてざっくりおさらいしたところで、ここからはPS5のメリット・デメリットについて。
人それぞれメリットと感じるか、デメリットと感じるかは変わるかと思いますが、あくまで客観的に、一般的な認識でまとめていきます。
PS5のメリット
PS5のメリットは以下の通り。
① 初期費用が圧倒的に安い
日本語専用モデルなら55,000円、コントローラー付きで即プレイ可能。ゲーミングPC(最低145,000円〜)と比べると、初期投資の差は大きい。
② 箱から出してすぐ遊べる
PS5は電源を入れてPlayStationアカウントを作れば、数分でゲームを始められます。
ゲーミングPCのようにドライバー設定やOS設定、ゲームクライアントのインストールなど、事前準備の手間がないのが最大の強みであり、比較した場合のメリットになるかも。
(PCに慣れている人には大した手間ではないですが、慣れていない人にはハードルが高く感じる人もいる)
③ DualSenseの体験がPS5専用
ハプティックフィードバックとアダプティブトリガーは、PCで同じコントローラーを使っても多くのタイトルでは機能しません。
一部有線接続のみ対応しているタイトルはありますが、基本非対応。
これはPS5で最適化されたタイトルでしか得られない体験です。
④ PS独占タイトルが遊べる
ゴースト・オブ・ヨーテイ、Marvel's Spider-Man 2など、PS5でしか遊べないタイトルもいくつか存在します。
独占タイトルの多くはいずれPC版が出る傾向がありますが、発売日にプレイできるのはPS5の強み。
PS5のデメリット
お次はPS5のデメリットについて。
① フレームレートの上限が120fps
PS5の最大フレームレートは120fpsで固定されており、かつ120fps対応のタイトルはまだ限られているため、多くのゲームは60fpsでのプレイになります。※画質有線か、パフォーマンス有線か選択する形のゲームが多い。
ゲーミングPCなら144fps、240fps、もしくはそれ以上...という選択肢があり、特にFPSゲームではこの差がゲームプレイの質に直結する。
② オンラインプレイに月額費用がかかる
フレンドとのオンライン対戦や協力プレイにはPS Plusへの加入が必須。※月額850円〜。
フリープレイやゲームカタログのメリットもありますが、「オンラインプレイをするためだけに月額を払う」という構造はゲーミングPCにはないコストになります。
③ ゲーム以外の用途がほぼない
PS5はゲームを快適に遊ぶことに特化したデバイスです。
仕事や動画編集、配信、ブラウジングなど、PCがこなせる用途ではほとんど使えません。ゲーミングPCは仕事にも使えるため、「1台で全部まかなえる」という汎用性の差は大きい。
④ 将来の拡張ができない
ゲームの要求スペックが上がっても、PS5はM.2 SSD増設以外に本体の強化手段がありません。
次世代に移行するには本体買い替え(例:PS6など)になります。ゲーミングPCなら、必要にあわせてCPUやGPU、メモリ、マザーボード、電源などをアップグレードして対応できます。
ゲーミングPCのメリット・デメリット

PS5のメリット/デメリットについておさらいしたところで、ゲーミングPCのメリット・デメリットについても触れておきます。
こちらもあくまでも客観的に、一般的な認識に沿ってメリット・デメリットをご紹介して行こうかと思うので、ぜひ参考にどうぞ。
ゲーミングPCのメリット
ゲーミングPCのメリットは以下の通り。
① 性能の上限がない
PCは予算次第で性能を無限に上げられる点がPS5やPS5 Pro、Xbox Series Xとは明確に異なる点であり、メリット。
性能を上げられるということは...144fps/240fps、4K/高フレームレートの同時実現など、PS5では不可能な映像体験が可能です。
ハイエンドGPUを搭載すれば、PS5 Proを遥かに超えるグラフィック性能を得られますが、そのぶん価格もグッと上がる。※参考までに、現在で最高スペックのPC向けグラボ「Nvidia GeForce RTX5090」の価格は"安くても"60万円超え。
② 遊べるタイトルの幅が圧倒的に広い
ゲーミングPCは遊べるゲームが多い点も魅力。
Steamだけで数万タイトルが存在し、インディーゲームも含めた膨大なライブラリにアクセスできます。PS5では遊べないPCオンリータイトルも多く、セールを活用すれば格安でタイトルを揃えられるのも強み。
③ ゲーム以外にも使える汎用性
ゲーミングPCは”パソコン”なので、仕事・動画編集・配信・ブラウジング・クリエイティブ作業まで、1台でなんでもできます。
「ゲームと仕事を1台で」という使い方ができるのはPCだけ。
最近は小型でハイスペック&ゲームも遊べ「UMPC」が人気ですが、ノートPCやUMPCなどの軽くてハイスペックなPCなら、外に持ち運んでゲームが出来る点もメリット。
④ パーツ交換で長く使える
ゲーミングPCは、性能を変えられないPS5などのコンソールゲーム機と異なり、GPUやメモリを交換することで、数年後もゲームの要求スペックに対応できます。
PS5の「本体買い替え」という出費サイクルとは無縁。部分的なアップグレードで延命できる点は明確なメリット。
⑤ オンラインプレイが基本無料
フォートナイトやApex Legends、CS2など、主要なオンラインゲームの多くがPC環境では月額費用なしで遊べます。
原神やゼンレスゾーンゼロなど、PS5でも遊べるゲームはありますが、PS5でオンライン協力プレイでゲームを遊ぶ場合はPS Plusの加入が必須。
ゲーミングPCのデメリット
お次はゲーミングPCのデメリットについて。
① 初期費用が高い
2026年現在、エントリークラスでも145,000円〜が現実的な入口。
モニターやキーボード、マウスなど、デスク環境を揃えると総額20〜25万円になることも多い。※ゲームを”すごく”快適に遊べるPCの場合、実際の価格は30万円~40万円程度が目安になるかも。
② セットアップに手間がかかる
ゲーミングPCは、OS設定、ドライバーの更新、ゲームクライアントのインストール、設定の最適化など、PS5と比べて最初の準備が多い。
ソフト同士の相性問題もあったりするので、不意にゲームがクラッシュして遊べない...なんてシチュエーションも十分起こりえます。
これはPCに慣れていない人には最初の壁になるかも。
③ DualSenseの体験は得られない
ハプティックフィードバックとアダプティブトリガーの完全な体験は、PS5でしか得られません。
PC向けコントローラーで同様の機能を持つコントローラーもありますが...ゲーム体験は明確に違う。PCでDualSenseを使ったとしても、多くのタイトルでは機能しないか部分的にしか動作しません。
④ PS独占タイトルをすぐには遊べない
PS5独占タイトルはPC版が出るまで(数ヶ月〜数年)プレイできません。
両方持ちの視点|実際の使い分けはどうしてる?

ここからは完全に個人的なお話。
PS5とゲーミングPCを両方所持し、約6年感使い続けている筆者の素直な意見として...ゲーミングPCをメインに使うことが多いのは事実。(任天堂スイッチ2も所持していますが、こっちはもっぱら独占タイトル目当て)
筆者のPCはRadeon RX7900XTX + Rayzen 9700Xの構成で”そもそもの性能が高い”というのもありますが、Steamで購入しているゲームタイトルが多く、種類も豊富。
モンハンワイルズもForza Horizon6もPC版でプレイしていますが、ゲーミングPCの綺麗な画質×高フレームレートは一度慣れると戻れない。
逆に、PS5を使う理由として残っているのは主に2つで、「DualSenseの体験」と「PS独占タイトルを発売日にプレイしたい」という点。(ゲーマーとして持っておきたい、という理由もありますが...地味にPS Portalの存在も大きい)
モンハンワイルズは両機種で遊びましたが、PS5版のDualSense体験はPC版では再現されないので、PS5を手放す理由がないかなと。
ただ、「どっちか1台だけ選ぶ」と言われたら選ぶのは「ゲーミングPC」といった感じ。
PCの高い汎用性、タイトル数、MODの有無、性能の上限という意味で、PCの方がカバー範囲が広い...というのが理由です。
以前はFF7リメイクやデスストランディング、ステラーブレイドなど、筆者好みのPlayStation独占タイトルがありましたが、2026年現在はPC版で遊べます。
ぶっちゃけ、2026年現在「PS独占タイトル」だけだと”PS5を持つ理由”として、筆者の中では弱いですが、これまでPlayStationで購入してきたゲームタイトルもありますし、DualSenseの体験は唯一無二。これから先、どんなゲームがPS5独占で発売されるか分からない...という面から、両方持ちが自分には一番合っているという結論になりました。
筆者の場合、PlayStation5を持つ一番の理由になっていた”FF7リメイクシリーズ”ですが、最新作「FF7リベレーション」がPC版で同日発売ということもあり、これから先、PS5重視でゲーム環境を組む可能性は低い。

状況別おすすめ|迷ったらこのフローで判断するといいかも
- 予算が10万円以下 → PS5(日本語専用モデルは55,000円で買える)
- ゲーミングPCのエントリーは現実的に145,000円〜。予算10万円以下ならPS5一択。
- PS独占タイトルが目当て → PS5
- Ghost of Yōtei、Marvel's Spider-Man 2など、特定のPS独占タイトルをプレイしたいなら迷わずPS5。
- PC版が出るまで待てないなら特に。
- FPSや競技ゲームでガチりたい → ゲーミングPC
- Apex LegendsやCS2、Valorantを本気でプレイするなら、144fps以上のフレームレートとマウス操作が得られるゲーミングPCが向いてる。
- PS5の120fps上限とコントローラー操作では、競技シーンでの優位性に差がある。
- 仕事や配信、動画編集もやりたい → ゲーミングPC
- 1台で全部まかないたいならPCが正解。PS5は仕事には使えません。
- どちらも気になる → 両方持ち
- 予算が許すなら両方持ちが一番後悔がない選択肢。
- PS5(日本語専用55,000円)+ゲーミングPC(エントリー145,000円〜)の組み合わせなら、それぞれの強みを最大限活かせる。
PS5 vs ゲーミングPCに関するよくある質問
- ゲーミングPCがあればPS5は必要ない?
-
「PS独占タイトルをプレイしたいか」「DualSenseの体験を重視するか」によるかなと。多くのPS5タイトルはPC版が後から出るので、待てるなら不要と割り切ることもできます。
筆者の例で言うと、FF7リメイク&リバース、ステラーブレイド、KHシリーズ、ドラゴンズドグマ2、FF16など、今までPS5で遊んでいたゲームはすべてPCで発売済みです。
ただ、発売日にPS独占タイトルを遊びたい、DualSenseの触覚体験を楽しみたいという場合はPS5を持つ価値が”明確に”あるかも。
- PS5の独占タイトルはいずれPCでも遊べる?
-
多くのタイトルは数ヶ月〜数年後にSteam等でPC版がリリースされますが、一部の独占タイトルはPC版が未発表のままのものもあります。「今すぐ遊びたいか」「待てるか」が判断軸。
- ゲーミングPCを買ったらPS5のDualSenseは使える?
-
USB接続またはBluetooth接続でPCでも使えますが、ハプティックフィードバックとアダプティブトリガーが機能するかどうかはゲーム次第。
PS5向けに最適化されたゲームの体験はPC版では完全には再現されないことが多い。
- PS5とゲーミングPCのランニングコストはどちらが高い?
-
PS Plusエッセンシャルプラン(月額850円)を5年間使い続けると、ランニングコストは約51,000円。
ゲーミングPCはオンラインプレイが基本無料ですが、PCはPS5と比べて消費電力が高く、ゲームのソフト代もPS5と同程度かそれ以上かかることもあります。
Steamのセールを活用すればゲームの購入費は節約できますが、一概にどちらが安いとは言いにくい。
PS5は中古のパッケージ版ソフトを漁る...という楽しみもあります。
- PS5を持っていてゲーミングPCを追加で買う価値は?
-
PS独占タイトルを遊びつつ、高画質&高フレームレートのゲームプレイ、仕事や配信にも使いたいなら両方持ちは十分価値がある。筆者もこのパターン。
PS5(日本語専用55,000円)とエントリーゲーミングPCを組み合わせれば、200,000円前後で両方の強みを手に入れられますが...正直ゲーミングPCはスペック次第で”どれくらい快適にゲームを遊べるか?”が決まるので、もう少し予算がかかる可能性が高い。
どちらか一方に絞るより、用途で使い分ける方が満足度が高いかなと。
まとめ|ゲームをするだけならPS5のコスパが最強格

PS5とゲーミングPCをダダっと比較してきましたが、結論をまとめると以下の通り。
- 予算を抑えたい/手軽にゲームを楽しみたい/PS独占タイトルが目当て → PS5
- 高フレームレート/FPS競技/仕事や配信との兼用 → ゲーミングPC
どちらが優れているという話ではなく、自分のプレイスタイルと優先したいことに合わせて選ぶのが正解ですが、ゲームを遊ぶのにコスパが良いのは間違いなくPS5です。
両方気になっているなら、PS5(日本語専用55,000円)から始めてゲーミングPCを後から追加する流れが、後悔が少ないかなと。
現行モデルのPS5の比較は以下からどうぞ。



