5千円以下で買えるのに音質も抜群。
デスクにスピーカーを置いて音楽を聴きたいけど、大きくて高価なアンプは置き場所に困る。そんな時にちょうどいい選択肢になってくれるのが「Nobsound NS-01G Pro」 。
アンプ一体型スピーカーもありますが、Nobsound NS-01G Proのメリットは5千円以下で買えて、コンパクトなのに高音質で音楽を聴けること。手のひらサイズなのに最大100Wのパワーを持ち、Bluetooth/USB/AUXの3入力にも対応しているため汎用性も抜群です。
この記事では、Nobsound NS-01G Proの使用感やメリット、デメリットについておさらいしつつ、簡単にレビューしていこうかと思うので、コスパの良い小型アンプ探してる!って人は参考にしてもらえれば。
価格もお手頃なので、初めてのデスクオーディオ環境づくりにもおすすめかも。
Nobsound NS-01G Proをレビュー。デスク用アンプにおすすめな理由は5千円以下でコンパクト。高出力で音質も良い

Nobsound NS-01G Proは、手のひらサイズのボディに最大100Wの出力を備え、Bluetooth/USB/AUXの3種類の入力端子を搭載した2-in-1モデル。
小型&軽量と実用性を両立したコスパの高いアンプなので、なるべくコストをかけず、デスク周りのオーディオ環境を簡単にレベルアップできます。

Nobsound NS-01G Pro レビューまとめ
出力:50W×2(合計100W)|2.0ch|Bluetooth 5.0|多入力対応(USB/AUX)|4-8Ωスピーカー対応|TPA3116チップ|コンパクトデザイン|HiFiサウンド
メリット
- 手のひらサイズの小型ボディで置き場所に困らない
- 50W×2(合計100W)の高出力
- TPA3116チップ搭載でHiFiサウンド。迫力のある高音質が手軽に楽しめる
- 必要最低限のシンプル設計。価格も安い
デメリット
- 入出力の切り替えボタンは無いため、自動で切り替え
- 電源アダプタは安っぽい(ちゃんと動作するから今のところは問題ない)
- USB接続が不安定...な気がする(しょぼいケーブルのせいかも)
| 音質 | |
| 機能 | |
| サイズ感 | |
| 使いやすさ | |
| コスパ | |
| 総合評価 |
※レビューの評価基準についてはこちら。
Nobsound NS-01G Proのレビューと評価をまとめると上記の通り。
Bluetoothレシーバーとパワーアンプを1台でこなしてくれる万能小型アンプなので、スマホやタブレットからワイヤレスで音楽を流せる...というのも大きなメリットの1つ。
音質を重視するのであれば、スピーカーケーブルで接続して使用するのが最適ですが、iPhoneやAndroidスマホ、iPodとBluetoothで繋げば、配線を減らしつつ、スピーカー鳴らせるため、デスク用アンプにもおすすめです。
- Bluetooth 5.0対応
- 最大出力 50W × 2(合計100W)
- USB / AUX / Bluetooth の3入力対応
- バナナプラグでスピーカーと接続しやすい
- 小型で軽量(約154g)
- 5,000円以下で買えるのに高音質なアンプ
Nobsound NS-01G Proの主な特徴は上記の通り。
サイズは幅78mm×高38mmとコンパクトですが、50W×2(合計100W)の高出力に対応しているため、その見た目からは想像できないパワフルなサウンドを鳴らしてくれますよ。




Nobsound NS-01G Proは、必要最低限の機能のみを搭載しているため、デザインもシンプル。
背面にはスピーカーの接続端子と電源アダプタ用端子のみ。前面にはUSB端子とAUX端子、電源スイッチのみ。上面には音量調整が可能な大きめのノブが搭載されています。
ガジェット感もありながら、どんなデスク環境にも馴染んでくれる控えめなデザインも好き。
| Nobsound NS-01G Pro スペック・仕様 | |
|---|---|
| メーカー | Douk Audio |
| 製品タイプ | Bluetoothレシーバー兼パワーアンプ ヘッドフォンアンプ 2-in-1 |
| チップ | TPA3116 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
| 出力 | 50W × 2 (最大100W相当) |
| チャンネル | 2.0ch |
| 対応スピーカー | 5〜8インチ 4〜8Ω 20〜120W |
| オーディオ入力 | Bluetooth USB 3.5mm AUX |
| オーディオ出力 | バナナプラグ端子 |
| 電源 | DC 9V〜24V ※19〜24V推奨 |
| サイズ | 78 × 70 × 38 mm |
| 重量 | 154g |
| 付属品 | NS-01G Pro DC19V 電源アダプター USBケーブル RCAケーブル 3.5mmオーディオケーブル |
| 価格 | Amaon:4,325円 |
Nobsound NS-01G Proの音質は見た目以上にパワフル
さて、ここからはNobsound NS-01G Proの音質についてですが、音質はサイズから想像できない迫力で、なかなかにパワフルなサウンド。
僕がメイン環境で使用している「SONY STR-DH790」と比べると、価格差があり過ぎて...さすがに音の再現性やクリアさ、忠実度では敵わないですが、めちゃめちゃ良い音。
| NS-01G Proが対応するスピーカー | |
|---|---|
| サイズ | 5~8インチ |
| インピーダンス | 4~8Ω |
| 許容入力 | 20~120W |
Nobsound NS-01G Proが対応するスピーカーは上記の通り。
小型スピーカーはもちろん、ブックシェルフスピーカーもしっかり鳴らしてくれますが、適合しないスピーカーを接続すると音質が劣化したり、小さくなったり、過熱や保護回路作動、電源落ちなどが発生する場合があるので、このあたりは注意が必要かもですね。

僕は、「Nobsound NS-01G Pro」と「SONY SS-V90AV(1989年製スピーカー)」を接続して使用していますが、SS-V90AVの豊かな低音もぼやけずによく鳴り、中音~高音域にかけて伸びやかでクリアな音質もしっかり再現してくれていました。
Nobsound NS-01G Proの音質は、見た目以上の音圧と迫力がありますし、そもそも5,000円以下で買える小型アンプであることを考えると...コスパ良すぎ。
ちなみに、Bluetooth接続時は音の情報量が落ち、音質の劣化が気になる人もいるかと思うので、Nobsound NS-01G Proは、AUX接続で使用するのがおすすめです。
小型で、シンプルな構成で使えて、高音質で、どこでも使える小型アンプ。

操作しやすいノブで音量調整も楽々
Nobsound NS-01G Proは、その名に冠するとおりボディ上面に搭載された大きな”ノブ”が特徴。
ノブは動きが滑らかで回しやすくて。使用感は良好。ノブは”押せるボタン”になっており、Bluetooth接続などで使用します。
| Nobsound NS-01G Proの入力系統 | |
|---|---|
| 3.5mm AUX | テレビやゲーム機など幅広く対応 有線なので劣化が少なく、高音質 |
| USB | PCと直接接続して音楽を流せる デスク用で使う場合は良い選択肢になる 有線なので音質の劣化が少ない |
| Bluetooth | スマホやPCとワイヤレスで接続できる 配線が1つ(AUXやUSBケーブル)が減るため、普段使いでは便利 音質の劣化がある |
Bluetooth、USB、AUXの3つの系統の入力に対応するため、汎用性も抜群です。
Nobsound NS-01G ProをBluetooth接続する方法
せっかくなので、Nobsound NS-01G ProとiPhoneやAndroidスマホをBluetoothで接続する方法もダダっとご紹介。
- 電源ONの状態でノブを押す
- インジケーターが青色で点滅し、ペアリングモードに移行する
- 接続するデバイス側で”NS-01G Pro”を選択
- Bluetooth接続完了
- LEDインジケーターが青色で常時点灯する
注意点として、Nobsound NS-01G Proは入出力の切り替えボタン搭載していません。
入出力は”ライン入力(AUX)”が優先になっている為、Bluetooth接続中にAUXに切り替えるとBluetoothの接続が切れてしまいます。

このあたりは価格とのトレードオフで納得するしかないですが、普段からAUXで接続していればノーストレスで使用できます。
バナナプラグは必須級。あわせて購入しておこう

Nobsound NS-01G Proは”バナナプラグ”でスピーカーと接続するため、別途バナナプラグの購入&導入は必須。
※被覆を向いただけの裸線でもNobsound NS-01G Proの端子に接続できますが、音質の劣化を少しでも小さくするならバナナプラグは必須です。バナナプラグは芯線の酸化を防ぎ、保護する役目もある。


バナナプラグの取り付けは簡単で、スピーカーケーブルの被覆を1cmほど剥し、剥き出しの芯線を撚った後、バナナプラグを取り付けましょう。バナナプラグのイモネジを締めれば簡単に固定できます。
(芯線がばらけたり、ちぎれることで起きる”音質の劣化”を防ぐため、はんだ付けしていますが...必須ではありません)

ちなみに、僕はNOSTALSICのバナナプラグを使用してます。スピーカーケーブルはAmazonベーシックの16ゲージ。
どちらもすごく使いやすく、音質も良好。Nobsound NS-01G Proと一緒に購入しておきましょう。
Nobsound NS-01G ProのFAQ
- スピーカーの音が小さい&出ないんだけど?
-
Nobsound NS-01G Proは、5-8インチ/ 4-8Ω/ 20-120Wスピーカーにのみ対応。不一致のスピーカーを使用すると、音が悪くなったり、過熱および過負荷保護が発生し、遅延や不意のシャットダウン、さらには損傷を引き起こす可能性があるのでご注意を。
- Bluetooth接続時に1-2秒の無音が発生する
-
Bluetoothで接続し、再生する時に1-2秒ぐらいの無音がある場合はパワー不足の可能性があるかも。19v~24vの電源アダプターで改善されるかもなので、お試しあれ。
- 入出力の切り替えが手動で切り替えられないんだけど?
-
記事内でも触れていますが、Nobsound NS-01G Proの入出力の切り替えは自動のみ。入出力は”ライン入力”が優先になっている為、Bluetooth接続中にAUXに切り替えるとBluetoothの接続が切れてしまいます。このあたりは価格とのトレードオフ。
安くて高音質な小型アンプを探してるならNobsound NS-01G Proがおすすめ
さて、50W×2(合計100W)でパワフル&高音質な小型アンプ「Nobsound NS-01G Pro」のレビューをお届けしてきましたが、音質に関してはガチで良い。
コンパクトな見た目と5千円以下という価格からは考えられないくらいパワフルで、明瞭な音質で音楽を流してくれます。
- デスク周りのオーディオ環境を手軽に作りたい
- 小型でもしっかり鳴るアンプがほしい
- スマホからBluetoothで音楽を飛ばしたい
- 音質重視ならAUX接続がおすすめ
- コスパの良いミニアンプを探している
- PCやテレビとスピーカーをつないで音質を上げたい
Nobsound NS-01G Proがおすすめできるかな?と思う人はこんな感じ。
コンパクト/高出力/他入力/低価格の4拍子が揃った小型アンプ。手のひらサイズながら、デスク用スピーカーをしっかり鳴らせるパワーもあり、Bluetoothで気軽に音楽を楽しめるのも大きな魅力です。
初めてのデスクオーディオ環境づくりにも、既存のスピーカーを活かしたい人にもおすすめできる一台かと思うので、少しでも気になった人はこの機会にぜひ。





