SOUNDPEATS Space Proをレビュー。最大151時間の連続再生で超長持ち。ハイレゾ対応のワイヤレスヘッドホン

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SOUNDPEATS Space Pro レビュー 音質と使用感、おすすめの理由を解説

定価8,980円でこの性能は強い。

SOUNDPEATSより、長い電池持ちと高速な急速充電が特徴の高音質ヘッドホン「SOUNDPEATS Space Pro」をご提供いただいたので、スペックや機能をおさらいしつつレビューをお届け。

3行で要約
  • 最大151時間の”超長い”電池持ちと5分で4時間再生できる急速充電
  • 40mm+10mm同軸デュアルダイナミックドライバー搭載で高音質
  • LDAC対応でハイレゾ音源が再生可能な高コスパヘッドホン

SOUNDPEATS Space Proは、長い電池持ちが特徴のヘッドホンですが、音質にもしっかりコミットしており、40mm+10mm同軸デュアルダイナミックドライバー搭載。

さらにLDAC対応でワイヤレス/有線ともにハイレゾ音源が再生できるのは大きなメリットかなと。定価は8,980円(税込み)。

記事後半ではiyTech専用クーポンも配布しているので、購入を検討している人はぜひご活用を

目次

SOUNDPEATS Space Proをレビュー。長い電池持ちと優れた音質が特徴のワイヤレスヘッドホン

SOUNDPEATS Space Pro デザイン

SOUNDPEATS Space Proは、最大151時間の連続再生と5分で4時間再生できる急速充電に対応するワイヤレスヘッドホン。

SOUNDPEATS Space Pro パッケージ
パッケージ
SOUNDPEATS Space Pro 付属品
付属品

LDAC対応で40mm+10mm同軸デュアルダイナミックドライバーを搭載しているため、音質面でも優れた性能を発揮してくれるのですが、特筆すべきは長い電池持ちと定価8,980(税込)で買えるコスパかなと。

最大990kbpsの高音質コーデック”LDAC”に対応し、有線/無線ともにハイレゾ認証を取得しているため、スマホでもハイレゾ音源を楽しめる...というのも大きなポイントです。

SOUNDPEATS Space Pro 充電ケーブル
付属のケーブル
SOUNDPEATS Space Pro 収納ポーチ
収納ポーチ

パッケージにはヘッドホン本体のほか、充電用のUSB Type-Cケーブル、有線接続用ケーブル、収納ポーチ、取扱説明書が付属。(収納ポーチはスウェード調になっていて、手触りが良い)

SOUNDPEATS Space Proの知っておきたい特徴は以下の通り。

SOUNFPEATS Space Proの主な特徴
  • 40mm+10mm同軸デュアルダイナミックドライバー搭載
    • 低域の重厚感と中高域の繊細さを両立
  • ワイヤレス/有線ともにハイレゾ対応
    • LDAC対応:最大990kbpsの高音質Bluetoothコーデック
  • 有線接続時もハイレゾ対応(付属ケーブル使用)
    • Hi-Res Wireless/Hi-Res Audioダブル認証取得
  • 最大-47dBのアクティブノイズキャンセリング
    • ハイブリッドANC + 密閉型イヤーパッドで強力な遮音性
    • 外音取り込み(パススルー)モード搭載
  • 最大151時間の超長い電池持ち
    • 5分で4時間再生できる急速充電に対応
    • 1日1時間使用なら約5ヶ月充電不要(ANCオフ時)
  • プロテインレザー&メモリーフォームによる優れた装着感
  • 日本最大級のオーディオアワード「VGP2025 SUMMER」で金賞受賞
  • Amazonの定価は8,980円

特に重要なのは「最大151時間の電池持ち」「同軸デュアルダイナミックドライバー」「ハイブリッドANC」の3つ。

この記事では、このあたりにフォーカスしつつSOUNDPEATS Space Proのレビューをお届けしていこうかと思いますが、結論を先に言っちゃうと電池持ちと音質の両立を求める人に超おすすめのヘッドホン。

詳細は後述しますが、価格、音質、ノイキャン、電池持ち...すべてが高水準でまとまってます。

SOUNDPEATS Space Pro ギャラリー

SOUNDPEATS Space Proのカラバリは「ブラック」と「ベージュ」が用意されていて、僕はいつも”黒”を選びがちなので今回はベージュをチョイス。

プラスチックの筐体はマットな仕上げが施されているため、持った時の”軽さ”は感じますが、ぱっと見での印象にチープさを感じることはありませんでした。

SOUNDPEATS Space Pro プロテインレザーのイヤーカフ
イヤーカフ部分は合皮。ちゃんと個性もある。

SOUNDPEATS Space Proのデザインで特徴的なのは、イヤーカフ部分に大きく使用された”プロテインレザー”。

コスパを重視した結果、縫製や縫い目のほつれが目立つヘッドホンも多いですが、SOUNDPEATS Space Proはイヤークッションも含めてきっちりしてます。

SOUNDPEATS Space Proのスペックまとめ
サイズ165.9×195.6×82.7mm
282g
カラーブラック
ベージュ
形状オーバーイヤー型
ワイヤレス
ドライバー40mm+10mm
同軸デュアルダイナミックドライバー
再生周波数帯域20Hz~40KHz
対応コーデックAAC
SBC
LDAC
ハイレゾ認証有線/無線対応
BluetoothチップセットBT8931H
通信Bluetooth 5.4
最大持続時間
※AAC/60%音量/通常モード
最大151時間
充電時間2.5時間
急速充電:5分で4時間再生
ANCノイズキャンセリング最大-47dB
マルチポイント接続最大2台まで対応
アプリPeatsAudio
付属品ヘッドホン本体
Type-Cケーブル
AUXオーディオケーブル
説明書
収納袋
価格8,980円(税込み)

SOUNDPEATS Space Proのスペックをまとめると上記の通り。

充電端子はUSB Type-C。通話用(ENC)ノイズキャンセリングを搭載するため、クリアな音声で通話できるほか、77msの低遅延ゲームモードにも対応。

最大2台までのマルチポイント接続に対応するため、スマホとタブレットで共用できるのはうれしい。

メモリーフォームのイヤークッションは柔らかい装着感

イヤークッションはめっちゃ柔らかい。

SOUNDPEATS Space Proのイヤークッションはプロテインレザーとメモリーフォームが採用されており、装着感はかなり”柔らかめ”。

重さもちょうどいい感じで、ヘッドバンドは若干締め付けが強い気がしますが...これは使っていればもうすこし柔らかくなって改善されそうな雰囲気。2時間程度の使用だと頭頂部が痛くなることはなかったため、SOUNDPEATS Space Proの付け心地は快適と思っていいかなと。

(眼鏡を着用していると、1時間程度で耳の後ろに少しだけ痛みを感じた)

ヘッドバンドのクッションはこんな感じの柔らかさ。

ただ、このヘッドホンはイヤークッションに「合皮(プロテインレザー)」を採用しているため、若干”ムレ”は感じやすいかもしれません。

特に今の時期はまだまだ暑い。エアコンのある部屋ならまだしも、外出時なんかで太陽に照らされると耳周辺が暑くなってくると思います。

ANCオフで最大151時間の電池持ち。旅行のオトモに最適

SOUNDPEATS Space Pro ヘッドホンを折りたたんだ状態
折りたためるので、持ち運びも苦じゃない。

SOUNDPEATS Space Proの電池持ちは、AAC接続/ノイキャンOFF/音量50%で最大151時間。

ノイキャンONでも最大58時間とめっちゃ長持ち。

電池持ちを他社のヘッドホンと比較
SOUNDPEATS Space ProANCオフ:最大151時間
ANCオン:最大58時間
SONY WH-1000XM5
SONY WH-1000XM6
ANCオフ:最大40時間
ANCオン:最大30時間
BOSE QuietComfort UltraANCオン:最大24時間
Anker Soundcore Space OneANCオフ:最大55時間
ANCオン:最大40時間
Apple AirPods MaxANCオン:最大20時間

価格帯や音質、ノイキャン性能ではSONYやBOSEのヘッドホンに敵わないものの...電池持ちの長さはSOUNDPEATS Space Proが圧倒。ざっと比較しても3~5倍くらい長い連続再生時間と持ってます。

すでに僕は届いてから1週間ほど使用していますが、届いて割とすぐに1回充電しただけでバリバリまだ使えているので、これはSOUNDPEATS Space Proの大きな強みであり、メリット。

数日間程度であれば充電無しで長く使えるため、SOUNDPEATS Space Proは旅行や旅のオトモにおすすめです。

毎日数時間使ったとしても,,,月に数回の充電で済むのは強い。

十分実用レベルのノイキャン性能

SOUNDPEATS Space Pro イヤークッションのメモリーフォーム
イヤークッションの遮音性も高い。

SOUNDPEATS Space Proは最大で-47dBのノイズを低減できる「ハイブリッドANC」を搭載しており、ノイキャン性能は価格を考えると十分すぎるほど。

真横で稼働しているエアコンやパソコンのファンの音、2mほど後ろにある水槽の水の流れる音はすぅーっとかき消してくれるため、むしろ普通に実用レベルでした。

外音取り込みモードは人の声を普通に聞けて、音質の劣化も少なく、会話も問題なくできるけど、ちょっと高域が強調されすぎてて違和感はあるかも。(ノイズはかなり抑えられてます)

低音強めでドンシャリ。空間的な広がりを感じられる音質

SOUNDPEATS Space Pro 装着した状態

ここからはSOUNDPEATS Space Proの音質について。

音質に関しては「同軸型 デュアルダイナミックドライバー(40mm+10mm)」がかなりいい仕事をしていて、歪みはかなり少なめ。音の再現性も高く、迫力もあり、定価8,980円という価格を考えると間違いなく価格以上の音質です。

SOUNDPEATS Space Proは聴いていて満足感のある音..って表現がしっくりくる。

レビューのために視聴したプレイリストはいつものプレイリスト。※対応コーデックはSBC、AAC、LDAC。

上述のとおり、SOUNSPEATS Space Pro は低音域の存在感が強めで、ビリーアイリッシュの”bad guy”では、存在感のあるベース音がボヤっとせず、ドラムのキックの迫力も十分。

Lady Gagaの”Bad Romance”のような楽曲も低音がよく効いていて、中音域~高音域にかけて自然。

SOUNDPEATS Space Proは特にボーカルの声がクリアに聴けますが、レッチリの"Snow(Hey Oh)"の印象的なギターのアルペジオでは、ギターのクランチサウンドを再現しきれていなかった印象なので、高音域のディティールは”そこそこ”といった感じかなと。

定位感はぼちぼちとですが、目を閉じて聴くと”ステレオ感”はちゃんと感じられたし、高音域も普通に聴いていて違和感を感じるほどじゃないので、全然高音質で音楽を楽しめると思ってOK。

SOUNDPEATS Space Proは、有線/無線ともにハイレゾ認証を取得しているため、スマホでもハイレゾ音源を楽しめます。

SOUNDPEATS Space Proの音質の傾向を周波数特性で見る

SOUNDPEATS Space Pro 周波数特性
SOUNDPEATS Space Proの周波数特性

SOUNDPEATS Space Proの周波数特性を計測してみると上記の通り。

SOUNDPEATS Space Proの音質の傾向は結構ドンシャリ寄り。周波数特性の波形は耳で聴いた印象に近く、中高音域(2〜3kHz)がちょこっと抑えられているため、全体的に空間的というか...エアリーというか、柔らかい印象の音質になってます。

高音域の「刺さる感じ」も少ないので、いろんなジャンルの楽曲をバランスよく聴けるヘッドホン。

この音質と装着感、ノイキャンで定価8,980円はお得すぎる。

周波数特性について

周波数特性とは、入力電圧を一定にした状態で周波数を変化させた時に出力される音圧がどのように変化するかを表したもの。

グラフの見方としては、ざっくり200Hz以下が低音域、200Hz~700Hzが中低音域、700Hz~3KHzが中高音域、3KHz~7KHzが高音域、7KHz以上が超高音域。一般的に人間の可聴帯域(聞き取れる音の範囲)は20Hz~20KHzと言われています。計測結果は環境や機器で異なるため参考程度に。

物理ボタンで誤操作ゼロ。操作方法もおさらいしとく?

SOUNDPEATS Space Pro 物理ボタン 音量調整と電源ボタン
物理ボタンのレスポンスも良い。

せっかくなので、SOUNDPEATS Space Proの操作方法についてもダダっとおさらい。

タッチ操作ではなく、物理ボタンを採用しているため、誤操作はほぼゼロ。反応も良好です。

SOUNDPEATS Space Proの主な操作方法
電源ON/OFF電源ボタン長押し
音量を上げる+ボタンを1回押す
音量を下げる-ボタンを1回押す
再生/停止
通話の応答
電源ボタンを1回押す
着信拒否電源ボタンを1.5秒長押し
ゲームモード電源ボタンを3回押す
ANCの切り替えANCボタンを押すたびに切り替わる

付属のAUXケーブルでデバイス接続している時もノイズキャンセリングモードに対応していますが、外音取り込みモードは非対応。

SOUNDPEATS Space Proを初期化する方法は、電源ON状態で「+ボタン」と「-ボタン」を同時に10秒長押しです。※LEDが2秒間赤く点滅したらリセット完了。

ペアリングモードの切り替え方法について
  1. 電源オフ状態で電源ボタンを5秒長押しする
  2. ペアリングを知らせる通知音が鳴ってペアリングモードに切り替わる
  3. LEDが赤と青に交互に点滅したタイミングでペアリングが可能になる

Space Proを2台のデバイスとマルチポイント接続する方法

SOUNDPEATS Space Pro アプリの画面
アプリではイコライザも調整可能。

SOUNDPEATS Space Proは最大2台までのデバイスとのマルチポイント接続に対応しています。

あらかじめ「PetasAudioアプリ」で「マルチポイント」をONにする必要があるため、マルチポイント接続を利用する場合はアプリのダウンロード必須。

マルチポイント接続する方法
  1. 「デバイスA」とペアリングする
  2. ペアリングが完了した「デバイスA」のBluetooth機能をオフにする
  3. デバイスBとペアリングし、接続が完了したらそのままにしておく
  4. デバイスAのBluetooth機能をもう一度ONにする

マルチポイント接続の具体的な接続方法は上記の通り。

マルチポイント接続利用時は高音質コーデック「LDAC」が利用できなくなるため、この点はご注意を。

SOUNDPEATS Space ProのFAQ

接続後にノイズが入ったり、音が途切れるんだけど?

周囲にBluetooth機器がたくさんあったり、障害物があったりすると接続が安定しない場合がある。※これはSOUNDPEATS Space Proに限らず多くのBluetooth機器で起こりえる現象。

周囲に強い電波を発する機器がないか、無線LAN親機の近くで使用していないか確認し、それでも改善しない場合は一度リセット&再ペアリングを試すのがおすすめ。

製品保証はある?

SOUNDPEATS Space Proの製品保証は12か月間。

購入後の破損や水漏れは対象外ですが、初期不良による故障に対しては購入日より12か月の製品保証を提供してくれているため、初回起動時に「あれ?なんかおかしくない?」と感じた時はSOUNDPEATS公式ヘルプに問い合わせしてみるといいかも。

レビューまとめ!SOUNDPEATS Space Proは超長い電池持ちと高音質を求める人におすすめしたいヘッドホン

SOUNDPEATS Space Pro 折りたたんだ状態 デザイン

さて、デザインやスペック、機能をおさらいしつつレビューをお届けしてきましたが、最後にSOUNDPEATS Space Proの僕のレビューと評価をまとめておきます。

レビューもかねて、この数日間は様々なジャンルの音楽を聴きましたが、SOUNDPEATS Space Proの音質は結構僕の好みな音。

これくらいのエアリー感がある音質はとても聴きやすいので、いろんな人におすすめできそうです。

SOUNDPEATS Space Pro レビュー 音質と使用感、おすすめの理由を解説

SOUNDPEATS Space Pro レビュー&評価

最大の強みは超長い電池持ち。

メリット

  • 最大151時間の超長い連続再生時間
  • エアリー感のある音質。いろんな人が気持ちよく聴けそうな音質
  • 有線/無線ともにハイレゾ認証取得
  • メモリーフォーム採用で柔らかい装着感
  • LDACやハイレゾ対応、ノイキャンなど、価格を考えるとものすごく多機能

デメリット

  • アプリの利用にアカウントが必要
  • 外音取り込みモードはもう一声欲しい
  • 長時間装着していると”ムレ”を感じる
  • 自動装着検知が無い
音質
機能
装着感
デザイン
コスパ
総合評価

※レビューの評価基準についてはこちら

SOUNDPEATS Space Proの僕のレビューと評価をまとめると上記の通り。

ANCオンで最大151時間、ANCオフで最大58時間の連続再生時間は、移動時やなにかしらの作業時に"充電"を気にせず使えるし、音楽だけじゃなくて、動画や映画も迫力のある音質で楽しめる。

定価8,980円でクーポンを活用したり、セール時に購入すればガチでコスパも良いので、費用対効果も高い。

現状、ハイエンドヘッドホンと比べても電池持ちに関してSOUNDPEATS Space Proは最強クラスなので、電池持ち+音質を求める人におすすめです。

iyTech専用クーポン

iyTech専用クーポン
クーポン
※Amazonで使用可能
SP9SPACEP11
対象製品SOUNDPEATS Space Pro
割引率5%オフ
期間2025/9/30 23:59まで

SOUNDPEATSより、iyTech(iyusuke.jp)専用クーポンをご提供いただいたので、購入時はこちらもぜひご活用を。

クーポンはAmazonで使用可能。商品ページ記載のクーポンと併用可能になっているので、SOUNDPEATS Space Proがさらにお得に購入できます。

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