発売から2週間。各メディアが「優秀な1080pマシン」と評価。
ValveのSteam Machine(スチームマシン)が2026年6月23日に発売されて、早2週間が経ちました。
各メディアの実機レビューも出揃い、「スペックは?価格は?」という発売前の疑問から、「実際使ってみてどうなの?」「SteamOSで〇〇は動く?」「在庫はある?」という方向に、読者の関心が完全に移ってきています。
筆者はゲーミングPCがあるので購入するつもりはないですが、海外/国内含めて複数メディアのレビューと実ユーザーの声も出揃ってきたので、改めて発売後2週間で判明したSteamOS互換性の実情、パフォーマンス、ユーザーの声をまとめてご紹介します。
Steam Machineの価格は512GBモデルが18万9,980円(税込)〜。「今から買うかどうか迷っている」という人の判断材料になれば。
※2026年7月4日更新:発売後の実機レビュー情報やSteamOS動作状況、ユーザーの声、在庫情報を追記。
\速攻売り切れ。再販待ち/


Steam Machineってなに?コンソールとPCの間に位置するゲーム機

Steam MachineはSteamOSを搭載した小型ゲーム機。PCゲームがコンソール感覚で遊べる立ち位置で、Valveは「Steam Deckの6倍以上の性能」と表現しています。
Steam Machineの特徴をざっくり整理すると以下の通り。
- 6インチ(約15cm)角の立方体デザイン:重さ約2.6kgでコンパクト
- 4K/60fps対応:FSR(FidelityFX Super Resolution)のアップスケーリングで実現
- Steam Controllerとバンドル販売:コントローラー込みのセット販売が基本
- Steam Link、Steam Deck、Steam Frameへのホスト配信に対応
- SteamOS搭載:高速スリープ&レジューム、Proton対応でWindowsゲームも動く
2015年の初代Steam Machineは「Linuxで動くゲームが少なすぎる」という理由で失敗しましたが、今回はProton(プロトン)の成熟によって状況が大きく変わっています。
Steam Deckの普及でProtonがかなり育ってきた恩恵かなと。発売後の各メディアのレビューでも「思っていたより多くのゲームが動く」という評価が多いようです。
Steam Machineのスペックと仕様
Steam Machineのスペックと仕様は以下の通り。
| Steam Machineのスペックまとめ | |
|---|---|
| モデル | 512GBモデル / 2TBモデル |
| バンドル | Steam Controllerとのセット販売(単体も可) |
| CPU | セミカスタム AMD Zen 4(6コア/12スレッド)最大4.8GHz / 30W TDP |
| GPU | セミカスタム AMD RDNA3(28CU)最大2.45GHz / 110W TDP |
| RAM / VRAM | 16GB DDR5 + 8GB GDDR6 VRAM |
| ストレージ | 512GB SSD / 2TB SSD(microSDで拡張可) |
| 映像出力① | DisplayPort 1.4(最大4K@240Hz または8K@60Hz、HDR / FreeSync / デイジーチェーン対応) |
| 映像出力② | HDMI 2.0(最大4K@120Hz、HDR / FreeSync / CEC対応) |
| 前面ポート | 電源ボタン / RGB LEDバー / microSDスロット / USB-A 3.2 Gen1 × 2 |
| 背面ポート | DisplayPort 1.4 / HDMI 2.0 / AC電源コネクター / イーサネット(1Gbps)/ USB-C 10Gbps × 1 / USB-A 2.0 × 2 |
| ネットワーク | イーサネット 1Gbps / Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3 |
| 電源 | 内蔵電源(AC 110〜240V) |
| OS | SteamOS(Archベース) |
| LEDライトバー | RGB LED 17個搭載、カスタマイズ可能 |
Steam Machineは理論上「HDMI 2.1」をサポートしていますが、HDMIフォーラムのオープンソース化拒否により実装できないため非対応。
テレビ接続で4K/120Hzを活かしたい場合はDisplayPortの使用が推奨されます。(テレビにDisplayPortがないケースが多いので、モニター派の方が恩恵を受けやすい)
Steam Machineのラインナップと購入方法【2026年7月現在】

Steam Machineは現在、KOMODO STATIONにて販売中です。
ラインナップと価格(日本/税込)は以下の通り。
| モデル | 価格 |
|---|---|
| 512GB | 18万9,980円 |
| 512GB + Steam Controller | 20万4,980円 |
| 2TB | 24万9,980円 |
| 2TB + Steam Controller | 26万4,980円 |
標準の512GBモデルと2TBモデルはコントローラーが付属しないですが、2TBモデルには交換用フロントパネル2種が付属。
発売直後から在庫切れが続いており、7月4日現在も在庫状況は流動的です。
再販情報はKOMODO公式X(@KOMODO_Games_JP)をフォローしておくと確認しやすいかと思います。なお、現時点で家電量販店などの店頭販売は未定とのこと(KOMODO公式発表より)。
\在庫状況はこちらで確認を/
Steam Machine、PS5、Steam Deckを比較

「どれと比べて何がいいのか?」が気になるところだと思うので、3機種を比較しておきます。
| - | Steam Machine | PS5(通常版) | Steam Deck OLED |
|---|---|---|---|
| カテゴリ | 小型ゲームPC | ゲームコンソール | 携帯ゲームPC |
| CPU | AMD Zen 4(6C/12T、4.8GHz) | AMD Zen 2(8C/16T、3.5GHz) | AMD Zen 2(4C/8T、2.4〜3.5GHz) |
| GPU | AMD RDNA3(28CU、2.45GHz) | AMD RDNA2(36CU、2.23GHz) | AMD RDNA2(8CU、1.0〜1.6GHz) |
| RAM / VRAM | 16GB DDR5 + 8GB GDDR6 | 16GB GDDR6(共有) | 16GB LPDDR5(共有) |
| 最大解像度 | 4K/60fps(FSRあり) | 4K/60fps〜120fps | 1280×800 |
| ゲームライブラリ | Steam(Proton経由でWin対応) | PlayStation専用タイトルあり | Steam |
| 本体価格 | 512GB:18万9,980円〜 | 約79,980円 | 約79,980円〜 |
| 形状 | 据え置き(小型) | 据え置き | 携帯 |
3機種を比較してみると上記の通り。
性能的に、Steam MachineはPS5 Proには及ばないものの、スペック上はPS5(通常版)とかなり近い位置にあるかな?というのが筆者の印象。
GPUアーキテクチャがRDNA3(PS5はRDNA2)なので、アーキテクチャの世代はSteam Machineの方が新しいです。
Steam Deckとの比較だと、処理性能は「6倍以上」という公式の数字通りで差はかなりあるのですが、Steam Deckを持っていて「テレビの大画面でSteamゲームを4Kで遊びたい」という需要には、Steam Machineがはまるかも。
発売後2週間でわかったこと|実使用感・互換性・ユーザーの声
ここからは、発売後2週間で各メディアの実機レビューや実際に入手したユーザーの声から見えてきた実情をダダっと整理していきます。
筆者自身は購入を検討していないですが...興味津々。
SteamOSのゲーム互換性:6〜7割は動く、残りは動作不可か未確認
発売後のレビューで一番注目されたのがゲームの動作状況。
AUTOMATONの1週間使用レビューによると、Steamライブラリのゲームのうち6〜7割はそのまま動作する一方で、残り3〜4割は「動作不可」か「未確認」に分かれるとのこと。
動作しないタイトルとして報告されているものは以下の通り。
| タイトル | 動作状況 |
|---|---|
| Destiny 2 | 動作不可(アンチチート) |
| Call of Duty | 動作不可(アンチチート) |
| Rainbow Six Siege | 動作不可(アンチチート) |
| The Elder Scrolls V: Skyrim SE | 動作不可 |
| Buckshot Roulette | 動作不可 |
| FF7リメイクシリーズ | SteamOS対応 |
| FINAL FANTASY XVI | 動作不可 |
傾向としてはオンラインゲームのアンチチート系が多いですが、スクウェア・エニックスのタイトルでもFF7リメイクシリーズは対応、FINAL FANTASY XVIは非対応と、シングルプレイのタイトルでも動作しないケースがある点は要注意。
「動かないゲームがあるのは仕様」と割り切れるかどうかが、購入判断の一つの軸になりそうですね。
遊びたいゲームは事前にProtonDB(protondb.com)で動作実績を確認しておくと安心ですですが、筆者が愛してやまないTESⅤ Skyrim SEが動かないのは...ツライ。
実際のパフォーマンス:「優秀な1080pマシン」がリアルな評価
発売後のレビューで目立ったのがSteam Machineのパフォーマンスに関する評価。
複数のメディアが共通して指摘しているのは「極めて優秀な1080pマシンであり、公式がアピールする4K/60fpsを出すにはグラフィック設定の調整が必要」という点。
搭載GPUはAMD RX 7600相当(推定)とされており、2026年時点でNVIDIA RTX 2060以上、RTX 3060未満のレンジになります。
FSRを使えば4Kは出せますが、フル設定のネイティブ4Kをサクサク動かすほどの余力はないのが実情のようです。
Valveが「Steamの統計から決めた」と説明しているとおり、Steam全ユーザーの平均スペック相当がこのマシンの立ち位置。
「平均より上のPC持ちには刺さりにくい、Steamゲームをやっていなかった人には刺さりやすい」という整理が一番しっくりくるかなと。
SteamOSのUIと操作感:Steam Deck経験者にはなじみのある体験
SteamOSのBigPictureモードはSteam Deck(2022年版)から引き継いだUIで、Steam Deckを持っている人には「ほぼ同じ」という感覚とのこと。
コントローラーだけで完結する操作感は好評で、「Linuxの知識がないなら手を出すな」という投稿を見かけるが、実際に使ったユーザーからは普通に遊ぶ分には全くLinuxの知識は不要という声が多いようです。
(これは購入を迷っている人にとって安心できる情報)
一方、「多くのタイトル、特にインディゲームは初期設定やコントローラー設定が必須で、この点はコンソールより親切ではない」という指摘もあります。
コンソール(PS5・Switch)と同じ感覚でポンと起動できるわけではないケースがある...という点は覚えておきたいポイントかも。
静音性:概ね高評価
静音設計をウリにしているSteam Machineですが、発売後の実機レポートでも「リビングに置けるレベルの静粛性」という評価が多く、この点は概ね期待通りの仕上がりになっている模様。
一部個体でGPUエラーの報告あり(初期不良に注意)
Redditでは発売直後から、本体正面のLEDインジケーターが赤く光る「死の赤い線」の報告が寄せられています。(Xbox 360の「死の赤いリング(RRoD)」を彷彿とさせるとして話題になっています)
ゲームプレイ中にファームウェアをアップデートしたところ外部出力が不可能になり、GPUエラーを示す赤いLED表示が出たというケースが報告されています。
Steamサポートによると、赤色のLED表示はGPUエラーのほかメモリ・SSDの異常など複数のエラーを意味するとのこと。
現時点では一部個体の初期不良とみられますが、購入直後のファームウェアアップデートには少し慎重に臨んだ方がいいかも。
初期不良が出た場合はSteamサポートに速やかに連絡することが推奨されています。
Steam Machineで実際に何ができるのか

ここからはSteam Machineを買ったら何ができるか、用途別にまとめていきます。
SteamのゲームをテレビでPS5感覚で遊ぶ
これはSteam Machineの一番シンプルな使い方。
SteamOSのBigPictureモードでテレビに映して、Steam Controllerで操作する。コンソール的な体験がそのままできます。
ProtonによってWindowsゲームの多くは動きますが、すべてのゲームが完璧に動くわけではない点は前述の通りなので、「Steam Deck Verified」に相当するチェックをゲームごとに確認しておくと安心です。
Steam DeckやSteam FrameへホストPCとして配信する
次に、Steam MachineをホストPCにして、Steam Deck・Steam Frame・Steam Linkに映像を飛ばす使い方。
自宅でSteam Deckを使っている人なら、Steam Machineを据え置きの本体にしてDeckをディスプレイ代わりにする...という使い方もできます。
静音ゲームPCとして使う
Steam Machineは静音設計で、リビングに置いても動作音が気にならないというのもメリットの1つ。
発売後の各メディアの実機レポートでも「リビングに置けるレベルの静粛性」という評価が多く、この点は概ね期待通りの仕上がりになっている模様。国内メディアの実機レビューでも静音性の評価は高いです。
Steam Machineが向いている人、向いていない人
ここからはSteam Machineが向いている人、そうでない人について。価格も判明して実機レビューも出揃った今、より具体的に判断できるようになっています。
筆者の主観も影響しますが、Steam Machineが向いている人、やめておいたほうがいい人は以下の通り。
Steam Machineが向いている人
- テレビでSteamゲームを大画面で遊びたい人
- PS5と迷っていて、Steamライブラリをすでにたくさん持っている人
- Steam Deckを持っていて、自宅の据え置き環境も整えたい人
- Steam FrameやSteam Linkと組み合わせて、Steamエコシステムで統一したい人
- ゲーミングPCを持っておらず、PCゲームに初めて入りたい人
- コンソール感覚でSteamに入れる入り口として、Steam Machineは良い選択肢になるかも
- シングルプレイのゲームがメインの人(アンチチート問題を受けにくい)
Steam Machineが向いていない人
- PlayStation専用タイトル(スパイダーマン、ゴッド・オブ・ウォーなど)をどうしても遊びたい人
- ゲーミングPCをすでに持っていて、スペックに不満がない人
- RTX 3060以上ならSteam Machine相当かそれ以上のスペックになる
- 「同じ予算で自作PCが組める」と思っている人
- まったくもってその通りなので、組める人は組んだ方がいいのは間違いない
- Destiny 2やCoD、Rainbow Six Siegeなどオンラインゲームがメインの人
- 現時点で動作不可のタイトルが多い
- 4Kネイティブ/フル設定のグラフィックにこだわる人(FSRなしのネイティブ4Kは現実的に難しい)
- インディゲームを多くプレイする予定の人(初期設定やコントローラー設定が必要なタイトルが多い)
- 18万9,980円が高すぎると感じる人。標準モデルにコントローラーは付属しない
Steam MachineのFAQ|よくある質問
- Steam Machineの日本での価格はいくら?
-
2026年6月23日時点の国内価格(税込)は以下の通り。
モデル 価格 512GB 18万9,980円 512GB + Steam Controller 20万4,980円 2TB 24万9,980円 2TB + Steam Controller 26万4,980円 販売はKOMODO STATIONのみです(現時点で家電量販店などの店頭販売は未定)。
- Steam Machineはどこで買える?在庫は?
-
現在はKOMODO STATIONのオンラインストアのみでの販売です。
発売直後から在庫切れが続いているため、最新の在庫状況はKOMODO STATIONのサイトで直接確認するのがおすすめ。再販情報はKOMODO公式X(@KOMODO_Games_JP)でアナウンスされます。
- Steam Machineで動かないゲームはどれ?
-
発売後のレビューで「動作不可」として報告されているタイトルには、Destiny 2・Call of Duty・Rainbow Six Siege・Buckshot Roulette・FINAL FANTASY XVIなどがあります。
アンチチートを採用しているオンラインゲームは動かないケースが多く、同じメーカーのタイトルでも対応・非対応が混在しているため要注意。
事前にProtonDB(protondb.com)で動作実績を確認しておくと安心です。
- Steam Machineで実際に4K/60fpsは出る?
-
FSR(アップスケーリング)を使えば4K/60fpsは可能ですが、フル設定のネイティブ4Kを安定して出すほどの性能はない...というのがリアル。
発売後のレビューでは「極めて優秀な1080pマシン」という評価が多く、1080p〜1440pでのプレイが実態に近いかなと。4K環境を活かしたい場合はFSR前提と考えておくのが現実的です。
- Windowsゲームは動く?
-
多くのタイトルはProton(互換レイヤー)経由で動作。ただし、すべてのゲームが完璧に動くわけではなく、特にオンラインゲームはアンチチート系の対応状況によって動かないタイトルがあります。
遊びたいゲームは事前にProtonDBで動作実績を確認しておくと安心です。
- PS5との違いは何?
-
一番分かりやすい違いは「ゲームライブラリ」と「価格」。
PS5はPlayStation専用タイトル(スパイダーマン、ゴッド・オブ・ウォーなど)を遊べる代わりに、Steamゲームは基本遊べない。
Steam MachineはSteamライブラリ(数万タイトル)にフルアクセスできますが、PS5専用タイトルは非対応です。
価格はPS5(通常版)の約2.4倍なので、Steamへの愛着がない人にはPS5の方が遥かにコスパが良いかと。
- Steam Deckとの違いは?
-
Steam Deckは携帯型で自己完結するゲーム機。Steam Machineは据え置き型でテレビやモニターへの接続が前提です。
性能はValve公式が「Steam Deckの6倍以上」と表現しており、4K/60fps、レイトレーシングに対応しているため、Steam Deckをすでに持っていて「自宅のテレビでも4Kで遊びたい」という人には、相性のいい組み合わせになるかも。
- 4K出力はHDMIとDisplayPortどちらがおすすめですか?
-
DisplayPortが推奨。Steam MachineのHDMI端子はバージョン2.0(最大4K/120Hz)で、HDMI 2.1には対応していない。
DisplayPort 1.4は最大4K/240HzまたはHDRに対応しており、スペックを活かすならこちらの接続が望ましいです。テレビにはDisplayPortがないことが多いので...テレビ接続がメインの人は注意が必要かも。
- Steam Machineの容量は512GBと2TB、どちらを選ぶべき?
-
ゲームのインストール容量を考えると2TBの方が余裕がある...というのは間違いない。
最近のAAAタイトルは1本で100GB超えも珍しくなく、512GBだと10本前後でほぼ埋まる計算です。
microSDによる拡張も可能ですが、速度面ではSSD本体に劣る。長く使うつもりなら2TBを選んでおく方が後悔しにくいかなと。
ただし価格差は約6万円(24万9,980円 vs 18万9,980円)なので、インストールしたいゲームの本数と相談して決めるのが現実的です。
Steam Machineは買うべき?各レビューを踏まえた評価
さて、発売後2週間の情報を踏まえてダダっと整理してみましたが、各メディアのレビューとユーザーの声を見ていると「刺さる人とそうでない人の差がはっきりした製品」という評価に集約されてきている感じがします。
スペックの話をすると「自作すればいいじゃん」は正しい
「18万円出すなら自作PCが組める」という批判がありますが、これは...確かに正しい。
海外のレビューでも「同じ予算ならRTX 5060搭載のBTOゲーミングPC(20万円台前半)が選べる」という指摘が出ていて、純粋なスペックのコスパ論ではSteam Machineが有利とは言いにくいのが現状です。
ただ、これはPS5 Proのときに「同じ値段でゲーミングPCが買える」という批判が出たのと構造がまったく同じかなと。
自作できる人は自作すればいい。Steam Machineはそれができない人向けのハードというのが筆者の認識。
Steam Machineが持つ本当の価値
Steam Machineの価値は、スペックや価格の話だけでは見えてこない...というのも事実。
このハードが意味を持つのは、PCゲームに不慣れな人がコンソール感覚でSteamに入れる入り口になること。そして、Steam Machineのスペックが今後のPCゲームの「基本スペック」として提示されること。
Steam Machineのスペックがベースラインになることで、ゲーム開発者側も「このスペックで動けばOK」という基準ができます。
長期的にはSteamゲームエコシステム全体の底上げにつながるハード...という見方もできるかなと。そう考えると、Project Helixに先駆けてValveがこのタイミングで出した意図も見えてきます。

デメリットを改めて整理すると
一方で、以下のデメリットは発売後の情報でより鮮明になっています。
- FSRありきの4K:フル設定のネイティブ4K性能はPS5 Proより劣る
- ゲームの動作不可タイトルがある:特にオンラインゲームはアンチチートの問題が多い
- PS5の約2.4倍の価格:Steamへの愛着がない人にはコスパが悪い
- HDMI 2.1非対応:テレビ接続での4K/120Hzには制限がある
- 初期不良の報告:一部個体でGPUエラーの事例あり(ファームウェアアップデートは慎重に)
- インディゲームはひと手間必要:コンソールほどポンと起動できないタイトルがある
結論:PCゲームへの入り口としてはアリ
さて、Steam Machineについておさらいしてきましたが、今までSteamを使ったことがなく、PCゲームに初めて入りたい人や、Steamライブラリが大量にあって、テレビの大画面でまとめて遊びたい人、Steam Deckとの組み合わせで据え置き環境を作りたい人 には刺さる製品...というのが筆者の結論と見解。
逆に、ゲーミングPCをすでに持っていてスペックに満足している人、オンラインゲームがメインの人、ゲーミングPCを自作できる人にとって、選ぶ理由が薄い...というのも本音です。
デメリットを理解した上で「それでも欲しい」と思えるかどうかが、このハードとの付き合い方になるかも。
\速攻売り切れ。再販待ち/

Steam Machineが「やめとけ」と言われる理由と知っておきたいデメリットについては以下の記事でまとめているので、気になる人はこちらもぜひ。


