性能と画質はガチで強化されてる。
2025年6月5日に発売され、現在はマイニンテンドーストアで招待販売が行われている「任天堂スイッチ2」ですが、現在は招待販売が主流で手に入りにくいものの...旧型スイッチから買い替えようか悩んでいる人も多いのでは?
先日、任天堂スイッチ2の具体的なレビューをお届けしましたが、この記事では、任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチ(有機ELモデル)を実機で比較しつつ、性能差や画質、ゲーム体験の違いをお届けです。
任天堂スイッチ2を買うべきかどうか悩んでる...って人は以下の記事も参考にしてもらえれば。


任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチの画質や性能、使用感の違いを実機で比較

任天堂スイッチ2は、主に映像出力(解像度やフレームレート)が強化された任天堂の次世代ゲーム機。
TVモードでは最大4k/60fps、1440pまたは1080pでは最大120fpsのリフレッシュレートに対応するほか、携帯モード時は1080p/120Hzの可変リフレッシュレートに対応していまして。
可変リフレッシュレートとは、GPUの出力フレームレートに合わせて画面のリフレッシュレート(更新頻度)を調整する技術のこと。画面のティアリング(ちらつき)やスタッタリング(カクつき)を防ぎ、滑らかで安定した映像表示を実現できます。
旧型任天堂スイッチと比べると、任天堂スイッチ2のゲーム体験はTVモード/携帯モードともに別格の性能になりました。








任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチ(有機ELモデル)のデザインをダダっと比較してみると上画像の通り。
本体の厚みは同じですが、ジョイコン、充電ドックも含め、サイズ感はかなり違うことが分かるかなと。※ジョイコンやNintendo Switchドックの具体的な比較は後述。
この記事では、「任天堂スイッチ2」と「任天堂スイッチ(有機ELモデル)」の実機を使用して比較していきます。
任天堂スイッチ2と任天堂スイッチ(有機ELモデル)のスペック比較

詳しい比較の前に、まずは任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチ(有機ELモデル)のスペックからおさらいです。
まず、任天堂スイッチ2でびっくりするくらい強化されたのは映像出力。
旧型スイッチが1080p/60fpsにしか対応していなかったのに対して、任天堂スイッチ2は携帯モードででも1080p出力で最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応したほか、TVモードで最大4k/60fps、1440pまたは1080pでは最大120fpsに対応。
任天堂スイッチ2は、HDR10やレイトレーシングにも対応したため、画質は大幅に強化されており、映像表現も段違いに良くなってます。ほんとめっちゃ綺麗。感動するレベルで違う。
Nintendo Switch 2とNintendo Switch(有機ELモデル)のスペック比較
| - | Nintendo Switch 2 | Nintendo Switch (有機ELモデル) |
|---|---|---|
| サイズ | 縦116mm×横272mm×厚さ13.9mm ※Joy-Con 2 取り付け時 | 縦102mm×横242mm×厚さ13.9mm ※Joy-Con取り付け時 |
| 重さ | ボディのみ:約401g Joy-Con2込み:約534g | ボディのみ:約320g Joy-Con込み:約420g |
| 画面 | 静電容量方式タッチスクリーン 7.9インチ 広色域液晶ディスプレイ 1920x1080ピクセル HDR対応 最大120Hzの可変リフレッシュレート | 静電容量方式タッチスクリーン 7.0インチ 有機ELディスプレイ 1280×720ピクセル |
| CPU/GPU | NVIDIA社製 カスタムプロセッサー | NVIDIA社製 カスタムTegraプロセッサー |
| ストレージ | 256GB(UFS) ※microSD Expressのみ対応(最大2TBまで) | 64GB ※microSDカード対応 |
| 通信機能 | 無線LAN(Wi-Fi 6) Bluetooth4.1? TVモード時は有線LAN接続に対応 | 無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠) Bluetooth 4.1 TVモード時は有線LAN接続に対応 |
| 映像出力 | 3840x2160/60fps 1920x1080/最大120fps 2560x1440/最大120fps HDR10対応 ※テーブルモード/携帯モードでは画面解像度に従い最大1920x1080で出力。 | 1920×1080/60fps ※テーブルモード/携帯モードでは画面解像度に従い最大1280×720で出力。 |
| 音声出力 | リニアPCM 5.1ch対応 BTコーデック:SBC/AAC | リニアPCM 5.1ch対応 BTコーデック:SBC |
| 本体スピーカー | ステレオ 独立エンクロージャー構造により自然でクリアな音質 | ステレオ |
| マイク | デジタルマイク(モノラル) ※ノイズキャンセル、エコーキャンセル、オートゲインコントロールに対応 | - |
| USB端子 | USB-Cを2ポート搭載 | USB-Cを1ポート搭載 |
| ヘッドホンマイク端子 | 3.5mmの4極ステレオミニプラグ (CTIA規格) | |
| ゲームカードスロット | Nintendo Switch向けソフトとNintendo Switch2向けソフトに対応 | Nintendo Switchソフトに対応 |
| センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 明るさセンサー | |
| 動作環境 | 温度:5~35℃ 湿度:20~80% | |
| 内臓バッテリー | リチウムイオン電池:5,220mAh 約2~6.5時間プレイ可能 充電時間:約3時間 | リチウムイオン電池:4,310mAh 約4.5~9.0時間プレイ可能 充電時間:約3時間 |
| 発売日 | 2025年6月5日 | 2021年10月8日 |
| 価格 | 国内版:49,980円 マリカセット:53,980円 多言語版:69,980円 | 37,980円 |
任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチのスペックを比較してみると上記の通り。
画質やグラフィック性能は言わずもがな。ストレージは64GB → 256GB、microSD Express対応、4K/60fpsと1440p/120fpsなど、性能差は歴然ですが、電池持ちはかなり短くなりました。
任天堂スイッチ2と任天堂スイッチ(有機ELモデル)の価格差は、国内版で比較して12,000円なので、次世代機の強めなスペックがこの価格差で手に入ると思えば...コスパも秀逸。
スペックは超強化されたけど、任天堂スイッチ2は電池持ちが悪い

軒並み性能が強化された任天堂スイッチ2ですが、唯一の弱点であり、デメリットと言えるのが電池持ちの短さ。
旧型任天堂スイッチ(有機ELモデル)が約4.5時間~9.0時間のプレイ時間に耐えるのに対して、任天堂スイッチ2は約2時間~6.5時間の連続プレイが限界です。※遊ぶゲームによる。
| 旧型スイッチとスイッチ2の電池持ち比較 | ||
|---|---|---|
| Nintendo Switch | Nintendo Switch2 | |
| 内臓バッテリー | リチウムイオン電池:4,310mAh | リチウムイオン電池:5,220mAh |
| 連続プレイ時間 | 約4.5時間~9.0時間 ※遊ぶソフトで変わる | 約2時間~6.5時間 ※遊ぶソフトで変わる |
| 充電時間 | 約3時間 ※スリープ状態で充電 | 約3時間 ※スリープ状態で充電 |
実際に任天堂スイッチ2で”ポケモンレジェンズ ZA”をプレイしてみたところ、約4時間30分で「電池が切れそうです」の通知が表示されたので、性能のトレードオフで電池持ちは悪くなっている...と思っておくといいかも。
任天堂スイッチ2の具体的な電池持ちについては、以下のレビュー記事で検証しています。

デザインとサイズの違いは?スイッチ2は大きい画面で高画質

ここからは、もう少し具体的に任天堂スイッチ2と旧型スイッチ(有機ELモデル)のデザインやサイズの違いを比較していきます。
コントローラーを取り付け&取り外し可能な従来のデザインコンセプトに違いはないですが、比較してみると結構違いがあって。


従来の任天堂スイッチは、Joy-Conをスライドして”カチャッ”と取り付ける「スライドレール式」の構造になっていましたが、任天堂スイッチ2はJoy-Con2が磁石で”カチョンッ”とくっつく「マグネット式」に変更。
ジョイコンの接続方式が変わったことで、任天堂スイッチ2のボディには、Joy-Con2と接続するための端子が搭載され、プレイ中にジョイコンがズレることもなくなりました。
旧型スイッチのジョイコンは、寝転びながら遊んでいたりするとズレることがあったため、ゲーム体験も大きく改善されたかなと。
- 基本デザインは踏襲
- ジョイコンは磁石で取り付ける方式に変更
- Joy-Con2のスティックとボタンが大きくなり、操作性向上
- ボディの上部と下部に合計2つのUSB-Cを搭載
- 任天堂スイッチ2の質感はマット感が強く、さらっとした手触り
- 画面サイズは任天堂スイッチ(有機ELモデル)が7インチ、任天堂スイッチ2が7.9インチ
- フリーストップ式のスタンドは安定感が増した
旧型スイッチと任天堂スイッチ2のデザイン面での違いは上記の通り。


任天堂スイッチ2のフリーストップ式のスタンドは、1枚板のような形状から”枠型”に変更されたほか、安定感や強度が増しています。
本体サイズと重さの比較
任天堂スイッチ2と任天堂スイッチ(有機ELモデル)のサイズを比較してみると以下の通り。
| 旧型スイッチとスイッチ2のサイズ比較 | ||
|---|---|---|
| Nintendo Switch 2 | Nintendo Switch (有機ELモデル) | |
| サイズ | 縦116mm×横272mm×厚さ13.9mm ※Joy-Con2取り付け時 | 縦102mm×横242mm×厚さ13.9mm ※Joy-Con取り付け時 |
| 重さ | 約534g ※Joy-Con2取り付け時 | 約420g ※Joy-Con取り付け時 |
ボディの厚みは同じですが、任天堂スイッチ2は画面が7.0インチ → 7.9インチと大きくなったぶん、サイズも大きくなっており、重い。
任天堂スイッチ2を遊んだ後に旧型任天堂スイッチを持ってみると、サイズと重さの違いは明確に感じられます。
重くなっているのは確かですが、画面が大きくなって映像表現や体験も向上しているため、任天堂スイッチ2のサイズと重さはデメリット...というほどではないかも。
携帯モードの使用感の違いついて


携帯モードの使用感もほとんど同じですが、サイズが大きく、重いぶん任天堂スイッチ2のほうが疲労を感じるのは早い。
でも...これはもう性能とのトレードオフで納得して使っているし、上述のとおり、任天堂スイッチ2は高画質化&高フレームレート化にあわせて映像表現や画質が大幅に強化されているため、ゲーム体験は段違いに良くなっています。
唯一、電池持ちの悪さだけが惜しいところですね。
旧型任天堂スイッチ(有機ELモデル)が約4.5時間~9.0時間、任天堂スイッチ2は約2時間~6.5時間の連続プレイに対応していますが、任天堂スイッチ2では明らかに充電頻度が多くなりました。
電池持ちが気になる人は一旦ステイし、改善されたマイナーチェンジモデルを待つのもアリ。
- 画面サイズは7.9インチ
- 任天堂スイッチ2は有機ELモデルよりさらに高輝度。
- 120Hzのリフレッシュレート対応でより滑らかに動く。
- バッテリー持ちは2時間~6.5時間と短い。
- スイッチ2は発熱やファンの音も軽減されてる印象
ジョイコン2の変更点とサイズの違い


お次は、任天堂スイッチ2の「Joy-Con2」と旧型スイッチの「Joy-Con」の変更点やサイズの違いについて。
Joy-Con2はサイズがひとまわり大きくなっているほか、ボタンやジョイスティックも大型化し、操作性は向上。
その代わり重く、大きくなっており、Joy-Conグリップ装着時のサイズ感も一回り大きくなりました。
| Joy-ConとJoy-Con2の比較 | ||
|---|---|---|
| Joy-Con | Joy-Con 2 | |
| サイズ | 縦102mm×横35.9mm×厚さ28.4mm | 縦116mm×横41.4mm×厚さ30.7mm |
| 重さ | L:約49g R:約52.1g | L:約66g R:約67g |
| 電池持ち | 約20時間 | 約20時間 |
| 価格 | L/Rセット:8,228円(税込) | L/Rセット:9,980円(税込) |
Joy-Con 2とJoy-Conのサイズを比較してみると上記の通り。


ジョイコン2の電池持ちはジョイコンと同じ”約20時間”ですが、任天堂スイッチ2はジョイコン2のサイズが大きくなっているため、グリップを装着してコントローラーとして使うには...やや大きくて扱いにくい。
実際にゲームを遊んでいても”手の馴染み”が悪いというか...握りこみにくいような気がしたので、このあたりはデメリットかもですね。(操作性は悪くないです)
任天堂スイッチ2のプロコン「Nintendo Switch2 Proコントローラー」は軽くて、ものすごく持ちやすいため、TVモードではプロコン2を使うのがおすすめです。

それともうひとつ。任天堂スイッチ2の「Joy-Con2」と旧型スイッチの「Joy-Con」の大きな違いは、マウス機能を搭載するかどうか。
任天堂スイッチ2のジョイコン2は赤外線センサーを搭載したことで、マウス操作で対応ゲームを遊んだり、ホーム画面の操作が可能になりました。
ジョイコン2もスティックのドリフト現象は発生する
ちなみに、任天堂スイッチ2のジョイコンに搭載される”スティック”は、耐久性こそ向上していても、磁気センサーで摩耗しにくい”ホールエフェクトセンサー”を採用したスティックではないため、長時間の使用で”スティックのドリフト現象”が発生する可能性が高い点は変わらずです。
※ドリフト現象は、スティックが摩耗し、操作していないにも関わらず勝手にキャラが動いてしまう現象のこと。
まぁでも...これはコントローラーの宿命とも言えますね。

性能比較:スイッチ2は処理速度と画質が大幅進化


処理性能は任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチでは明確な違いがあり、性能差は”映像出力”という形でものすごく大きな差があります。
| 映像出力の比較 | ||
|---|---|---|
| 任天堂スイッチ2 | 旧型任天堂スイッチ | |
| 4k/60fps | TVモードのみ | × |
| 1440p/120fps | TVモードのみ | × |
| 1080p/120fps | TVモード 携帯モード ※携帯モードは可変リフレッシュレートに対応 | × |
| 1080p/60fps | TVモード | TVモード |
| 720p/30fps | - | 携帯モード |
| HDR | 対応 ※HDR10 | - |
任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチ(有機ELモデル)の映像出力を比較してみると上記の通り。
画質を比較してみると、任天堂スイッチ2は"HDR10"と”レイトレーシング”に対応するため、映像表現とグラフィック品質は格段に強化されています。
有機ELモデルは初代スイッチと比べて鮮やかな映像&高輝度の携帯モードが特徴でしたが、任天堂スイッチ2は液晶パネルでも...有効画素数と輝度で上回っているので、とにかく画質が綺麗。
スイッチ2のTVモードは最大4k画質。120Hz対応でゲーム体験は段違い

TVモードでのゲーム体験を比較してみると、こちらも任天堂スイッチ2の映像美が際立つ。
※4k/60fps/HDRに対応するOLEDモニターを使用。任天堂スイッチ2の映像出力にモニターも対応している必要があります。
上の画像は、Nintendo Switch2の4k/60fps/HDRで出力した映像をモニター直で撮影したものですが、シャギー(ギザギザ)も全然目立たなくなっていました。
- 「Tegra X1」→「NVIDIAカスタムSoC」を搭載
- 最大4k/60fps
- 1440pまたは1080p/120fpsに対応
- TVモード時はHDR10対応
- 携帯モード時は1080pで最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応
- 携帯モード時の画質は720p → 1080pで画素数は2倍
- 旧型スイッチ:1280×720ピクセル
- 任天堂スイッチ2:1920×1080ピクセル
- 画面サイズは7.0インチ → 7.9インチに大型化
旧型任天堂スイッチと任天堂スイッチ2の”主な画質の差”を比較してみると上記の通り。
映像体験はがっつり強化&進化していて、本当に綺麗になっています。
遊んでて実感するロード時間の違い&発熱対策
任天堂スイッチ2は、転送速度がSSD並みの最大810~890MB/sに達する「microSD Express」にのみ対応しており、旧型スイッチと比べてもロード時間は大幅に短縮。
※microSD Expressの転送速度は製品により異なる。

さらに、旧型スイッチは本体にのみ排熱用のファンを搭載していましたが、任天堂スイッチ2はドックにも排熱用のファンを搭載しており、より高いパフォーマンスを維持し、発揮しやすくなっています。
Nintendo Switch 2 ドックからはゴォーッという音が僅かに聞こえることがありますが、かなり静か。
TVモードでも長時間優れたパフォーマンスでゲームを遊べるようになっているので、短くなったロード時間もあわせて、ガチめのゲーマーには嬉しい改善点です。
ボディと充電ドックが搭載する端子の違い


任天堂スイッチ2と任天堂スイッチ2が搭載する端子はほぼ同じですが、任天堂スイッチ2は本体に搭載するUSB Type-C端子が1つ増えました。

任天堂スイッチ2は本体上部のUSB Type-C端子を充電で使えるので、携帯モードの時に超便利。
搭載する端子の違いは以下の通り。
| 搭載する端子の違いを比較 | ||
|---|---|---|
| Nintendo Switch2 | Nintendo Switch (有機ELモデル) | |
| ACアダプター接続端子 | 背面に1つ | 背面に1つ |
| HDMI端子 | 背面に1つ | 背面に1つ |
| LAN端子 | 背面に1つ | 背面に1つ |
| USB A端子(USB2.0) | 側面に2つ | 側面に2つ |
| USB Type-C | 本体上部に1つ 本体下部に1つ | 本体下部に1つ |
| 3.5mm イヤホンジャック | 本体上部に1つ | 本体上部に1つ |
※任天堂スイッチ2のHDMIケーブルの規格は”ウルトラハイスピード”です。
Joy-Conやドック、周辺機器、ゲームソフトの互換性の違いについて

任天堂スイッチ2と旧型スイッチは、どちらもBluetoothや有線接続するコントローラー(JoyCon含む)との互換性はありますが、一部のゲームソフト、充電ドックに互換性はありません。
※任天堂スイッチ2は”ほぼ”すべてのスイッチ向けソフトを遊べる。
| Switch2とSwitchの互換性 | |
|---|---|
| ゲームソフト | 任天堂スイッチ2は旧型スイッチ向けゲームの”ほぼ”すべてを遊べる |
| Joy-Con | 無線接続なら接続できるけど、本体には取り付けできない |
| Proコン | 対応 |
| その他無線接続コントローラー | 対応 |
| その他有線接続コントローラー | 対応 |
| 充電ドック | 非対応 |
| 旧型スイッチで使っていたmicroSD | 使用不可 |
互換性を簡単にまとめると上記の通りですが、任天堂スイッチ2に旧型スイッチのACアダプターを使用した場合、電力不足で使用不可。
HDMIケーブルも規格違いで非推奨。※Switch2はウルトラハイスピード規格のHDMIケーブルが必要。
詳細は任天堂公式HPのNintendo Switch2とNintendo Switchの互換性についてのページで確認できますが、ここからは重要な互換性の違いだけささっとご紹介していきます。
ゲームソフトの互換性について

注意したいのは、任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチのゲームの互換性について。
| ゲームソフトの互換性 | ||
|---|---|---|
| Nintendo Switch2 | Nintendo Switch | |
| スイッチ向けソフト | 〇 | 〇 |
| スイッチ2専用ソフト | 〇 | × |
ドンキーコングバナンザなど、任天堂スイッチ2専用ソフトは旧型スイッチで遊べないですが、ドンキーコングバナンザのようにおすそわけプレイの場合は”ローカル通信”で2P側として、旧型スイッチでも遊べる場合もあります。※ゲームによる。
- Nintendo Switch2専用ソフト
- 旧型スイッチは遊べない
- おすそわけプレイなどで2Pとして遊べるゲームもある
- Nintendo Switch2 Editionのソフト
- 任天堂スイッチ2も旧型スイッチも遊べる
一方で、ポケモンZAのように「Nintendo Switch2 Edition」が用意されているゲームは、旧型スイッチでもSwitch2 Editionを遊ぶことができます。
ゲームソフトが「Nintendo Switch2専用ソフト」なのか、「Switch2 Edition」なのかで互換性の有無は変わるため、このあたりは要確認かも。

価格とコスパの比較。任天堂スイッチ2はどんな人におすすめ?


最後に任天堂スイッチ2と旧型スイッチの価格やコスパの比較と「任天堂スイッチ2」はどんな人におすすめなのか?について。
本体や周辺機器の価格比較
任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチの価格を比較してみると以下の通り。
| 本体と周辺機器の価格を比較 | ||
|---|---|---|
| - | Nintendo Switch2 | Nintendo Switch (有機ELモデル) |
| 本体価格 | 国内版:49,980円 マリカセット:53,980円 多言語版:69,980円 | 37,980円 |
| ジョイコン | Joy-Con2 L/Rセット:9,980円 | Joy-Con L/Rセット:8,228円 |
| ジョイコンストラップ | 1つ:990円 | 1つ:638円 |
| ジョイコングリップ | 1,980円 | 1,650円 |
| 充電ドック | 9,350円 | 有機ELモデル:7,900円 通常モデル:6,578円 |
| プロコン | プロコン2:9,980円 | プロコン:7.678円 |
こうやって比較してみると、任天堂スイッチ2向けの周辺機器は軒並み価格が高くなっており、”コスパ”という点ではやっぱり旧型スイッチのほうが上。
ただ、画質や得られるゲーム体験も考慮すると...任天堂スイッチ2のほうがおすすめです。
任天堂スイッチ2はどんな人におすすめ?買い替えるべき?
任天堂スイッチ2はどんな人におすすめなのか?買い替えるべきか?についてですが...ぶっちゃけ、これはすべての人におすすめしたいくらい。
画質も、映像表現も、フレームレートも、携帯モードのゲームプレイも...すべて強化されています。
- 画質やグラフィック、映像体験重視
- 任天堂スイッチ2一択レベルでゲーム体験は違う
- 携帯モードをメインで遊ぶ
- 画質やリフレッシュレートを重視するなら任天堂スイッチ2。
- 軽さと電池持ちを重視するなら任天堂スイッチ(有機ELモデル)
- 家族や子供用
- 任天堂スイッチか任天堂スイッチ(有機ELモデル)
任天堂スイッチ2と旧型スイッチの用途別の選び方としては上記の通り。
買い替えるべきか?については、任天堂スイッチ2は電池持ちが悪く、重さも増しているため、一概には言えないですが...任天堂スイッチ2専用ソフトもどんどん発売されているため、遊びたいゲームがある場合は買い替えたほうがいいかもしれません。
もし、遊びたいスイッチ2専用ゲームが2-3本しかないという人で、なおかつ旧型スイッチのゲーム体験に不満がなく、現役バリバリで使ってる!って人は、一旦スルーして、電池持ちが改善されたマイナーチェンジモデルを待つといいかも。
任天堂スイッチ2はほんとにすぐ電池なくなります。
まとめ!任天堂スイッチ2の映像体験はガチ仕様。でも買い替えるかどうかはあなた次第

さて、任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチのデザインや画質、性能や互換性についてガチめに比較してきましたが、最後に実機での比較をまとめて終わりにします。
| 任天堂スイッチ2と旧型スイッチの比較まとめ | ||
|---|---|---|
| - | ![]() | ![]() |
| - | Nintendo Switch 2 | Nintendo Switch (有機ELモデル) |
| 性能と画質 (TVモード) | ||
| 性能と画質 (携帯モード) | ||
| 電池持ち | ||
| 買いやすさ | ||
| 価格とコスパ | ||
任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチの比較をダダっとまとめると上記の通り。
画質や映像表現、リフレッシュレートはさすが次世代機名だけあり、任天堂スイッチ2が別格の性能を誇りますが、デメリットはやっぱり電池持ちの悪さ。
任天堂スイッチ2は、現在”招待販売制”で周辺機器も含めて手に入りにくい...というのも見過ごせないデメリットです。
対して、任天堂スイッチ(有機ELモデル)は、画質やリフレッシュレートこそ見劣りしますが、ゲーム体験で言えば十分ですし、なにより、新品/中古ともに在庫が潤沢。(ゲオなどで状態の良い中古を安く手に入れやすい)
任天堂スイッチをすでに持っていて、任天堂スイッチ2を買うべきか悩んでいる...という人は、携帯モード時の電池持ちを許容できるかどうか?を意識するとよさそうです。
任天堂スイッチ2は価格も日本語版で49,980円(税込)と決して安くはないですし、しばらくは発売されないと思いますが、電池持ちが改善されたマイナーチェンジモデルを待つという手もあり。
任天堂スイッチ2を買うべきかどうか悩んでる...って人は以下の記事も参考にしてもらえれば!







