高機能いコスパなスマートウォッチ。
FOSMETより、価格を抑えつつ、見た目も性能も妥協しないバランス型スマートウォッチ「FOSMET R1」をご提供いただいたので、デザインをチェックしつつ、機能や使用感についてレビューをお届け。
最近のスマートウォッチ市場には高価格なハイエンドモデルから、機能を絞ったコスパモデルまでさまざまな選択肢がありますが、FOSMET R1は絶妙な性能と価格を両立しており、すごくおすすめしやすいスマートウォッチかなと。
この記事では、FOSMET R1を実際に使って感じたメリットやデメリットについても詳しくレビューしていこうかと思うので、コスパを重視しつつ、デザインも良くて、使い勝手の良いスマートウォッチ探してるって人は参考にしてもらえれば。
記事では、2026年2月22日まで使えるiyTech限定クーポンも記載しているので、ぜひご活用を。
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FOSMET R1をレビュー。ちょうどいい性能と価格を両立したスマートウォッチが使いやすい

FOSMET R1は、ステンレス製で優れたデザイン、健康管理機能、通話/通知、長い電池持ちなど、主要機能が揃っており、定価10,980円という価格を考えると...ものすごくコスパの良いスマートウォッチ。
4PDセンサーを搭載しているため、心拍数や血中酸素濃度、ストレス度を継続してモニタリングできるほか、ステンレス製の裏蓋は肌への密着性も良好。AMOLEDを搭載しているため、画面は明るくて鮮やか。文字も見やすいため、カジュアル用途でもビジネス用途でも使いやすい。

FOSMET R1 レビューまとめ
画面サイズ:1.32インチ|ガラス:サファイアガラス|電池持ち:最大14日間|センサー:4PDセンサー|心拍数計測|血中酸素濃度計測|防水性能:IP68|Bluetooth 5.3|通知/通話対応
メリット
- ステンレス製で優れたデザイン。カジュアル用途でもビジネス用途でも使える汎用性
- 高精度4PDセンサーによる心拍数/血中酸素濃度の計測
- メタルバンドのほか、シリコンバンドも付属するため、用途にあわせ使い分け可能
- 様々なアプリの起動を割り当て可能なダウンキー(下ボタン)
- 内蔵スピーカー+マイクでスマートウォッチ単体で発着信できる(通知ももちろん見れる)
- IP68等級の防水に対応し、汗や雨は気にしなくてOK
- 最大14日間の長い電池持ち
- セール時は1万円以下で買えるコスパ
デメリット
- シリコンバンド装着時は65.7gと軽いけど、メタルバンド装着は129.4gになり、重い
- いずれにしても”重め”のスマートウォッチなので、運動用には向かない
- GPS非搭載。スマホのGPSとの連携が必須
- AOD(画面の常時表示)がやや使いにくい
| 画面の見やすさ | |
| 機能 | |
| 装着感 | |
| デザイン | |
| コスパ | |
| 総合評価 |
※レビューの評価基準についてはこちら。
FOSMET R1の大きな特徴は、10,980円という買いやすい価格ながら、ユーザーがスマートウォッチに求める主要機能は軒並み搭載しているところ。
通知の確認や通話(Bluetoothで発着信)、AOD(画面の常時表示)、文字盤の変更、最大14日間の長い電池持ちに対応するほか、FOSMET R1は、4PDセンサー(VC9201+VP66A) を搭載しているため、心拍数、血中酸素、ストレス、睡眠など、様々な健康データをそこそこ高い精度で計測できます。
本体には厚みがあるため、睡眠の計測には向かないかもですが...ワークアウト関連の機能は充実しているため、汎用性も高い。
なるべくコスパ重視でデザイン性もよくて、ビジネス/カジュアルで用途問わず使えるスマートウォッチを探している人におすすめです。








FOSMET R1のケースは”ステンレススチール+亜鉛合金製。見た目も高級感があり、作りもしっかりしている印象。文字盤には耐久性の高いサファイアガラスを採用しており、画面表示もクリア。
詳細は後述しますが、本体側面には3つのボタンを搭載しており、下のボタンはカスタマイズに対応。クラウンによるスクロール操作にも対応しているため、使い勝手も良好です。


付属品は、FOSMET R1本体(メタルバンド装着済み)、シリコンバンド、充電ケーブル、日本語説明書、交換用ピンが2つ、メタルバンドの長さ調整ツール。
FOSMET R1の主なスペックと仕様をまとめると以下の通り。
| FOSMET R1のスペック・仕様まとめ | |
|---|---|
| 重さ | 本体のみ:47.4g メタルバンド装着:129.4g シリコンバンド装着:65.7g ※デジタルスケールで計測 |
| ディスプレイ | 1.32インチ サファイアガラス採用 AMOLED(解像度 466×466) |
| RAM | 256MB |
| バッテリー持ち | 通常使用:12~14日 常時表示:3~4日 待機:最大25日 |
| 充電時間 | 約3時間でフル充電 |
| センサー | 4PD高精度センサー ステンレス裏蓋で密着性向上 |
| 健康管理機能 | 心拍数・血中酸素24時間計測 睡眠管理(30日記録) 座りすぎ防止 水分補給リマインダー 呼吸トレーニング |
| Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
| 通知機能 | LINE、Twitter、Instagram、Facebook などアプリ通知対応 |
| スポーツモード | 100+種類 |
| 防水性能 | IP68 |
| GPS | 本体非搭載 (アプリ連携でスマホGPSを利用可能) |
| 対応OS | iOS 11.0以上 Android 9.0以上 |
| 保証 | メーカー1年保証+追加1年(計2年) |
| 付属品 | 本体、シリコンバンド、充電ケーブル、日本語説明書、交換用バネ棒×1ペア、ストラップリムーバー |
デジタルスケールでFOSMET R1のサイズを計測したところ、本体のみの重さは47.4g、メタルバンド装着で129.4g、シリコンバンド装着で65.7g。
メタルバンドは重いですが、シリコンバンド装着時は軽く、取り回しも良くなります。
FOSMET R1は3つのボタンを搭載。スクロール操作にも対応

FOSMET R1は、本体側面に3つのボタンを搭載しており、上のボタンで画面のON/OFF、真ん中のボタンで画面のON/メニューを開く/戻る、下のボタンでワークアウトを即起動できます。
| FOSMET R1の操作方法について | |
|---|---|
| 上のボタン | 短押し:画面のON/OFF 長押し:電源ON/OFF |
| 真ん中のボタン | 画面のON メニューを開く/戻る スクロール操作対応 |
| 下のボタン | 短押し:ワークアウト起動 長押し:音声アシスタント起動 ※本体の設定からカスタム可能 |
下のボタンは、「本体の設定 → ダウンキー設定」からアプリの起動を割り当てることも可能。
デフォルトでは「運動(ワークアウト)」が割り当てられていますが、心拍数や血中酸素、通話、天気、タイマー、計算機、ストップウォッチ、アラームなど、様々なアプリを割り当て可能になっているため、好みでカスタマイズできるのはFOSMET R1のメリット。
FOSMET R1の真ん中のボタンはApple Watchのデジタルクラウンのように”スクロール操作”に対応していまして。操作はやや硬めですが、カチャカチャとしたクリック感があり、動きは滑らかでした。
この価格帯でここまで出来れば上出来。
専用アプリ「FOSMET FITも使いやすい」

FOSMET R1はスマートウォッチ単体で使えず、利用にはアカウントの作成とアプリのダウンロードが必要ですが、スマホとのペアリングは簡単。


画面に表示されるQRコードからアプリをダウンロードし、iPhoneやAndroidスマホとのペアリングが完了すると使えるようになります。

FOSMET W1は、プリインストールされている文字盤のほか、アプリから2つまでの文字盤を保存することができましたが、FOSMET R1は、プリインストールされている文字盤に加えて、最大4つまでの文字盤を保存できるので、FOSMET W1と比較しても多くの文字盤をスマートウォッチ本体に保存しておけるのも嬉しい。
※4つ以降の文字盤を追加してる場合、保存している文字盤を1つ削除する必要があります。文字盤の切り替えは「本体の設定 > ウォッチフェイスを変える」から可能です。
鮮やかで見やすいディスプレイ。アプリのUIも分かりやすい

FOSMET R1には、1.32インチの「AMOLED(アモレッド)」をディスプレイに搭載しているのも、コスパが高いスマートウォッチとしておすすめできる理由の1つ。
AMOLED(アモレッド)は、有機EL(OLED)ディスプレイの一種。それぞれの画素が発光し、高いコントラストで映像を表示可能で、OLEDらしく黒の表現にも優れます。
FOSMET R1の画面は明るく、鮮やかで見やすいほか、アプリ自体のUIもシンプルで分かりやすいかなと。


心拍数センサーや血中酸素濃度、ストレス値の表示もシンプル。


天気予報のほか、スマホで再生しているミュージックアプリの操作やストップウォッチ、タイマー操作にも対応しているため、FOSMET R1は様々な操作をスマートウォッチで簡潔できます。
FOSMET R1の通知や通話機能はどう?

FOSMET R1は、LINE、Twitter、Instagram、Facebook、Gmailなどの主要アプリの通知に対応しているほか、通話時の音声品質は比較的クリアで実用的。
内蔵マイクとスピーカーを搭載しているため、スマートウォッチ単体で発信/着信/通話履歴の確認ができるのもメリットで、Bluetooth 5.3の採用によって接続も安定しており、スマホをカバンに入れたままでもFOSMET R1経由で通話が可能です。
付属のシリコンバンドは軽くてカジュアル用途におすすめ

FOSMET R1は、ステンレス製バンドに加えてシリコン製のバンドが付属しますが、このバンドが軽くて、装着感も良好で、なかなかに良い感じ。


シリコン製でさらっとした手触りになっており、シリコンバンド装着時の重さは65.7g。メタルバンド装着時の129.4gと比べてグッと軽くなるため、普段使いするならこちらがおすすめです。
※重さは筆者がデジタルスケールで計測した数値です。
少なくとも8日くらいは連続使用できる長い電池持ち

FOSMET R1の電池持ちは、公称値で通常使用で12~14日、常時表示(AOD)3~4日、待機モードで最大25日間。
簡単に計測してみたところ、AODオフ/心拍数などの常時計測ON/4時間の使用で、90% → 88%に減ったため、ざっくり2時間で1%減るくらいの電池持ち。単純計算しても、僕の使い方ではFOSMET R1バッテリーを使いきるのに約200時間必要なので、少なくとも8日間は使えることになります。
最大14時間の電池持ちはやや盛っている感はあるものの...電池持ちはかなり長い。※使い方にもよる。
メタルバンドの長さは付属のツールで調整可能

FOSMET R1は、付属の調整ツールを使ってメタルバンドの長さを調整可能なので、こちらもダダっとおさらいです。

FOSMET R1のメタルバンドは”矢印”が書かれている”コマ”を外して、バンドの長さを調整できます。
外したいコマの矢印に付属のツールをあわせ、くるくるとツールのネジを回してピンを取り外しましょう。

ツールのネジを回していくと、メタルバンドのピンが出てくるので、抜く。
ピンを外したら、ベルトのコマを取り外せるようになるので、自分の手首の太さに合うように不要な長さ分のコマを外しましょう。

自分の手首の長さに合うようにベルトのコマを外したら、最後にピンでベルトを繋ぐだけ。
ベルトのピンはスペアが2つ付属しますが、メタルバンドのピンを失くさないようご注意を。
FOSMET R1のデメリットはワークアウトに向かないこと

FOSMET R1をワークアウトで使用してみたところ、さすがに精度はぼちぼちといったところ。
比較対象はApple Watch Series 10になりますが、FOSMET R1とApple Watch Series 10では表示される心拍数の数値に6~9程度の開きがあり、ワークアウト時の参考程度にはなるかなと。
FOSMET R1自体が重いこともあり、ワークアウトや睡眠のトラッキングには向かないですが、特にワークアウトで使いづらい...と感じたのはワークアウトの終了時に”終了ボタン”を長押ししないと終了できないこと。(3秒ほど長押ししないと終われないため、煩わしい)
それと、10分程度の軽い運動では「運動時間が短すぎて記録できません」と表示されて記録できなかったため、本格的な運動用に選ぶのはおすすめできないいかも。
AODはやや使いづらい

FOSMET R1でもうひとつ気になったのは「AOD(画面の常時表示)」。
同社の女性向けスマートウォッチ「FOSMET W1」と同じUIが採用されていまして。FOSMET R1は2種類のAOD対応文字盤が選べるほか、現在使用している文字盤に合わせたAOD用の文字盤デザインを使えるですが...腕上げで通常の文字盤を表示することができません。
FOSMET W1は腕上げで通常の文字盤を表示することができたので、このあたりはFOSMET R1の惜しいところ。
FOSMET R1は1万円でもしっかり使えるスマートウォッチ。

FOSMET R1のレビューをお届けしてきましたが、価格や性能、機能など総合的に見てみても、FOSMET R1は“価格以上の体験”が得られるスマートウォッチかなと。
AODがやや使いづらかったり、ワークアウトには向かなかったり、全ての機能が突出しているわけではないですが、そこそこ高精度なセンサー、豊富な文字盤、使いやすい機能など、必要な要素はしっかりまとまっており、多くの人が満足できる完成度に仕上がっていました。
デザインの高級感、実用的な通知/通話機能、長時間の電池持ち。この価格帯でこれだけ揃っているスマートウォッチは多くないですし、コスパ重視で普通に使えるスマートウォッチが欲しい...って人に「FOSMET R1」はおすすめできる1台かも。
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FOSMET R1の定価は10,980円。
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