FF16をレビュー|買うべきか正直に評価。賛否両論の理由と感想まとめ

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FF16をレビュー 2026年の今、買うべきか悩んでいる人におすすめな理由とダメなところ

ダークで重厚な物語は必見。

「FINAL FANTASY XVI(FF16)」は、2023年6月22日に発売されたPS5専用タイトル

FF15から実に7年ぶりとなるナンバリング最新作として、世界中のゲーマーから注目を集めた本作は、発売から3年が経った2026年現在もPC版の登場などにより新たなプレイヤーを獲得し続けています。

メタスコアは88点。決して低くはないこの数字の裏に、なぜ賛否両論が起きたのか。

「アクションになったFFはもうFFじゃない」「いや、これは普通に名作だ」。プレイヤーの間でも評価が真っ二つに割れる本作を、実際にプレイした視点から正直にレビューします。

FF16の購入を迷っている人や昔ながらのFFファン、アクションゲームが好きな人、それぞれに向けて「買うべきかどうか」にフォーカスしてレビューしているので、買うべきか悩んでる...という人は参考にどうぞ。

※この記事は過去ブログggで記載していたものを加筆・修正したものです。

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目次

結論|FF16は買うべき?おすすめ度と総評

結論から言うと、FF16は「ハマる人にはとことんハマる、でも万人向けではないゲーム」が僕の印象。

(ちなみに、筆者はめちゃめちゃハマった。寝る間も惜しんで遊んだ)

FF16は、ストーリーの深さ、グラフィックの美しさ、召喚獣バトルの圧倒的なスペクタクル感はシリーズ屈指の完成度を誇っているかなと。

ただし、従来のFFシリーズに期待されてきたRPG的な育成要素やパーティ戦略の深みは大幅に削ぎ落とされており、「FFらしさ」を求めるプレイヤーには物足りなさを感じるかもです。

FF16 レビューまとめ

ジャンル:アクションRPG|プレイ人数:一人|クリア時間:40時間|対応機種:PS5、Xbox Series X/S、Steam

メリット

  • レイトレーシングを活用した光源処理や火・水・魔法エフェクトのリアルさはPS5世代のトップクラス
  • 召喚獣同士のバトルは、ゲームの枠を超えた映像体験
  • 奴隷制・政治的弾圧・解放をテーマにした骨太な物語はFFシリーズでも異色の完成度
  • 召喚獣アビリティの自由な組み合わせが楽しくて、筆者が遊んだ中では最高クラスの手触り
  • 発売当初からバグがほぼなく、フレームレートも安定している

デメリット

  • 装備の種類が少なく、ジョブ選択や細かいステータス管理が無い
  • パーティメンバーを自分で操作する要素もなく、従来のFFに期待されてきた「育成の深み」は大幅に削ぎ落とされた
  • ミニマップが無い
  • 召喚獣バトルの合間に挟まる拠点への帰還・会話・おつかいの繰り返しで、ゲームのテンポが落ちがち
バトルシステム
ボリューム
UIの使いやすさ
やりこみ度
グラフィック
総合評価

※レビューの評価基準についてはこちら

海外の大手メディアGameSpotは「FFXVIはゲームプレイとナラティブの両面で大胆な転換を遂げながらも、ファイナルファンタジーの魔法を見事に捉えており、愛されるフランチャイズの中でも傑作の一本として名を刻む」と高く評価していますが、筆者が実際にプレイした印象もかなり近い。

RPGサイトRPG Siteも「ペーシングやRPGの深みなどの批判はあれど、このゲームは特別だ」と評価しています。

2026年現在、FF16はゲオの中古で2,290円と価格も落ち着いており、映画のようなストーリーと高いアクション性を考慮すると...コスパは抜群。

「ダークファンタジーなアクションゲームが好き」「重厚なシネマティックストーリーを楽しみたい」という方には迷わず「買うべき」と言い切れるくらいに面白い。

FF16の概要
タイトルFINAL FANTASY XVI(FF16)
ジャンルアクションRPG
発売日2023年6月22日(PS5版)
2024年9月(PC版)
対応機種PlayStation 5
Xbox Series X|S
PC(Steam)
開発・販売スクウェア・エニックス
プロデューサー吉田直樹(FFXIV、ドラクエX)
ディレクター高井浩(FFXIV、ラストレムナント)
戦闘ディレクター鈴木良太(デビルメイクライ5)
プレイ人数1人
CEROD(17歳以上対象)
推定クリア時間メインストーリー:約35〜40時間
サブクエ含む:約55〜65時間
メタスコア88点(Metacritic)

FF16の良いところ

ド派手な召喚獣バトルは激アツ。

FF16が高評価を得た理由は明快で、筆者が特に惹き込まれたのは美しいグラフィックとまるで映画のようなストーリー。高いアクション性は遊べば遊ぶほどに出来ることが増え、コンボを考える楽しみもあります。

ここからは、FF16の実際のプレイで感じた、本作ならではの強み、良い点にフォーカスしてレビューをお届けしていくので、ぜひ参考にしてもらえれば。

① 「映画を超えた」と感じる圧倒的な映像とストーリー

FF16はジルが尊い。

FF16の特筆すべきは、グラフィックはPS5の性能を余すところなく引き出したクオリティ。

特にレイトレーシングによる光源処理と火・水・魔法エフェクトの表現は圧巻で、火と水の表現が半端なく、超絶リアルに描かれています。プレイ中にふとスクリーンショットを撮りたくなる場面が何度もあるくらいに映像美は凄まじい。

FF16のストーリーは、奴隷制度・政治的弾圧・解放をテーマにした骨太なダークファンタジーで、GameSpotは「迫害と奴隷制をめぐる明確なナラティブスレッドと、政治的ドラマや超自然的対立の余波として描かれる死と破壊——その残忍さはほぼすべての場面で赤裸々にされている」と表現しています。

重厚な世界観と登場人物の感情の機微が丁寧に描かれており、ゲームというよりも上質な映画・ドラマを観ているような没入感があるため、ガチでハマる人はハマる。物語重視の人は、次が気になってどんどん進めたくなる。

ただし、FF16の映画のようなストーリーは時に”長い”と感じる場面もあります。詳細は後述しますが、これは明確なメリットでもあり、人によってはデメリットにも感じるかもしれません。

② 召喚獣バトルの規格外な迫力と映像美

FF16最大の特徴であり、ハイライトと言えば、イフリート、フェニックス、ガルーダなどの召喚獣同士がぶつかりあう超巨大バトル。

これは比喩でもなんでもなく、「ゲームでこんな体験ができるのか」と思わず声が出るほどのスケールで描かれており、実際にプレイしていてもその映像美と迫力は圧巻です。これはほんとにすごい。

各召喚獣バトルはストーリー上の重要な転換点とリンクしており、「魅せ場」として機能しながらも物語への没入をさらに高める設計になっています。

FF16では召喚獣を”操作して戦う”ため、没入感もマシマシ。

FF16 召喚獣 ギャラリー

③ 自由度の高いアビリティシステムとアクション

クライヴはスタイリッシュに戦う。

バトルシステムは、デビルメイクライ5の戦闘ディレクター・鈴木良太氏が手がけたことで知られるアクション寄りの設計になっており、これがまた爽快&楽しい。

各召喚獣から習得したアビリティを自由に組み合わせてカスタマイズできるため、自分だけの戦闘スタイルを構築することもできます。

RPG SiteはFF16のバトルについて「これまでプレイした中で最高の手触りを持つアクションゲーム」と絶賛しており、デビルメイクライやベヨネッタ、メタルギアライジングなど、テンポ感のあるアクションゲームのDNAを受け継ぎながら、FFらしい派手さを掛け合わせたバトルはシリーズを見返してもFF16が頭一つ飛び抜けてます。

④ 安定したパフォーマンスとバグのなさ

FF16は、発売当初からバグや大きな技術的問題がほぼなく、非常に安定したプレイ体験が保たれていた点も評価ポイント。

これは多くの海外メディアでも評価されており、FF16の所感を一言で表すなら...「バグがひとつもなくてド安定のパフォーマンス」と言えます。

2025年~2026年にかけてはバグや不具合が多数報告されていたゲームがざっと片手の指ぶんくらいは思い出しますが...FF16は、僕も発売直後から安心してプレイできたタイトルとして記憶しています。

FF16の悪いところ

エンドコンテンツは立ち回りが一辺倒になりがちで、あまり好きになれなかった。

続いて、僕が実際にプレイして感じたFF16の悪いところについて。

海外メディアや国内レビューで共通して指摘される課題点となっているため、今からFF16を遊んでも大丈夫?って悩んでいる人は参考になるかもです。

① RPG要素の薄さ、育成の物足りなさ

FF16に対する最も大きな批判のひとつが「RPGとしての深みが足りない」という点。

装備品の種類が少なく、パーティメンバーを自分で操作できず、ステータス管理やジョブ選択といった従来のFF的な戦略性はほぼありません。

Metacriticのユーザーレビューでも「メインキャストの書き方は良く、ストーリーが実際に動いているときは素晴らしかったが、いくつか大きな問題がある」という声が上がっており、RPGとしての期待値とのギャップを指摘する声は多く見られたかなと。

従来のFF的な戦略性は「アクションに振り切った」点とのトレードオフで納得できますが、個人的に”装飾品”の少なさは、召喚獣から得られるアビリティを活かしきれていない気がした。

② サブクエストの質とゲームテンポの問題

メインストーリーの質は高い一方で、サブクエストの多くが「おつかい」的な内容に終始しているのはFF16の本当に惜しいところ。

ショッピングや特に意味のない長い会話など、退屈なクエストがちょこちょこあり、海外のユーザーレビューでは「理由もなくゲームを長引かせている」との指摘があるくらい。

ゲーム中盤以降のペースダウンは多くのレビュアーが共通して挙げる課題です。それと、FF16はゲーム終盤、世界がずっと暗い雰囲気になってしまうのも惜しいところ。せっかくの美しいグラフィックがどんよりとした暗い雰囲気に包まれます。

③ ゲームの難易度が低すぎるという声もある

通常難易度での戦闘は全体的に易しめに設定されており、緊張感が生まれにくい場面が多い。(ベヒーモスやスヴァローグなどの協力なモンスターはしっかり登場する)

FF16は、アクションが苦手なプレイヤー向けのアクセシビリティに富んだ設計とも言えますが、歯ごたえを求めるプレイヤーには物足りなさを感じさせる要因になっているかなと。

「ファイナルファンタジーチャレンジ(高難易度モード)」や「アーケードモード」はクリア後に解放されますが、1周目での緊張感が薄いと感じる人はいるかもしれない。

ちなみに、僕ははそんなに難しいゲームを求めていないため、全体的にちょうど良いゲームバランスで遊べたと感じています。

④ ミニマップが迷いやすい場面がある

FF16は、UI設計として「没入感を優先するため」ミニマップが省略されていますが、これが一部のフィールドで方向感覚を失わせる原因にもなっています。

ゲームの中でも方向音痴の僕はこれがガチで辛かった。

没入感 > ミニマップの快適性を重視したFF16の永遠の謎。

確かに、没入感は明らかに高まっている。でも、探索するたびに”方向音痴の人”は迷う。快適さよりも世界観の見せ方を優先した設計の副作用が結構デカい。

FF16を実際にプレイした感想

FF16を実際にプレイしてまず感じたのは、「これはRPGというよりシネマティック・アクション体験だ」というのが率直な感想。

序盤の召喚獣バトルでフェニックスとイフリートがぶつかり合う場面は、ゲームの枠を超えた映像体験として強烈に印象に残り、その後も章ごとにド迫力の召喚獣バトルが差し込まれ、物語の盛り上がりと演出のクオリティは一貫して高いレベルを維持していました。

一方で、メインストーリーとサブクエストをこなしながら進める中盤以降、ゲームのテンポが明らかに落ちる場面がちょこちょこあり、おつかい的なサブクエをこなしつつ、拠点に戻る作業感は、前後のバトルの熱量と比べると温度差が大きかったかなと。

それでも、クライヴというキャラクターの成長とその周囲の人間関係を軸にしたFF16の物語は、FFシリーズのなかでも特に感情移入しやすい構造になっており、登場人物への理解がゲームを進めるごとにどんどん深まる。

エンディング付近の怒涛の展開は「ここまでやるか」と思わせる迫力があり、ストーリーのクオリティについては文句なしの満足感がありました。これはほんとにFF16の良いところ。

アビリティ構成を変えながら召喚獣バトルを何度も試したくなる中毒性もあり、クリア後のやり込み要素(アーケードモード・高難易度)は戦闘好きなプレイヤーも楽しめるはず。

前作(FF15)との違いや進化点について

せっかくのレビューなので、FF15から約7年後に発売された「FF16」は前作からどう変わったのか、主な違いや進化点についても簡単におさらいです。

FF16とFF15の違い、進化点
  • 世界観とトーン
    • FF15はロードトリップという青春的な旅路が軸でしたが、FF16は奴隷制・政治的弾圧・戦争をテーマにしたダークファンタジー路線に舵を切りました。
    • 主人公クライヴが青年期 → 壮年期へと年齢を重ねていく点は近しいものがありますが、FF16はより成熟した物語を志向する作品へと大きく転換した。
  • バトルシステム
    • FF15はウェイトを用いたアクション寄りRPGでしたが、FF16はさらに純粋なアクションゲームへと振り切りました。
    • DMC5の戦闘ディレクターのおかげでアクション面のクオリティは格段に向上しています。
  • パーティシステム
    • FF15ではノクト・イグニス・プロンプト・グラディオラスの4人パーティで旅をするのが大きな魅力でしたが、FF16では操作キャラはクライヴのみ。
    • NPCが同行しますが自分で操作することはできないため、この変化は好みが大きく分かれるポイントかも。
  • ストーリーの語り口
    • FF15が断片的でわかりにくいと批判された反省を活かし、FF16はメインストーリーを一本の太い軸で丁寧に描いているのが大きな違い。
    • 「FF15の失敗から学んで大幅に改善した」という海外ユーザーの評価も見られ、物語の完成度はシリーズのなかでも高水準。

そのほかには、やっぱり次世代機に開発されたFF16のグラフィックは、FF15と比べても段違いに綺麗で美しい。

光を追跡し、シミュレートする”レイトレーシング”の恩恵ががっつり活かされており、これはPS5やXbox Series X、Steam版(PC版)含め映像の質の違いを感じられるはず。

どんな人におすすめ?

FF16は、ダークファンタジーな世界観と重厚なシネマティックストーリーが好きな方には特におすすめ。

「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ウィッチャー」のような政治劇・人間ドラマが好きな方なら、FF16の世界観にすんなり入り込めるんじゃないかなと。※開発はウィッチャーを参考にしたと語っていました。

DMC(デビルメイクライ)やベヨネッタなど、爽快なアクションゲームが好きなプレイヤーにも間違いなく刺さる。召喚獣アビリティを組み合わせた戦闘はクセになる気持ちよさがあり、アクション上級者ほど深みを発見できます。

ちなみに、FF16は、FFシリーズに初めて触れる方にも入りやすい作品になっていて、前作の知識は一切不要。クライヴの一代記として独立した物語として楽しめるのもポイントかなと。

映像・音楽・演出のクオリティはシリーズ入門として申し分ないレベルです。

おすすめできない人

一方で、FF1〜10のような「ターン制・コマンド式バトル」「パーティ全員を操作するRPG」を期待している方には、FF16は別物と感じる可能性が高いため、手放しでおすすめはできないかも。

バトルシステムの根本が異なるため、期待値のすれ違いが起きやすく、自分の認識とゲームの本質のすり合わせが重要になるかもです。

上記と同様の理由から「RPGとして深くキャラを育てたい」「装備やジョブ選択で自分だけのパーティを作りたい」というプレイスタイルの方にも、物足りなさが残るかもなので、育成の奥深さを求めるなら、FF16への期待値をちょこっと下げた状態でプレイすると、ちょうどいい塩梅に落ち着くかもしれません。

それと重要なのがもうひとつ...。

FF16はムービーシーンが長い。ポテチを食べながら遊べるくらいにムービー・カットシーンが多い。

ゲームとして、物語の演出として”シネマティックな表現”を多用しており、ストーリー重視の演出が多いため、「サクサクとバトルだけしたい」というプレイスタイルとは合わない部分があります。

(筆者のように物語重視でひっくるめて楽しめる人には申し分ないくらい楽しめましたが...)

FF16レビューまとめ|ガチで面白いからアクション好きは買うべき名作

最後に、FF16を「買うべきかどうか」で悩んでいる人に対する答えと総評について。

FF16は「アクション×シネマティックストーリー」に全振りした、好き嫌いがはっきり分かれる一作であることは間違いないかなと。

従来のFFファンが期待する「RPGとしての深み」という軸で評価すると物足りなさを感じる場面もありますが、「圧倒的な映像体験」「重厚なダークファンタジーストーリー」「爽快なアクション」という軸では、シリーズ最高水準と言い切れるクオリティがあると思います。

FFシリーズが好きなら、いつかは遊んでおくべき一本。これがFF16の僕の正直な評価。

RPG的な深みを求めず、ゲームを映像・アクション・ストーリーの総合体験として楽しめるなら、FF16は間違いなく「買うべき」ゲームソフトです。

ちなみに、FF16は2026年現在、価格が良い感じで落ち着いてきており、PS5版の中古はゲオで2,000円弱で購入できるため、「賛否両論と聞いたから不安」という人もまずは...。まずは!一度遊んでみてほしい。

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