僕は加熱時間5秒のglo Hilo派。
2025年9月1日より全国発売が開始された新型glo「glo Hilo(グロー・ヒーロ)」と「glo Hilo Plus(グロー・ヒーロ・プラス)」。glo Hiloは宮城県仙台市で先行販売されていましたが、全国販売開始とあわせて、2way仕様でペン型としても、ケース一体型としても使える上位モデルglo Hilo Plusが登場したことで「glo Hiloとglo Hilo Plusはどっちがいいんだろうか...」って悩んでいる人も多いのでは?
BAT Japanよりご提供頂き、僕はすでにどちらも使っているので、改めてglo Hiloとglo Hilo Plusはどっちがおすすめなのか?について、それぞれの特徴をまとめつつ、比較していきます。
glo Hiloとglo Hilo Plusの個別レビューは以下からどうぞ。


どっちがおすすめ?glo Hiloとglo Hilo Plusを比較してみよう

glo Hilo(グロー・ヒーロ)とglo Hilo Plus(グロー・ヒーロ・プラス)は、2025年9月1日より全国発売された新型glo。
価格はglo Hiloが3,980円(税込)、glo Hilo Plusが6,980円(税込)。glo公式ストアや全国の主要コンビニで発売中。※glo Hilo PlusはEasySwitchペン単体でも発売予定。


いずれのデバイスも赤外線と熱が伝わりやすいクオーツの両方を使用し、スティックを2重加熱することで従来よりも早い加熱時間で使用できる「TurboStartテクノロジー」を搭載しており、掃除不要のメンテナンスフリー。
glo hyper用タバコスティックとの互換性は無いため、専用タバコスティック「virto(ヴァルト)」を使用します。※virtoの価格は1箱/580円。...ちょい高め。
- TurboStartテクノロジー搭載
- 赤外線と熱が伝わりやすいクオーツの両方を使用し、スティックを2重加熱する先進技術
- glo史上最高の約370度で加熱
- 加熱時間はglo Hiloが約5秒、glo Hilo Plusが約9秒※筆者計測
- バッテリーや加熱状況を確認できる「EasyViewスクリーン」搭載
- glo Hilo Plusはタッチスクリーン搭載
- 新アプリ「myglo」対応
- デバイスの使用状況の管理、ディスプレイのパーソナライズ、デバイスを紛失した際の位置確認(一定の範囲内)、ロック機能など
- 専用スティック「Virto(ヴァルト)」
- たばこ葉はブレンダーが丁寧に調合し、スティック全体に無駄なく熱が伝わるように独自設計
- レギュラー、メンソール、フレーバーメンソールの全8種類がラインナップ
- たばこ葉がデバイスに落ちない「StickSealテクノロジー」
- Virtoの価格は1箱/580円(税込)
glo Hiloは従来のglo hyperシリーズのように”ケース一体型”となっており、使用感や使い方はglo hyperシリーズとほぼ同じ。
glo Hilo Plusはケース一体型/ペン型(EasySwitchペン)のどちらでも使用できる2way仕様になったため、「蓋を開ける → ペンを取り出す → タバコスティックを差し込む → ボタンを押して加熱」といった感じで、従来よりもひと手間増えていますが、持ちやすさは「glo Hilo Plus(ペン型時) → glo Hilo」かなと。
glo Hilo Plusの充電ケースは大きくて重いため、あえてケース一体型でタバコスティックを差して使うメリットを僕は見つけられませんでした。glo Hilo Plusを使う場合は”ペン型”での使用がメインになると思う。
glo Hilo/glo Hilo plus/glo hyperのスペックや加熱時間を比較

ここからは「glo hyper pro」もあわせて「glo Hilo」と「glo Hilo Plus」の違いについて見ていこうかと思いますが、まずはスペックや加熱時間の比較から。
スペック比較 | |||
---|---|---|---|
glo Hilo Plus | glo Hilo | glo hyper pro | |
サイズ | 118×42×20mm 124g | 123.4×30.3×16mm 75g | 97×37×21mm 90g |
ディスプレイ | EasyView タッチスクリーン | EasyViewスクリーン | |
加熱時間 | 約9秒 ※筆者の実測値 | 約5秒 | 約20秒 |
最大加熱温度 | 370度 | 300° | |
使用時間 | スタンダード:5分10秒 ブーストモード:4分10秒 | スタンダード:4分30秒 ブーストモード:3分 | |
充電時間 | 約90分 ※約50分で80%の充電が可能 ※充電ケースのみの場合約40分で80%の充電が可能 | 約90分 ※約40分で80%の充電が可能 | 約90分~100分 |
専用アプリ | 〇 | × | |
連続使用 | スタンダード:20回 ブースト:25回 | 20回 | 20回 |
価格 | 6,980円(税込) | 3,980円(税込) | 3,980円(税込) |
glo Hilo Plus、glo Hilo、glo hyper proのスペックを比較してみると上記の通り。
glo Hiloとglo Hilo Plusは使用方法の違いももちろんですが、特に注目したいのが加熱時間。※glo Hiloとglo Hilo Plusのセッション時間は同じ。
加熱時間はglo Hiloが最速の5秒。glo Hilo Plusは約9秒と約4秒の違いがあります。※筆者実測値。
セッション時間の比較 | |||
---|---|---|---|
glo hyper pro | glo Hilo | glo Hilo Plus | |
加熱時間 | 20秒 | 5秒 | 9秒 |
スタンダードモード | 4分30秒 | 5分10秒 | |
ブーストモード | 3分 | 4分10秒 | |
連続使用回数 | 約20回 | 約20回 | スタンダード:20回 ブースト:25回 |
加熱時間の早い順に「glo Hilo → glo Hilo Plus → glo hyper proとなっており、glo Hilo Plusはglo hyper proの約半分の加熱時間。
glo Hiloはそのglo Hilo Plusよりもさらに半分の加熱時間で使用できます。
約20秒で加熱するglo hyper proと比較すると、glo Hilo Plusでも半分以下の加熱時間になっていますが、最速の約5秒で加熱できるglo Hiloは本当に早い。glo Hiloを先行レビューで使っていた僕としては、やっぱりこの加熱時間の違いは大きいかなと。
価格はglo Hilo Plusが最も高い6,980円(税込)。glo Hiloとglo hyper proが3,980円(税込)で横並びとなっており、glo Hiloとglo hyper proで悩んだ時は、virto(ヴァルト)以外のタバコスティック(ラッキーストライクなど)を使いたいかどうかで決めれば問題ないですね。
※glo hyper pro用タバコスティック「ラッキーストライク」は1箱/430円。
glo Hiloとglo Hilo Plusは、glo hyper用タバコスティックと互換性が無いですし、virto(ヴァルト)は1箱/580円という価格が若干ネック。コスパで選ぶならglo hyper proがおすすめです。




「glo Hilo Plus」「glo Hilo」「glo hyper pro」のサイズ感を比較してみると上記の通り。
サイズはglo Hilo Plusが約118×41.8×20mm、ペン収納時の重さは122g。※重さの公称値は124g。
glo Hiloが123.4×30.3×16mm、重さが75g。glo hyper proが96.5×36.0×21mm、重さが90.4g。
glo Hilo Plusが一番大きくて重いですが、glo Hilo Plusの「EasySwitchペン」のサイズは106.2×17×14.3、重さが29.5g。ペン型で使用するならglo Hilo Plusが圧倒的にコンパクトで軽く、持ちやすさはダントツです。
専用タバコスティック「virto(ヴァルト)」を使用するため、glo hyperとは互換性が無い

すでに触れているとおり、glo Hilo(グロー・ヒーロ)とglo Hilo Plus(グロー・ヒーロ・プラス)は2重加熱技術「TurboStartテクノロジー」を搭載しているため、glo hyper用タバコスティックとの互換性はありません。(これ超大事)
どちらも専用設計のタバコスティック「virto(ヴァルト)」を使用します。


ヴァルトのたばこ葉はブレンダーが丁寧に調合し、スティック全体に無駄なく熱が伝わるよう独自設計された構造により、吸い心地の良さを実現しており、豊かなたばこ葉と深みのある味わいが特徴なのですが...価格は1箱/580円とちょい高めです。
ラインナップは、レギュラー、メンソール、フレーバーメンソールに分類される全8種類。ヴァルトでも好みの銘柄は見つかるはずですが、glo hyper proで「ラッキーストライク メンソール(1箱/430円)」を愛用していた僕としては...ちょっとお財布に厳しい。
ヴァルトは非常に満足感が高く、しっかりタバコ葉の風味を感じられるため、旨いのは間違いないですが、ずっと使い続けるとなると、どうしてもタバコ代の出費はかさむので、このあたりはお財布と相談したいところですね。
virto(ヴァルト)の各銘柄の味わいや印象、喫味についてはglo Hiloとあわせてレビューしています。

glo Hiloとglo Hilo PlusのFAQ
- glo Hiloとglo Hilo Plusはどこで買える?
-
glo Hiloとglo Hilo Plusは、glo公式オンラインストアのほか、Amazon、楽天、Yahooショッピングの公式ショップ、全国の主要コンビニで購入可能。
Amazonや楽天で購入する場合は販売店が「glo公式」になっているかの確認もお忘れなく。
- glo Hiloとglo Hilo Plusの喫味や風味、味わいに違いはある?
-
glo Hiloとglo Hilo Plusは同じ加熱技術を採用しており、専用タバコスティック「virto(ヴァルト)」を使用した時の喫味や味わい、吸いごたえは同じ。
ただ、glo hyper用タバコスティックと比べるとタバコ葉の風味がより強くなっているため、glo hyperシリーズからの乗り換え時はちょこっとだけ違和感あるかも。
- glo Hiloとglo Hilo Plusはタバコスティック中折れしない?
-
glo Hiloもglo Hilo Plusもメンテナンスフリーになり、ボディ下部のクリーニングドアが廃止されたため、タバコスティックが中折れした場合は取り出すのにものすごく苦労する。結構焦る。
glo Hiloのレビューで触れているとおり、僕も一度だけタバコスティックが折れて苦戦しました。”gloのタバコスティックが折れる時の対処法”で紹介していた方法は物理的に通用しないため、吸い終わった後はすぐいタバコスティックを取り外すなど、意識したほうがいいかも。
※gloは、ながら吸いしていて、吸い終わった後も放置していると中折れしやすい。
- ぶっちゃけ、おすすめはどっち?
-
比較記事でも触れていますが、僕の好みは「glo Hilo」。glo Hilo PlusはEasySwitchペンがものすごく軽いし、持ちやすいけど、やっぱりケースが大きくて重い。
使い始める時も「蓋を開ける → ペンを取り出す → タバコスティックを挿し込む → 加熱する」といった感じでひと手間増えるため、パッと取り出して、スッとタバコを挿して使えるglo Hiloのほうが僕の好みでした。加熱も5秒で済むからすぐ使える。
glo Hiloとglo Hilo Plusはどうやって選ぶのがおすすめ?

glo Hilo(グロー・ヒーロ)とglo Hilo Plus(グロー・ヒーロ・プラス)について比較してきましたが、最後に「結局どっちがおすすめなの?」ってところを僕なりにまとめておこうかと思うので、ぜひ参考にしてもらえれば。
- glo Hiloがおすすめな人
- ぱっと取り出してすぐ使いたい(glo Hilo Plusはペンを取り出す”ひと手間”が増える)
- 最速5秒の加熱時間で吸いたい時にすぐ吸えるほうが良い。
- 物理ボタンでスタンダードモード/ブーストモードを即起動したい(glo Hilo Plusはモード選択で”スワイプ操作”が必要)
- 持ちやすさよりも使いやすさ重視
- glo Hilo Plusがおすすめな人
- ペン型でコンパクトかつスマートに使いたい
- ながらタバコをよくする(ペン型が持ちやすい)
- 使えるまでに”ペンを取り出す”という動作が増えても良い
- ケースが大きくて重くても気にならない
glo Hiloがおすすめな人は、僕みたいにすぐ取り出してすぐ使い始めたい人。壊れた時も買い直しやすい価格ですし、やっぱり最速5秒の加熱時間は捨てがたい。
対して、glo Hilo Plusがおすすめな人は、加熱時間や使いやすさよりも”体験”を重視する人。glo Hilo Plusは上位モデルなだけあり、デザインは全体的に洗練されてますし、なによりもEasySwitchペンの持ちやすさ、扱いやすさは抜群です。風味と味わいは...どっちも素晴らしい。
glo Hiloとglo Hilo Plusについては、以下の記事でガチめにレビューしているので、もうちょっと詳しく知りたい...って人は以下の個別レビューもどうぞ。


提供&参照元:ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社
glo™およびvirto™はBAT (Brands) Ltd.の商標または登録商標です。