Beats Studio Proをレビュー。ロスレス対応で音質最高なヘッドホンがAmazonブラックフライデーで半額!24,800円で買える

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Beats Studio Proのレビュー 音質と使用感について

デザインと音質はすごくいい。

久しぶりにアップデートされた"Beats Studioシリーズ"の新型モデル「Beats Studio Pro」を購入してからしばらく経過したので、音質や使用感についてそろそろレビューをお届け。

さらに洗練されてスマートになったデザインや音質は素敵ですが、49800円という価格を考えると自動装着検知がなかったり、収納ケースが微妙だったり...気になるところも目立つかなと

公式ストアでの価格は49800円。僕は公式ストアで購入しましたが、現在はAmazonで新品38000円ほどで販売されることもあるため、買うなら"断然"こっちがおすすめです。

※追記 2025/11/29, 12月1日まで開催中のAmazonブラックフライデーですが、Beats Studuio Proがぶっちぎりの過去最安値でセール参戦中。価格は49,800円 → 24,800円。...半額。

定価だと割高感が強いですが、この価格なら超おすすめできるので、欲しい人は今が買い時です。

目次

Beats Studio Proをレビュー。有線ロスレス対応で高音質なフラグシップヘッドホンの

Beats Studio Proの性能や機能のまとめ。発売日は8月10日で価格は49,800円

レビューの前に、まずはBeats Studio Proのスペックや機能についておさらいです。Beats Studio ProはBeats Studio3 Wireless(2017年発売)の6年ぶりとなる新型モデル。

カラバリはブラック/ネイビー/サンドストーン/ディープブランの4色。新導入のイヤーパッド「UltraPush」は低反発フォームを採用したレザー素材により、長時間装着しても快適な付け心地と高い耐久性を実現しています。

ちょうどAmazonブラックフライデーでセール対象になっており、価格は49,800円 → 24,800円。ぶっちぎりの過去最安値になっていまして。今なら半額で買えるので...コスパもえぐいヘッドホン。

Beats Studio Pro レビュー&評価まとめ

ドライバー:40mm|電池持ち:40時間|ロスレス|ANC搭載|有線ハイレゾ対応|空間オーディオ|ダイナミックヘッドトラッキング|H1/H2チップ非搭載|装着検知非対応

メリット

  • 歪みほぼゼロで優れた音質
  • DAC内蔵で有線ロスレスオーディオ対応。トップクラスの高音質で音楽を聴ける
  • 雑音をかき消してくれるノイキャン
  • お洒落でスマートなデザイン
  • Amazonブラックフライデーで半額!コスパえぐい

デメリット

  • 装着検知機能がない
  • H1/H2チップを搭載しない
  • 収納ケースが微妙
  • 付属のケーブルが硬い
  • 価格が高い
音質
機能
装着感
デザイン
コスパ
総合評価

※レビューの評価基準についてはこちら

Beats Studio Proの主な特徴は以下の通り。

Beats Studio Proの特徴
  • オーバーイヤー型で40mmドライバー搭載
    • 2重構造のポリマー振動板、高性能通気アレイ、強度が増したマグネットによる歪みのないサウンドを実現
    • 前モデル比で音の忠実性は最大80%向上
  • 強力なアクティブノイズキャンセリング(ANC)
  • ダイナミックヘッドトラッキングと空間オーディオ(Apple製品のみ)
  • 低反発フォームとレザーを採用したイヤーパッド「UltraPush」
  • USB Type-Cと3.5mmジャック搭載
    • USB-C接続時は3つのプロファイルを利用可能
  • 最大40時間の電池持ち(ANC:オン時は最大24時間)
  • 価格は49,800円
  • 2025年12月1日まではAmazonブラックフライデーで半額!24,800円で買えるコスパ

Beats Studio Proのチップセットには「Beats独自のプラットフォーム(第2世代)」が採用されており、Apple製品ではH1/H2チップ搭載イヤフォンやヘッドフォンと同様の機能を搭載するものの、H1/H2自体は搭載しないため、シームレスな接続&切り替えには非対応。同時に接続できるデバイスは1台のみ。

Android製品とも互換性があるほか、Androidデバイスとの接続ではApple製品では出来ない複数台のデバイスの切り替えも可能です。このあたりはApple製品よりもAndroid製品のほうが優秀。Beats Studio Proの大きなトピックかなと。

Androidデバイスと接続した場合、ダイナミックヘッドトラッキングなどのApple製品向け機能は利用することはできないですが、Androidスマホでも"ほぼ"同等の操作や機能が利用可能です。

Beats Studio Proのスペック
サイズ高18.1 cm×長17.8 cm×幅7.8 cm
260 g
形状オーバーイヤー型
ドライバー40mmカスタムドライバー
接続Class1ワイヤレス Bluetooth
USB-Cオーディオ
3.5mmアナログ入力
Bluetooth互換性Bluetooth 5.3
再生時間最⼤40時間の再⽣時間
10分の充電で最⼤4時間の再⽣
デバイスコントロール⾳楽と通話を操作する「b」ボタン
⾳量調節ボタン
電源やペアリングを操作する多機能ボタン
付属品Beats Studio Proヘッドフォン
キャリングケース
USB-C - USB-C充電・オーディオケーブル
3.5mmアナログオーディオケーブル
クイックスタートガイドと保証書
※USB-C電源アダプタは別売り
発売日2023年8月9日
価格定価:49,800円(税込)

Beats Studuio Proの主なスペック・仕様は上記の通り。

ここからはもうすこし具体的にレビューして行こうかと思うので、購入を検討している人は参考にしてもらえれば。

重さ260g。もっとスマートになったデザイン

Beats Studio Proの全体的なデザイン、雰囲気はBeats Studio3 Wirelessを踏襲しているものの、Beats Studio Proはさらにスマート&スタイリッシュ。

重さは前モデルと同じ260gで、装着感がブラッシュアップされたため付け心地はグっとよくなってます。

左イヤーカフに3.5mmイヤホンジャック。右イヤーカフには電源ボタンとUSB Type-Cを搭載。

Beats Studio Proが対応する接続方式

Beats Studio Proは、ワイヤレス(Bluetooth 5.3)、USB-Cによる有線接続、3.5mmイヤフォンジャックによる有線接続に対応しますが、ワイヤレスと3.5mm有線接続時のみノイキャンと外音取り込みモードが使用できます。

USB-Cで接続している時はノイキャンと外音取り込みモードが利用できなくなるものの、音楽向け、映画やゲーム向け、通話向けの3つのサウンドプロファイルが使用可能。AirPods Maxは充電端子がLightningだったので、Beats Studio ProがUSB-Cを搭載したのはシンプルに嬉しいかなと。

Beats Studio Pro ギャラリー

再生/停止/音量調整などのコントロール類は左側にまとめられていて、操作感はBeats Studio3と変わらず。

ヘッドバンドのBeatsロゴは廃止され、ヘッドバンドの引き出し部にはブラッシュ加工。左側にのみ左右を表す"Left Ear"の印字があります。

ヘッドバンドのヒンジはBeats Studio3やBeats Solo3といった歴代モデルと同じ仕様になっていて、保証が切れた後に破損したとしても、Beats Studio3みたいにサードパーティー製のものに自分で交換できそう。

軽い装着感の新しいイヤーパッド

Beats Studio Proは、シームレス設計のレザーを使用した「Ultra Plushオーバーイヤークッション」がふわっふわで快適。

前モデルと比較しても装着感は大幅に改善されていて、Beats Studio3の時に感じていた圧迫感もかなり抑えられていました。(眼鏡装着時はちょっときつく感じたけど、数時間付けっぱなしとかでもない限りは大丈夫そう)

Beats Studio Proは、ヘッドバンドのクッションも改良されたのか、頭の頂点から痛みが来るタイプの僕でも快適に音楽を聴けたのも嬉しいポイント。

ほぼゼロの歪み。Beats Studio Proはトップクラスの高音質で音楽を楽しめる

Beats Studio Proを装着した状態。

それじゃ、ここからはBeats Studio Proの音質についてレビューをお届け。

ほぼ毎日Beats Studio Proで音楽を聴いていますが、Beatsらしい音質はそのままに、新開発の40mmドライバー、二重構造のポリマー振動板、高性能通気アレイにより音質は確実に向上しています。

この項では、Beats Studio Proのロスレスオーディオについても触れていこうかと思っていますが、まずはBluetooth接続時の音質について。

Beats Studio Proの音質を試すために視聴したのはいつものプレイリストで、コーデックはAAC。iPhone 15と接続して視聴していきます。

デバイスはiPhone Air、視聴したのはいつものプレイリスト。ロスレス音源(96KHz/24bit)、コーデックはAAC、ノイキャンON、空間オーディオOFF、音量は50%程度で視聴した音質の印象をお届けしていきます。

Beats Studio Proの音質を一言で表すと「お、生音っぽい...!」。

例えば、Janne Da ArcのDOLLSはメロディアスなアコースティックギターが特徴的な楽曲ですが、アコギの鳴りをしっかり感じられて、コードチェンジの時の「キュッ」って音もリアルに感じられます。

ピアノのメロディがエモい乃木坂46のサヨナラの意味なんかもピアノの残響感が心地よく聴けて、Lady GagaのBad Romanceのようにシンセサイザーがグイグイ入っているような楽曲もゼロから再設計されたドライバーユニットの恩恵で"歪み"がほぼないぶん、全体的にまとまりよく鳴ってくれますが、ちょっと低音は控えめ

ビリーアイリッシュのbad guyのように歪みが良い味出してる楽曲は少し物足りなく感じるかも。

Beats Studio Proの周波数特性を計測してみる

Bluetooth接続時
USB-C接続時

Beats Studio Proの周波数特性を計測してみるとこんな感じ。

周波数特性は低音~中音、2~7KHzを除いた高音域にかけてピーク(上がるところ)とディップ(下がるところ)のギャップが少なく、比較的フラット寄りな音質になるのかなと。

Beats Studio Proは、2~7KHz帯にピークを持たせることでボーカルが明瞭になっていますが...逆に低音域のピークは感じにくくなっているため、実際に耳で聴いたときに持った「低音が’控えめ」という印象にも納得。

歴代のBeatsイヤホン/ヘッドホンと比べても少し極端な周波数特性になっていました。

DAC内蔵で実現した有線ロスレスオーディオは音の解像度が違う

DAC内蔵で実現したUSB-C接続によるロスレスオーディオについてですが、Beats Studio Proは統合されたデジタルプロセッサが周波数特性を最適化し、パワフルでバランスに優れたサウンドプロファイルでどんな音でも細かく再現してくれるため、有線接続時の音質はかなりの腕前。

無線接続時よりも"明らかに"音の解像度が上がり、ボーカルも楽器もさらに明瞭になります。これはDACを内蔵するBeats Studio Proならではですが、付属のUSB-Cケーブルが結構硬くて。取り回しがものすごく悪いのが惜しいところです。

参考までに、Beats Studio ProがUSB-C有線接続時に使用するプロファイルは以下の通り。

Beats Studio Proで利用できるサウンドプロファイル(USB-Cオーディオ)

  • Beats Signatureプロファイル
    • あらゆるジャンルの⾳楽をバランスよくチューニング。
    • 音楽を聴く時はこれ。
  • エンターテイメントプロファイル
    • オーディオスペクトラムの特定部分を強化することで、ダイナミックな映画やゲーム体験を実現。
    • 映画やゲームを遊ぶ時に適用。
  • 会話プロファイル
    • 声の周波数特性を調整するので通話やポッドキャストに最適。

プロファイルは自分で設定することはできず、シチュエーションにあわせて自動で適用される点には注意が必要ですが、Beats Signatureプロファイルが聴きやすく、聴き疲れしなくてなかなかに秀逸。

Beats Studio Proは搭載するマイクの性能もがっつりブラッシュアップされており、性能は前モデル比で最大27%も向上。音声認識に対応するほか、周囲のノイズを取り除いて音声を聞き取りやすくしてくれます。

ノイキャン性能は想像よりも遥かに優秀

お次は、Beats Studio Proのアクティブノイズキャンセリングについてですが、ノイキャン性能は前モデルから圧倒的に進化しており、AirPods MaxやWH-1000XM5...とまではいかないものの、しっかりノイズを遮断。

周囲の音を常にモニタリングし、毎秒48000回もノイズ処理してくれるため、空調の音や真横で動作するデスクトップPCの音くらいはほぼシャットアウト。さすがに人の声や水の流れる音など、そもそもノイキャンが苦手とする帯域の音はうっすらと聞こえてきますが、音楽の再生中はほとんど何も分からなくなります。

外部音取り込みモードも結構改善されていて、1枚の薄い壁で隔たれている感こそあれど、特に問題なく周囲の状況を確認したり、会話したりできるため、Beats Studio Proのノイキャンと外部音取り込みに不満を持つようなことはないかも。

Beats Studio Proの電池持ちは十分長い

Beats Studio Proは最大40時間の連続再生に対応。ANC(アクティブノイズキャンセリング)と外音取り込みモード利用時は最大24時間の連続再生が可能です。

Beats Studio Proの電池持ち
  • 最大40時間の連続再生
  • ANC(アクティブノイズキャンセリング)と外音取り込みモード利用時は最大24時間の連続再生

Beatsシリーズでおなじみの急速充電機能「Fast Fuel」にもばっちり対応しているため、10分間の充電で最大4時間の音楽再生が可能です。

収納ケースが思っていたより微妙

Beats Studio Proはキャリングケースが新しくなったのも大きなトピックですが、個人的にこのキャリングケースの使用感は微妙。

ケースには頑丈に織り込まれた半剛性の生地が採用されており、カラビナ用の輪っかが縫い付けられているため、コンパクトなサイズ感も相まって持ち運びやすいのですが、ピッタリサイズすぎて出しづらい。

ケース内側のポケットにはUSB-Cケーブルや3.5mmオーディオケーブルを収納することもできるのですが、チャックのジッパーが収納時と取り出すときにひっかかるんですよね。

入れる時も出すときも確実にヘッドホンが当たって擦れるため、今のところ大丈夫ですが...そのうち真っ黒なボディに小傷が付きそう。

Androidでも使えてGoogle Fast Pair対応

Androidスマホ向け Beatsアプリ
AndroidはBeatsアプリからアップデートも可能。

Beats Studio Proは、Apple製品とのシームレスな接続&切り替えのほか、Androidスマホにも対応していますが、Androidデバイスではワンタップでペアリングできる「Google Fast Pair」に対応。

Googleアカウントに紐づけられたすべてのデバイスと自動でペアリングできる「Google Eco System Pairing」に対応するほか、Beats Studio ProはGoogleの「デバイスを探す」機能で追跡可能です。

Beats Studio Proは、AndroidでもApple製品と"ほぼ"同じ使用感で使えることが大きなトピックでありメリット。

Beats Studio Proの主な操作方法

LEDの上にあるのが電源ボタン。

Beats Studio Proは、歴代beatsヘッドホンと同様にbeatsボタンと音量調整ボタンを搭載しており、音楽の再生/停止、曲戻しや曲送りの操作はものすごく快適。

Beats Studio Proの主な操作方法は以下の通りです。

Beats Studio Proの操作方法
電源のON/OFF電源ボタンを1秒長押し
ペアリングモード電源ボタンを3秒長押し
音量を上げる/下げる音量調整ボタン
再生/停止/通話の応答beatsボタンを1回押す
次の曲へbeatsボタンを2回押す
前の曲へbeatsボタンを3回押す
ノイキャン/外部音取り込みの切り替え電源ボタンを2回押す

普段は割高感のあるBeats Studuio ProがAmazonブラックフライデーで半額。49,800円 → 24,800円は強い

Beats Studio Proについてダダっとレビューをお届けしてきましたが、2025年12月1日まで開催中の”Amazonブラックフライデーセール”で過去最安値を更新していまして。

定価49,800円 → 24,800円と超お買い得。まさかの半額です。

Beats Studio Proのセール時の価格
定価49,800円
ブラックフライデー24,800円

Beats Studio Proの購入を検討している人が絶対に知っておかなきゃならないことが、Beats Studio Proの明確なデメリットである装着検知とW1チップを搭載しないこと

定価だとこのデメリットのせいで49,800円は割高感が強かったものの、セール時の24,800円で買えるなら...余裕で価格とのトレードオフで納得できるかと思います。

Beats Studio Proは今が買い時!

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