発売4か月で世界累計1,000万台突破!
招待販売でついに...。ついに手に入れることが出来た新型任天堂スイッチ「Nintendo Switch2」。
初代スイッチから7年が経過し、待望の後継機として登場した任天堂スイッチ2は、性能だけでなく、グラフィックや映像表現が大幅に進化。
ロード時間も高速化されましたし、任天堂スイッチの新型モデルということで、購入を検討している...って人も多いのでは?
この記事では、実際に任天堂スイッチ2を使った印象やレビュー、旧型任天堂スイッチの違い、気になるデメリットについてご紹介していこうかと思うので、任天堂スイッチ2を買うべきか迷ってる人は参考にしてもらえれば。
ガチで良いよ、任天堂スイッチ2。

任天堂スイッチ2をレビュー。旧型スイッチとの違いや進化したところ、買うべき理由

Nintendo Switch2(任天堂スイッチ2)は、2025年6月5日に発売された任天堂の次世代ゲーム機。
旧型任天堂スイッチ(有機ELモデルも含む)と比べて大幅に強化されているのですが、ぱっと思いつくだけでも最大4K/60fps、1,440p or 1080p/120fps、HDR対応などなど、主に画質や映像体験がガチ仕様。


付属品は、Nintendo Switch2、Nintendo Switch2ドック、Joy-Con2、Joy-Con2ストラップ、Joy-Con2クリップ、充電用のUSB-Cケーブルとアダプタ。
全体的なデザインは旧型任天堂スイッチを踏襲していますが、2つのUSB-C端子、マグネットでくっつくジョイコン2、安定感が増したスタンドなど、すべてにおいてブラッシュアップされています。
- ディスプレイの画素数は旧型スイッチの1,280×720px → 1,920×1,080pxに大幅強化。
- 旧型任天堂スイッチと比べて2.25倍画素数が増えた
- 7.9インチ 静電容量方式のタッチスクリーン
- HDR対応
- 最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応
- TVモード時は最大4k/60fpsに対応
- 1,080por1440p/最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応
- HDR10対応
- 着脱が”マグネット式”になった「Joy-Con2(ジョイコン2)」
- マウスとしても使用可能
- スティックが大きくなった
- 旧型のジョイコンと比べてサイズも大きい
- 安定感のあるフリーストップ式スタンド
- 本体内蔵マイクで気軽にボイスチャットできる
- 内臓ストレージが32GB → 256GBと超強化
- 本体にUSB Type-C端子を2つ搭載
- Wi-Fi6対応
- 新しいボタン「Cボタン」ですぐにチャット開始
- 任天堂スイッチ向けゲームと互換性あり
- 電池持ちは約2~6.5時間 ※遊ぶゲームによる
任天堂スイッチ2の主な特徴は上記の通り。
現行モデルからの大きな変化として、任天堂スイッチ2は7.9インチのディスプレイを搭載し、解像度は720p → 1080pにブラッシュアップ。
画面はOLED(有機EL)じゃなくて液晶ですが、広色域/HDR対応/最大120Hzのリフレッシュレートと本体の画面は大幅に進化していまして。
OLEDではなくなったけど、解像度が高くなっているので、画面は綺麗かつ繊細に。色鮮やかになりました。

ディスプレイ以外にも、ハードウェア面ではゲームチャット機能、ジョイコン2のマウス機能、大型で安定したフリーストップ式スタンド、2つのUSB Type-C端子などなど。
任天堂スイッチ2は様々な機能が進化してます。








任天堂スイッチ2のデザインは、マットな質感のブラックで統一されたモダンでシックな雰囲気。
旧型任天堂スイッチと同様に携帯モード/TVモード/テーブルモードに対応するのは同じで、見た目も近いですが、見比べてみると全体的により丸みを感じ、さらに洗練されています。

ちなみに、任天堂スイッチ2のサイズは縦116mm×横272mm×厚さ13.9mm。重さは534g。※Joy-Con2取り付け時。
旧型任天堂スイッチと比べて一回り大きくなっています。
| 任天堂スイッチ2のスペック | |
|---|---|
| サイズ | 縦116mm×横272mm×厚さ13.9mm ※Joy-Con 2 取り付け時 |
| 重さ | ボディのみ:約401g Joy-Con2取り付け時:約534g |
| 画面 | 静電容量方式タッチスクリーン 7.9インチ 広色域液晶ディスプレイ 1920x1080ピクセル HDR対応 最大120Hzの可変リフレッシュレート |
| CPU/GPU | NVIDIA社製 カスタムプロセッサー |
| ストレージ | 256GB(UFS) ※microSD Expressのみ対応(最大2TBまで) |
| 通信機能 | 無線LAN(Wi-Fi 6) Bluetooth TVモード時は有線LAN接続に対応 |
| 映像出力 | 3840x2160px/60fps 1920x1080/最大120fps 2560x1440px/最大120fps HDR10対応 ※テーブルモード/携帯モードでは画面解像度に従い最大1920x1080ピクセルで出力。 |
| 音声出力 | リニアPCM 5.1ch対応 |
| 本体スピーカー | ステレオ 独立エンクロージャー構造により自然でクリアな音質 |
| マイク | デジタルマイク(モノラル) ※ノイズキャンセル、エコーキャンセル、オートゲインコントロールに対応 |
| USB端子 | USB Type-Cを2ポート搭載 |
| ヘッドホンマイク端子 | 3.5mmの4極ステレオミニプラグ(CTIA規格) |
| ゲームカードスロット | Nintendo Switch向けソフトとNintendo Switch2向けソフトに対応 |
| センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 明るさセンサー |
| 動作環境 | 温度:5~35℃ 湿度:20~80% |
| 内臓バッテリー | リチウムイオン電池:5,220mAh 約2~6.5時間プレイ可能 充電時間:約3時間 |
| 発売日 | 2025年6月5日(木) |
| 価格 | 国内版:49,980円(税込) マリカセット:53,980円(税込) 多言語版:69,980円(税込) |
任天堂スイッチ2の主なスペックは上記の通り。
今回レビューしているのは「任天堂スイッチ2 日本語・国内専用版」ですが、任天堂スイッチ2は多言語版もラインナップされており、日本語版の価格は49,980円(税込)。
多言語版の価格は69,980円(税込)。
ここからは、もう少し具体的に任天堂スイッチのデザインや機能、使用感についてレビューして行こうかと思うので、ぜひ参考にしてもらえれば。
ジョイコンは持ちやすく、任天堂スイッチとの一体感が増した


さて、まずは任天堂スイッチ2の純正コントローラー「Joy-Con2(ジョイコン2)」のレビューから。
旧型任天堂スイッチのジョイコンは”スライドレール式”でしたが、ジョイコン2は”マグネット式”を採用。着脱が簡単になり、強力な磁力でぐらつくことなくガッツリ固定できるようになりました。




地味にジョイコンのSR/SLボタンが大きくなったのも、おすそわけプレイで遊ぶときに嬉しいポイント。

任天堂スイッチ2の端子は、ジョイコン2とマグネットで強力に固定するため「力をかけたら端子が折れちゃうんじゃないの?」と思いきや、ボディ側端子には適度に遊びがあるために動く構造に。
ジョイコン2に力をかけてみても、うまく力を逃がす構造になっていました。
これなら安心して使えるし、旧型任天堂スイッチみたいにジョイコンがズレて「カチャッ」としなおす必要もないため、任天堂スイッチの携帯モードは一体感がより増しています。
| Joy-ConとJoy-Con2の比較 | ||
|---|---|---|
| Joy-Con | Joy-Con2 | |
| サイズ | 縦102mm×横35.9mm×厚さ28.4mm | 縦116mm×横41.4mm×厚さ30.7mm |
| 重さ | L:約49g R:約52.1g | L:約66g R:約67g |
| 電池持ち | 約20時間 | 約20時間 |
| 価格 | L/Rセット:8,228円(税込) | L/Rセット:9,980円(税込) |
取り外し&取付はマグネット式になったので超簡単&スムーズ。
任天堂スイッチといえば、”HD振動”ですが、任天堂スイッチ2は、ゲームからの信号に素早く反応し、さらに複雑なバリエーションの振動に対応。これまでにも増して繊細な触感が表現できるようになりました。
HD振動は、かすかな感触のような弱い振動から、ビリッとするくらい強い振動まで再現する任天堂スイッチのバイブレーション機能。振動の強弱を精密にコントロールし、バリエーション豊かな振動表現によって「手触り」のような触感が体験できる。
ジョイコン2はマウス操作に対応。カーソルも使える


任天堂スイッチ2の「Joy-Con2」は、光センサーを搭載したことで"すぅーっ"と動かして「パソコンのマウス」のように使えるのも大きな特徴のひとつ。※左右どちらの「Joy-Con 2」も対応。
「Joy-Con 2」の側面を下に向けて滑らせれば、すぐにマウス操作できるようになったため、マウス操作を使用したゲームなど、遊びの幅もグッと広がりました。
排熱用ファン搭載が搭載された充電ドック

任天堂スイッチ2をTVモードで使用する時に接続する「Nintendo Switch2ドック」は、最大4k/60fps、1440pまたは1080p/120fpsに対応しますが、デザインや構造も大きく変化。




背面カバーは取り外し&取付が簡単になっていて、ドックには合計5つの端子が搭載。
| Nintendo Switch2ドックが搭載する端子 | |
|---|---|
| ACアダプター接続端子 | 背面に1つ |
| HDMI端子 | 背面に1つ |
| LAN端子 | 背面に1つ |
| USB A端子(USB2.0) | 側面に2つ |
旧型スイッチは本体の排熱ファンのみでTVモードを動作していましたが、任天堂スイッチ2の充電ドックにも”排熱用のファン”が搭載されているため、より効率よくNintendo Switch2の性能を引き出せるようになっています。
ちなみに、充電ドックが熱を帯び、熱い風が出ることがありますが、これは正常です。
プロセッサーは温度が上がると”サーマルスロットリング”と呼ばれる現象が起き、性能が落ちますが、Nintendo Switch2は充電ドックの排熱用ファンのおかげで高いパフォーマンスを維持しやすくなっています。
microSD Expressのみ対応。ロード時間は速い

任天堂スイッチ2は、ゲームをプレイしていてもすぐ分かるくらいにロード時間が速くなっていて、体感でも半分近く速いロード時間でゲームプレイの"待ち"の時間が大幅に減りました。
注意点として、任天堂スイッチ2はmicroSDカードスロットを搭載していますが、microSD Expressカードのみ対応しています。
microSD Expressは、NextrageのmicroSDカードを例にすると...最大810MB/sの転送速度を誇るmicroSDの次世代規格。※microSD Expressの製品はメーカーにより転送速度が違う。
従来のmicroSDは速くても280MB/s程度だったので、転送速度は約8倍。もはやSSD並みの転送測なので、任天堂スイッチ2のロード時間の短さにも納得です。
実際のゲームプレイではグラフィックの進化と高リフレッシュレートの恩恵が大きい

お次は、任天堂スイッチ2の”グラフィック性能”についてレビューをお届けしていきます。
任天堂スイッチ2はCPUとGPUに「NVIDIA製 カスタムプロセッサー」を搭載しており、TVモードで最大4k/60fps。1080p/1440pの時は最大120Hzのリフレッシュレートに対応。
※携帯モードでは最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。
| 任天堂スイッチ2の映像出力 | ||
|---|---|---|
| 携帯モード/テーブルモード | TVモード | |
| 4k/60fps | × | 〇 |
| 1440p/120fps | × | 〇 |
| 1080p/120fps | 〇 ※可変リフレッシュレート | 〇 |
| HDR | 対応 | 対応 ※HDR10 |
任天堂スイッチ2が対応する映像出力は上記の通り。※ウルトラワイドには非対応。
任天堂スイッチ2のグラフィック性能は旧型スイッチと比べて大幅に強化されているため、ゲーム体験と映像表現がとにかくリッチになっていました。


NVIDIAの公式リリースによれば、任天堂スイッチ2のグラフィック性能は旧型任天堂スイッチの10倍。
任天堂スイッチ2はレイトレーシングを担当する「RTコア」とDLSSを担当する「Tensorコア」を搭載していることが判明していますが、ゲームプレイでは特に「レイトレーシング」と「高いリフレッシュレート」、「HDR」の恩恵が大きい。
レイトレーシングは、光を追跡&シミュレートしてリアルな映像を生成する技術のこと。主に光が物体に当たって反射したり、屈折する様子を描写し、現実世界のような陰影や水面の反射を表現できます。
任天堂スイッチ2は「レイトレーシング」に対応したことで、光源や水面の表現が大幅に強化されました。マリオカートワールドとか遊んでいると顕著に感じますが...画質が超綺麗。
携帯モード時は大画面&高リフレッシュレート&高画質を両立

任天堂スイッチ2の特筆すべきは携帯モード時のゲーム体験。
画面のベゼル幅はそんなに改善されていなくて、若干がっかりしましたが...画素数が1,280×720px → 1,920×1,080pxに大幅強化され、HDR対応。※OLEDではなく液晶です。
さらに画面サイズは6.2インチ → 7.9インチと大きくなったため、ものすごく快適&高画質。ゲーム体験は旧型任天堂スイッチよりも遥かに洗練されていました。
「テーブルモード」または「携帯モード」は1080p/120fpsで遊べるほか、携帯モード時はNVIDIA G-Syncによる可変リフレッシュレートでスムーズかつティアリングのないゲームプレイが楽しめます。
任天堂スイッチ2のグラフィック性能をPS5やXbox Series Xと比較
| 任天堂スイッチ2のグラフィック性能を比較 | |
|---|---|
| テラフロップス(TFLOPS) | |
| PS4 | 1.84 TFLOPS |
| PS4 Pro | 4.2 TFLOPS |
| PS5 | 10.3 TFLOPS |
| Xbox One | 1.3 TFLOPS |
| Xbox Series X | 12.15 TFLOPS |
| RTX 4070 (PC向けのミドル帯グラボ) | 29.15 TFLOPS |
| Nintendo Switch Nintendo Switch(OLED) | 0.5 TFLOPS |
| Nintendo Switch 2 | TVモード:3.1 TFLOPS 携帯モード:1.71 TFLOPS |
参考までに、現行ゲーム機のグラフィック性能を比較してみるとこんな感じ。
現時点で判明している任天堂スイッチ2の浮動小数点数は3.1TFLOPSと言われているので、大体PS4 Proの7割くらいの性能です。
グラフィック性能がPS4 Proに近いとはいえ、現代の技術によるゲームエンジンの進化や可変リフレッシュレート、レイトレーシングの対応により、実際の描画性能はPS4 Proを大きく超えています。
TFLOPS(テラフロップス/単精度浮動小数点数)とは、PCの演算処理能力の測定値のこと。1秒間に1兆回の計算を"何回"処理できるか?を測定し、グラフィックス性能の目安や指標になります。
遊び方が広がるゲームチャット


僕のまわりは任天堂スイッチ2をまだ持っていなくて、ぼっちで任天堂スイッチ2を遊んでいるため、今のところ”ほぼ”使うことはないですが...任天堂スイッチ2は、Joy-Con2のホームボタンに「Cボタン」新たに搭載していまして。
Cボタンを押すことで「ゲームチャット」を起動し、本体に内蔵された「ノイズキャンセリング搭載マイク」でボイスチャットしたり、プレイ中のゲーム画面をリアルタイムで共有して遊ぶことができます。
別売りの「Nintendo Switch 2 カメラ(5,980円)」を接続することで、ビデオチャットやゲーム内に自分の姿を映して遊ぶことができるのも任天堂スイッチ2の特徴ですね。(僕はぼっちなので...おそらく無縁)
ゲームチャットでは、同じゲームはもちろん、違うゲームを遊んでいる時もチャットできます。
ゲームを共有できる神機能「おすそわけ通信」

任天堂スイッチ2の目玉機能のひとつが「おすそわけ通信」。
これは画期的な新機能で、任天堂スイッチ2ではソフトが無いほかの本体とも一緒に遊べるようになりました。※任天堂スイッチや任天堂スイッチライトも対応。
- おすそわけ通信は任天堂スイッチ、任天堂スイッチライト、任天堂スイッチ2が対応
- 最大4台のNintendo Switchでプレイ可能
- オンラインにも対応
- 例えば、自分しか持っていないゲームを遊びながらゲームチャットしていたとして、ゲームチャットの相手とおすそわけ通信して遊べる
- おすそわけ通信の利用にはNintendo Switch Onlineの加入が必要
例えば、自分しか桃鉄を持っていなかったとして、桃鉄を持っていない友達とゲームチャットしながら遊んでたとしましょう。
で、桃鉄を持っていない友達が桃鉄したい!となった時、自分の桃鉄を「おすそわけ通信」で友達と共有して遊べる...と言った感じ。
これはほんとに強い。任天堂は最近DL版をパッケージ版みたいに使える「バーチャルゲームカード」を発表していましたが、おすそ分け通信はもはや罪。
ゲームチャットの利用には「Nintendo Switch Online(有料)」の加入が必要ですが、たくさんの人に体験してもらうため2026年3月31日までは「ゲームチャットおためしキャンペーン」を開催予定。
任天堂スイッチ2の弱点とデメリット。重い&電池持ちが短い


任天堂スイッチ2のスペックや機能、魅力をダダっとお届けしたところで、お次は弱点とデメリットについて。
まず第一に...任天堂スイッチ2は旧型任天堂スイッチと比べて一回り大きくなったため、重い。
| 旧型スイッチとスイッチ2のサイズ比較 | ||
|---|---|---|
| Nintendo Switch 2 | Nintendo Switch | |
| サイズ | 縦116mm×横272mm×厚さ13.9mm ※Joy-Con2取り付け時 | 縦102mm×横239mmx厚さ13.9mm ※Joy-Con取り付け時 |
| 重さ | 約534g ※Joy-Con2取り付け時 | 約398g ※Joy-Con取り付け時 |
重さで言うと約136gの違いですが、大体アルカリ乾電池(単一)1つぶんくらいNintendo Switch2のほうが重いので、寝転がってゲームをしてたりすると腕に疲れを感じることがあります。
これは旧型スイッチも同じでしたが...スイッチ2のほうが感じやすいかなと。
任天堂スイッチ2の重さは、高画質化&大きくなった画面とのトレードオフです。
30分で20%減。任天堂スイッチ2は電池持ちが悪い


任天堂スイッチ2のもう1つの明確デメリットは、明らかに電池持ちが短い。
USB-C端子をボディに合計2つ搭載しているため、充電しやすくなったのは嬉しいですが、スリープして置いておくだけでも、任天堂スイッチ2のバッテリーはどんどん減っていきます。
| 旧型スイッチとスイッチ2の電池持ち比較 | ||
|---|---|---|
| Nintendo Switch | Nintendo Switch2 | |
| 内臓バッテリー | リチウムイオン電池:4,310mAh | リチウムイオン電池:5,220mAh |
| 連続プレイ時間 | 約4.5時間~9.0時間 ※遊ぶソフトで変わる | 約2時間~6.5時間 ※遊ぶソフトで変わる |
| 充電時間 | 約3時間 ※スリープ状態で充電 | 約3時間 ※スリープ状態で充電 |
参考までに、現行モデルの旧型スイッチと任天堂スイッチ2の電池持ちを比較してみると上記の通り。
ゲームによりますが、旧型スイッチが最低でも4.5時間遊べるのに対して、任天堂スイッチは最短2時間しか遊べない電池持ちの弱さ。最長だと6.5時間ですが、おそらく、ほとんどのゲームで6.5時間動作は難しいかと思います。
任天堂スイッチ2の電池持ちを検証してみた結果
せっかくなので、任天堂スイッチ2の電池持ちを検証してみたところ...やっぱり電池持ちは悪い。
| 任天堂スイッチ2の電池持ち 検証結果 | |
|---|---|
| 19:48 | 100% |
| 20:14 | 88% |
| 20:42 | 67% |
| 21:13 | 49% |
| 21:43 | 30% |
| 22:13 | 11% |
任天堂スイッチ2の電池持ちを実際に「ポケモン レジェンズ ZA」をプレイして検証したところ、電池の減りは30分で20%程度。
電池持ちの検証を始めてから、約4時間30分後には「電池が切れそうです」の警告が表示されたため、任天堂スイッチの携帯モードは旧型任天堂スイッチと比べても連続プレイ時間は明確に短い。
そのぶん高画質で快適に遊べるので、仕方ないと言えば仕方ないですが...Nintendo Switch2のマイナーチェンジモデルが登場するとすれば、間違いなく電池持ちは改善されてくると思うので、急がない人は一旦ステイもあり。
主にTVモードで任天堂スイッチ2を遊ぶ場合は気にしなくてOKです。
消費電力と年間消費電力量は低い
上述のとおり、明確なデメリットとして「電池持ちが悪い」と言える任天堂スイッチ2ですが、消費電力はかなり控えめ。
| 任天堂スイッチ2の消費電力を旧型と比較 ※TVモード時 | ||
|---|---|---|
| Nintendo Switch | Nintendo Switch2 | |
| 消費電力 | ゲームプレイ時:約7W メニュー表示時:約3W 電源OFF時:約0.3W | ゲームプレイ時:約19W メニュー表示時:約8W 電源OFF時:約0.5W |
| スリープ時 (有線接続維持OFF) | スリープ時:約0.3W 年間消費電力量:約6kWh | スリープ時:約0.5W 年間消費電力量:約14kWh |
| スリープ時 (有線接続維持ON) | スリープ時:約2.2W 年間消費電力量:約21kWh ※有機ELモデルのみ | スリープ時:約5W 年間消費電力量:約50kWh |
旧型スイッチと消費電力を比較してみると、高性能なプロセッサーを搭載しているぶん、TVモード時の消費電力は倍以上高くなっていますが、ゲームプレイ中に220~260Wで動作するPS5と比べると遥かに控えめです。
Joy-Con2+グリップはやや持ちにくい


任天堂スイッチ2の「Joy-Con2」は、Joy-Con2グリップと組み合わせることで”一般的なコントローラー”としても使うことができますが、持ちやすさはちょい悪め。
任天堂スイッチ2はジョイコン2のサイズが大きくなっているため、ジョイコン2グリップを装着してコントローラーとして使うには...やや大きくて扱いにくいかなと。
実際にゲームを遊んでいても”手の馴染み”が悪いというか...握りこみにくくなってるので、このあたりはデメリットと言えるかもしれません。
任天堂スイッチ2のプロコン「Nintendo Switch2 Proコントローラー」は軽く、持ちやすくなっているため、TVモードではプロコン2を使うのがおすすめです。
今のところ周辺機器が定価で購入できない
今だけのデメリット...とも言えますが、相変わらず、任天堂スイッチ2向けの周辺機器が”ほぼ”定価で購入できません。(これはガチでほんとに無い)
僕は招待販売で任天堂スイッチ2を購入したのですが、「Nintendo Switch 2 Proコントローラー」を買い忘れちゃって...。
当面の間はマイニンテンドーストアでもプロコン2は招待販売での購入時にしか買えないようになっており、Amazonや楽天を探してみても定価でプロコン2を買えることはほぼありません。(実際の店舗を巡れば見つけられるかもですが)
結局、僕はプロコン2+ドンキーコング バナンザセットをAmazonで(定価で)購入しましたが、こちらもすぐ売り切れてしまったため、周辺機器はなるべく招待販売での購入時にあわせて購入しておくのがおすすめです。
旧型任天堂スイッチと比較してみたら違い過ぎて驚いた

最後に、任天堂スイッチ2と任天堂スイッチ(有機ELモデル)の比較画像も置いておきます。
※任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチの詳細な比較記事は近日中に公開予定。






任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチを比較してみると、まず明らかに異なるのはサイズ感。
デザインは同じコンセプトを踏襲しており、漂う雰囲気も近いですが、ボディも、画面も、ジョイコン2もひとまわり大きくなりました。※厚みは同じ13.9mm。
質感は任天堂スイッチ2のほうが”マット感”が強調されており、さらっとした手触りになっています。
任天堂スイッチ2と旧型任天堂スイッチ(有機ELモデル)は、以下の記事でがっつりめに比較しているので、性能や画質の違いが気になる人は以下の記事もぜひ参考にしてもらえれば。

任天堂スイッチ2はどこで買える?招待販売も要チェック
僕が任天堂スイッチ2を購入できたのは、マイニンテンドーストアの招待販売。
記事公開時点では、12月20日までのお届け分の「第2回招待販売」が案内されており、招待販売に申し込みしていた人は10月20日に案内メールが届き、10月21日~10月28日までの間で購入することができました。
※第2回招待販売は終了。次は第3回招待販売が行われる予定です。
| 第2回招待販売スケジュール | |
|---|---|
| 申し込み受付期間 | ※終了済み |
| 第2回招待の案内 | 10月20日以降 ※終了済み |
| 価格 | 国内版:49,980円(税込) 海外版:69,980円(税込) マリカ同梱版:53,980円(税込) |
任天堂スイッチ2の招待販売は、抽選販売で当選しなかった人が対象となり、招待された人は任天堂スイッチ2本体の招待販売に応募できます。。※周辺機器も同時に購入可能。
すでに第1回/第2回 招待販売は終了していますが、招待販売は今後も開催予定。
第3回は近日中に開催。年明け以降にお届けとなる第4回の開催も予定されています。
- 第5回抽選販売に応募条件を満たした上で応募している
- Nintendo Switchのプレイ時間50時間以上
- Nintendo Switch Onlineの累積1年以上の加入
- マイニンテンドーストアの抽選販売に当選していないなど
- 過去のNintendo Switch2の抽選販売で1度も当選していない人
- 招待者の抽出時点において、ニンテンドーアカウントにNintendo Switch2と連携した履歴が無い
任天堂スイッチ2の招待販売の条件は上記のとおり。
任天堂は「上記条件を満たすお客様が多数いらっしゃるため、すべての方に対して年内に本体をお届けできる招待販売のご案内をすることが難しいと見込まれる状況」とし、さらに招待販売ではニンテンドーアカウント等の利用状況を参照したうえで、順次招待販売の案内を送るとのこと。
- Nintendo Switch Onlineへの累積加入期間が6年以上の方には、年内お届け分の招待販売について、ご案内をお送りいたします。
- それ以外の方は下記のご利用状況を参照の上で案内順を決定
- この条件を満たす人が優先的に案内
- Nintendo Switchソフトのプレイ本数(有料ソフトのみ)
- Nintendo Switchの総プレイ時間(有料ソフトのみ)
- Nintendo Switch Onlineへの累積加入期間
招待販売の案内の順番は上記の通り。
案内は上記項目に加え、利用状況を総合的に参照した上で決定するため、上記項目の数値が高い場合でも早期に招待できない場合があるとのこと。

Nintendo Switch Onlineの累計加入期間は、任天堂スイッチ本体の「Nintendo Switch Online」を起動したら、ユーザー情報の”加入プラン”とあわせて記載されています。
任天堂スイッチ2のレビューまとめ!遊びたいゲームがあるなら買うべき。欲しいゲームが無いなら一旦ステイ

さて、任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」のレビューをお届けしてきましたが、スペックや機能、デザインについて語りたいことが多かったので、少々長めのレビューになりました。
TVモード/携帯モード含めてゲームプレイは超快適。映像も綺麗でスムーズ。
旧型任天堂スイッチとの違いを肌でビシビシと感じられた任天堂スイッチ2ですが、最後に僕のレビューと評価をまとめておきます。

Nintendo Switch 2レビュー&評価
映像が進化し過ぎてて感動。
メリット
- TVモードで最大4k/60fps対応。高画質&快適なゲーム体験
- 携帯モード時は1080p/120fpsの可変リフレッシュレート対応。高画質&滑らかな映像が快適過ぎる
- レイトレーシング&HDR対応でゲームの映像表現が格段に良くなった
- 旧型スイッチのゲームも遊べる後方互換性
- 映像体験&ゲーム体験を考えると破格のコスパ&価格設定
デメリット
- 旧型スイッチよりも明らかに弱い電池持ち
- 大型化したため、若干重さを感じるかも
- 画面のベゼル幅はそんなに変わらない
- 今のところ、購入方法が限られる&手に入りにくい
| 画質 | |
| 機能 | |
| サイズ感 | |
| デザイン | |
| コスパ | |
| 総合評価 |
※レビューの評価基準についてはこちら。
任天堂スイッチ2の僕のレビューと評価をまとめると上記のとおり。
より洗練されたデザインはもちろんですが、最大4k/60fps対応&1440p or 1080p/120fpsに対応したTVモードの映像出力、本体の大きく綺麗になった画面、安定感の増したスタンド、上部と下部に搭載する2つのUSB-Cなど、ゲーム体験だけじゃなくて、機能性も大幅に強化されました。
ジョイコン2のスティックとL/Rボタン/SL/SRボタンは大きくなったことで、操作性も改善されており、おすそわけプレイの遊びやすさも良い感じ。
任天堂スイッチ2を買うべき?
任天堂スイッチ2を買うべきか悩んでいる...って人向けに、僕が考える任天堂スイッチ2のおすすめポイントも最後にまとめておきます。
| 任天堂スイッチ2を買うべき or 一旦ステイ | |
|---|---|
| 買うべき | 一旦ステイ |
| 最新の映像体験を重視する人 | 旧型任天堂スイッチで今のところ満足してる |
| 任天堂の最新ゲームを高画質&高フレームレートで網羅したい! | 遊びたい任天堂スイッチ2向けゲームが少ない |
| 抽選販売の案内が来た (今はほぼ買えないからチャンス) | 携帯モードでよく遊ぶから電池持ちが気になる |
任天堂スイッチ2は電池持ちが弱点ですが、映像も綺麗だし、機能も充実。
なにより、「ドンキーコングバナンザ」や「マリオカートワールド」「カービィのエアライダー」といった”Nintendo Switch2専用ソフト”は任天堂スイッチ2でしか遊べないし、多くのゲームを最高の画質とパフォーマンスで遊べるのは任天堂スイッチ2だけなので、遊びたいゲームがあるなら買うべき。
欲しいゲームが少ないし、電池持ちも気になる...という人は、電池持ちが改善されたマイナーチェンジモデルが出るまで一旦ステイ。様子見もありかなと。
任天堂スイッチ+ゲームソフトをセットで超お得に買える「任天堂スイッチ2 ポケモンレジェンズZAセット」と「任天堂スイッチ2 マリオカートワールドセット」ですが、前者は数量限定。
後者は2025年内販売予定なので、今後予定されている第3回の招待販売は間に合いそうですが、第4回招待販売以降は間に合わない可能性もあるので、招待販売の案内が届いた人は今後を見押して買うべきかもです。
なにかしらの参考になれば!SNSなどでシェアしてもらえると嬉しいです。
参照元:任天堂公式HP





