オブリビオン リマスターをレビュー。スカイリム世代が遊んだら面白すぎて止まらなくなった(Xbox Game Passで遊べる)

広告・アフィリエイトを含みます。
オブリビオン リマスター レビュー

TES6に備えて、世界観に触れておこう。

オブリビオンリマスターは、グラフィックスエンジンをUnrealEngine5へ移行することで、ビジュアルからゲームシステムまで刷新された「The Elder ScrollsⅣ Oblivion(オブリビオン)」。

僕はスカイリム世代なので、オブリビオンをがっつり遊んだことはなかったのですが、いざ遊び始めてみると...面白すぎて止まらない。

この記事では、Xbox Game Pass版 オブリビオンリマスターについて、ダダっとレビューをお届けしていきます。

オブリビオンリマスターはXbox Game Passに含まれるため、加入している人は今すぐダウンロードして遊べる

\Xbox Game Passなら追加料金なし/

目次
広告

気付いたら150時間プレイ。オブリビオン リマスターは間違いなく名作だった

オブリビオンリマスターは、2006年のGame of the Yearに輝いた名作RPG『The Elder Scrolls IV: Oblivion™』のリマスター版。

Bethesda Game Studiosが誇る、数々の賞を受賞した傑作RPGが美麗グラフィックと進化したビジュアル、洗練されたゲームプレイを引っ提げて復活したわけですが、スカイリム世代の僕がにとって、広大なシロディールの地はすべてが魅力的で。

気づいたらプレイ時間150時間を突破していたくらいにドはまり。

それでもまだまだクエスト残ってるから驚きなのですが、ひとまず、オブリビオンリマスターの特徴をまとめると以下の通り。

オブリビオンリマスターの特徴
  • ゲーム体験はそのままに、グラフィックやゲームシステムを刷新
  • 拡張DLC「シヴァリングアイルズ」と「ナイトオブザナイン」が付属
  • 一定のスキルレベルを上げるとキャラのレベルが上がり、ステ振り
  • メインクエストとサブクエストを含めた膨大なコンテンツ
  • Unreal Engine5への移行で美しいグラフィックと映像表現
  • Creation Kitなど、Modの公式サポートは無い
  • 日本語吹き替えは非対応。※日本語UIや日本語字幕には対応してる。

オリジナルのオブリビオンは、レベリングとキャラ育成がかなり難しい仕様になっていたみたいですが...オブリビオンリマスターはこのあたりもばっちり改善。

UIも大幅に刷新され、スカイリムに近い現代的なHUDやメニュー画面が採用されているほか、オリジナル版ではできなかった”ダッシュ”も追加されています。

最近のゲームに慣れていると、ダッシュできなかったなんて信じられない。

僕のすべてを変えたゲーム「TES5 スカイリム」の前作

TES5 Skyrim

オブリビオンは、高校生の頃の僕のすべてを変えた...といっても過言ではない名作オープンワールドゲーム「TES5 スカイリム(2011年発売)」の前作にあたり、時系列的にもスカイリムの前の時代を描いた物語。※ストーリーにおいては直接的な話の繋がりはないので気にしなくてOK。

僕はスカイリムで初めて「The Elder Scrollsシリーズ」に触れ、Rageやdishonoredを遊び、Falloutシリーズにはまり、Starfieldへ...と言った感じでベセスダゲーが好きになっていったのですが、ベセスダゲーの多くのゲームで共通していることは重要な選択はプレイヤーに委ねられる...ということ。

オブリビオンリマスターでも様々な物語が紡がれる。

ゲームによるものの、複数のエンディングが用意されていることもあれば、プレイヤーの選択で登場する勢力との関わりが変わったり、重要人物のその後が決定付けられたり。

それこそ、プレイヤーの選択次第でNPCや勢力の対応が天と地ほど変わったり...まさにゲームの世界で生きているかのような没入感が得られることかなと。

スカイリムを始めて遊んだ当時の僕には初めて体験する世界で、学校から帰ってきてはPS3を起動して遊んでいた懐かしい思い出。

(今みたいにSNSは普及していなかったので、友達と攻略具合を毎日報告しあってた)

そんな僕でも、2006年に発売された「オブリビオン」は、ゲオの中古800円くらいで売られていたのをちょろっと遊んだだけで、がっつり遊んだことはなかったので、オブリビオンリマスターはまさに待望のリメイク版。

ずっと前にPC版を買ってプレイしようと思ったこともありましたが、さすがに近代的なゲームに慣れているとシステムが古くて馴染めなかったため、オリジナル版オブリビオンのプレイは断念しました。

きっと僕と同じように「スカイリムはドはまりしたけど、オブリビオンは通ってきてない...」って人も多いと思うので、この機会に「オブリビオン リマスター」でシロディールを訪れてみるといいかも。

現代のグラフィックで蘇るシロディールが美しい

オブリビオン リマスターの舞台は、タムリエルの中心に位置する広大な地「シロディール」。

「Unreal Engine 5」により細部に至るまで精密に再現されており、そのリアルなグラフィックは圧巻。

オブリビオンリマスターのギャラリー

息をのむほど美しい森林、古代の遺跡、人々が生活する都市や町。

そしてオブリビオンの領域。

オブリビオン リマスターは、現代のグラフィック技術によって”シロディールの世界”を鮮やかに表現しており、かつてこの地を冒険したプレイヤーも、初めて足を踏み入れるプレイヤーも、その圧倒的な美しさと緻密な世界観には心を奪われるんじゃないかなと。

もうほんとどこを冒険していてもわくわくする。

3Dモデルやアニメーションの大幅な強化に加えて、特に映像表現は目を見張るものがあり、ライティングの表現はさすが最新のゲームエンジン。

レイトレーシングによるリアルなライティング効果は、さらに高い没入感を与えてくれます。

オブリビオンリマスターのギャラリー2

オブリビオン リマスターは敵のグラフィックも超リアル。

人々の表情には”どこぞの宇宙”を冒険した思い出が蘇り...

垂直に近い雪山の登山中には”ノルドの故郷”を冒険した思い出が蘇ったり。

オブリビオン リマスターは、名作のリメイクであり、ベセスダの最も新しいゲームでもあるので、これまでに体験したベセスダゲーの様々な特徴を受け継いでいるのも特徴です。

自分好みの難易度に調整できるから誰でも楽しめる

オブリビオンリマスターは、与えるダメージや受けるダメージなど、細かい難易度調整が可能になっており、さくさくストーリーを進めたい人はやさしめに。

手に汗握る戦いを求める人はゴリゴリのハードに...といった感じで、自分好みの何度に調整できます。

僕は基本ベリーハードでプレイしていたのですが、装備が整わないうちはかなり苦戦。

回復薬も常に足りない状態で戦うことになるため、しっかりガードしつつ、回復して...といった感じで緊張感のある戦いを楽しめました。

装備はもちろん、使える魔法の種類も豊富なので、魔法使いプレイもおすすめです。

戦いに耽る、生活に浸る、ロールプレイに沼る

ウッドエルフの弓使いとしてシロディールを冒険した。

エルダースクロールズシリーズの最大の魅力の一つは、その自由度の高さ

リマスター版オブリビオンでも、その精神はしっかりと受け継がれており、気高き戦士として正義を貫くもよし、影に潜む邪悪な暗殺者として暗躍するもよし。

オブリビオンでは、吸血鬼になると見た目も変わる。

キャラメイクも非常に細かく調整可能になっており、知識を追い求める年老いた魔術師になったり、アルゴニアンの武術化になったり...とにかくロールプレイが捗る。

往年のベセスダゲーと同様に美男美女キャラクターを作るのは若干苦戦するかもですが、それも味。

オブリビオンのバグやグリッチについて

オブリビオン リマスターは、バグやグリッチも含めて、オリジナル版をきっちり継承してます。透明化100%や爆速馬なんかのグリッチも健在なので、適正なゲームバランスで遊びたい場合は”普通に”プレイするのがおすすめ。

ただ、農場巡りの金策などは普通にゲーム内の仕様を活用した有用技なので、どれだけ裏技を活用するか...自分の遊び方に合わせて調整するといいかも。

シンプルで分かりやすい成長要素

スキルレベルを上げればキャラレベルも上がる

オリジナル版のオブリビオンでは、キャラの育成には計画的なスキル上げ...つまり”効率的なレベリング”が必要となり、それがビルドの幅を狭めてしまうため、賛否両論があったようですが、オブリビオンリマスターはこのあたりもきっちり改善。

本作では、あらかじめ用意されたビルド(戦士や鍛冶師など)を選択するか、自分で成長しやすい”メジャースキル”を7つ選び、それ以外を”マイナースキル”として、キャラクターを育成していくのですが、メジャー/マイナー含めてスキルレベルが上がるとキャラクターのレベルが上がり、レベルアップ時に獲得できる”徳ポイント”でステ振りします。

キャラクターのステータス

最終的にはすべてのステータスを上限まで振れるため、ゲームが進めば進むほどビルドの自由度があがります。

オブリビオンのステータスについて

オブリビオンのステータスは、腕力、知力、気力、俊敏性、速度、持久力、魅力、運の8つ。それぞれのステータスに関連する要素や説明を”詳細の表示/非表示”で見れるため、初めての人でも直感的に分かりやすい。

”運”だけは必要ポイントが多く、成長しにくくなっているので...優先的にステ振りするのがおすすめです。

オブリビオンは、自分の思い描くキャラクターになりきり、好きな道を選び、自分のペースで物語を進めることができるので、ガチでロールプレイに沼れる

むしろ、どういうロールプレイで遊ぶか?がキモ。オブリビオンリマスターはUIやUXの刷新により、操作性も洗練されているので、より快適に自分だけのプレイスタイルを追求できます。

メインクエストはもちろんのこと、無数に存在するサイドクエストや探索を通じて、人間臭いキャラクターたちと出会い、彼らの人生や物語に深く関わり、強力な魔法を習得し、デイドラの侵略という壮大な危機からタムリエルを救うための冒険は、まさに壮大。

メインクエストも楽しめた。

オブリビオンリマスターは、メインクエストだけじゃなくて、サブクエも含めたゲームボリュームも折り紙付きです。

スタンダードエディションとデラックスエディションの違い

せっかくなので、「The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered」で用意される「2つのエディション」についても簡単におさらいです。

各エディションの違いは下記の通り。

スタンダードエディションデラックスエディション
ゲーム本編(デジタル)
拡張ストーリー: Shivering Isles、Knights of the Nine
×特別なアカトシュとメエルーンズ・デイゴンの鎧、武器、馬鎧セット(デジタル)のための新しいクエスト
追加ダウンロードコンテンツ:Fighter’s Stronghold、Spell Tomes、Vile Lair、Mehrune’s Razor、The Thieves Den、Wizard’s Tower、The Orrery、Horse Armor Pack
×デジタルアートブック&サウンドトラックアプリ
価格:6,980円価格:7,980円

ゲーム本編と拡張ストーリー、追加DLCが含まれるのはどちらも同じですが、「ゲーム内で使える装備を入手するためのクエスト」や「デジタルアートブック&サウンドトラックアプリ」はデラックスエディションのみ。

Xbox Game Passに含まれるのは「オブリビオンリマスター スタンダードエディション」です。

いずれも対応プラットフォームはXbox Series X|SPS5SteamWindows

Tips

スタンダードエディションを購入した場合でも、ゲーム本編から「デラックスエディションアップグレード」を購入することで「The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered Deluxe Edition」にアップグレード可能。

特別なアカトシュとメエルーンズ・デイゴンの鎧、武器、馬鎧セット(デジタル)のための新しいクエスト、デジタルアートブック & サウンドトラックを入手できます。

オブリビオンリマスターはXbox Game Passに入っているなら1度遊んでみるべきゲーム(スカイリム世代も楽しめる)

ダウンロード容量はPC版で125GB。

さて、オブリビオンリマスターについてダダっとレビューをお届けしてきましたが、最後に僕のレビューと評価をまとめておきます。

スカイリム世代の僕としては...もう最高に楽しめた名作。

オリジナル版のオブリビオンは、さすがにゲームシステムが古く、ややこしいところもあり、馴染めなかったのですが、オブリビオンリマスターはシンプルなUIと分かりやすいゲームシステムですごくプレイしやすい。

スカイリムほどの自由度は無いものの、自由な探索と豊富なクエストは健在で、ビルドの自由度の高さはスカイリムを超えるかなと。カンストしない限り、キャラクターの性能はプレイヤーごとに間違いなく変わるので、自分が求めるプレイスタイルを追求できます。

オブリビオンリマスターの僕のレビューと評価は以下の通り。

オブリビオンリマスター レビュー&評価

間違いなく名作。

良いところ

  • 名作RPG”オブリビオン”を美しいグラフィックで楽しめる
  • 現代に最適化されたUIと映像表現
  • 遊びきれないほど膨大なクエスト
  • プレイスタイルに合わせたビルドを追求できる
  • 遊びごたえのあるメインストーリー

悪いところ

  • スキルは特定の行動(弓なら弓を使うなど)をしないと上がらないため、サクサク強くなりたい人には不向き
  • 武器を作ったり、結婚したり、拠点を飾ったり、スカイリムほど自由ではない
  • 従者はいるけど、スカイリムほど色々できない
  • これまで5回くらいエラーで落ちてる
自由度
育成要素
やりこみ度
ゲームボリューム
安定差
総合評価

※レビューの評価基準についてはこちら

オブリビオンリマスターの僕のレビューと評価をまとめると上記の通り。

スカイリムほど色々と出来るわけではないですが...さすがのエルダースクロールズシリーズらしく、育成要素や冒険の自由度は高い。

オブリビオンリマスターになって、育成要素やUIも含めゲームシステムが刷新されたことで、スカイリム世代の僕も気づけばプレイ時間は150時間を突破。

途中で断念することなく、すぐに馴染むことができたので、RPGファンはもちろん、ベセスダのゲームやエルダースクロールズシリーズに触れたことがない人も遊びやすいんじゃないかなと思います。

「オブリビオンリマスター」は、Xbox Series X|SPS5SteamWindowsで配信中。

Xbox Game Passはオブリビオンリマスターを追加料金なしで遊べるので、遊びたい人はこの機会にぜひ。オープンワールドゲームが好きな人には全力でおすすめできる名作です。

Xbox Game Passについては以下の記事で解説しているので、こちらも参考にしてもらえれば。

読んでほしい記事

シェアして応援よろしくです
目次