画質はびっくりするほど綺麗。コスパ抜群。
2025年12月1日まで開催中のAmazonブラックフライデーセールにて、Mini LED 量子ドット、4k/170Hz、フルHD/340Hzに対応するゲーミングモニター「TITAN ARMY P275MV MAX」がめっちゃ安くなっていましたが、量子ドットが気になっていた僕も速攻で購入。
(少し前だと二桁万円は確実だったスペックが約8万円っていうのも衝撃ですが、ブラックフライデーセールでは79,800円 → 67,800円(-15%)と超買いやすい価格になっていました)
この記事では、実際に試用していて感じたメリットや特徴、買うと得られる体験ついてダダっとレビューをお届けです。
TITAN ARMY P275MV MAXの最も大きなメリットであり、強みが、1,600nitのピーク輝度によるHDR1400相当と高色域による抜群の映像表現が定価79,800円で手に入ること。ゲームも動画も映画も満足度の高い映像で楽しめるので、ガチでお買い得です。
\毎日使ってるけど、画質の綺麗さと明るさはガチ/
量子ドット/4k/HDR対応ゲーミングモニター「TITAN ARMY P275MV MAX」をレビュー。得られる体験とメリットが凄まじい件

TITAN ARMY P275MV MAXは、量子ドット技術を採用した27インチ/4k/170Hz対応のハイエンドゲーミングモニター。※TITAN ARMYは2014年に設立されたINNOCN(イノセン)のゲーミングブランド。
僕が「TITAN ARMY P275MV MAX」を購入する決め手となったのは、Mini LED量子ドットを採用し、最大1600nits(ピーク値)の超高輝度によりHDR1400相当の明るさ、2304ゾーンのローカルディミングが従来のバックライトと比べて光漏れを抑制し、はっきりとしたVAパネル並みの黒色を再現できるところ。
(背面にはOSDで制御可能なRGB LEDも搭載してます)
4K/170Hzだけでなく、デュアルモードによりFHD/340Hzでの超高リフレッシュレートにも対応していますが、デュアルモードの切り替えに10秒ほどかかり、その都度切り替えるのは煩わしいので、僕は一切使ってません。
OSDの使いにくさも”やや”気になるけど...このあたりは価格とのトレードオフになるかも。

TITAN ARMY P275MV MAX レビューまとめ
画面サイズ:27インチ|解像度:3840×2160|量子ドット+Fast IPS|応答速度:GtG 1ms|2304分割|HDR1400相当|4k/170Hz|フルHD/340Hz|DC調光式バックライト|PBP/PIP対応|VESA:100×100
メリット
- 4k/170Hz、量子ドット、高輝度、高色域でこの価格はコスパ良すぎ
- 2304ゾーンのローカルディミングとHDR1400相当(1600nitのピーク輝度)で迫力のある映像表現
- 残像を抑える”DyDsモード”など、ゲーミング向け機能搭載
- IPSパネルながら、VAに迫る”黒”の表現
- デュアルモードでフルHD/340Hz対応
- Nintendo Switch2やPS5の4k/60fps対応
- FreeSyncやAdaptive-Syncなどの可変リフレッシュレート (VRR)対応
- HDMI 2.1(48Gbps)対応で、PS5とXboxのVRRにも対応
- モンハンワイルズがびっくりするほど高画質で遊べるようになった
デメリット
- OSD設定は豊富だけど、操作性は悪い
- 検証していないし、そんなに気にならないけど、色域エミュレートモードの色温度がズレている...らしい
- デュアルモードの起動で10秒ほど時間がかかる
- 耐久性に関しては、もっと使ってみないとわからない
- 電源アダプタが結構大きい
- 複数毎のモニターを使用していると、スリープからの復帰が一番遅い
| 画質 | |
| 機能 | |
| 角度調整 | |
| 明るさ | |
| コスパ | |
| 総合評価 |
※レビューの評価基準についてはこちら。
TITAN ARMY P275MV MAXのレビューと評価をまとめると上記の通り。
量子ドット×4k×HDR 1400相当の映像に関してはガチ。量子ドットらしい鮮やかで鮮明な映像は映画を見ていても、ゲームをしていても惹き込まれるほどに美しく、僕は6年ぶりのメインモニターの買い替えだったので、モンハンワイルズをプレイした時は明るさとビビッドな色合いに感動しました。
応答速度もGtG 1msと早く、リフレッシュレートは4K/170Hz、フルHD/340Hzに対応するため、HDR必須&画質重視で、なるべく買いやすい価格のゲーミングモニターを探している人におすすめ。










TITAN ARMY P275MV MAXは、デザインも結構秀逸。
TITAN ARMYのロゴがちょっと主張しすぎ感はありますが、”チープさ”は全然なくて。付属スタンドは上下昇降、ピボット、チルト、スイーベルに対応するほか、100×100のVESAマウントにも対応するため、モニターアームと組み合わせることもできます。


段ボールサイズは筆者の実測値で幅88.5×高さ45×奥行17.5cm。重さは約8Kg。


TITAN ARMY P275MV MAXの組み立ては、スタンドに”脚”を取り付け後、モニターの背面にカチャッと合体するだけなので、ものすごく簡単です。数分で終わる作業ですが、画面を傷つけないようにご注意を。
ちなみに、TITAN ARMY P275MV MAXの画質や明るさ、視野角、HDR性能、色精度や色温度など、具体的な性能の検証については、上記のサイトが参考になるかも。
(僕は購入前にチェックしたけどめっちゃ参考になった)
TITAN ARMY P275MV MAXのスペックと仕様をまとめると以下の通り。
| TITAN ARMY P275MV MAXのスペック・仕様 | |
|---|---|
| 製品名 | Titan Army P275MV MAX |
| ディスプレイ | 27インチ |
| 本体サイズ | 幅61.3×高36.3×厚2.5cm(最薄) 重さ:約6kg ※スタンド含む |
| パネル技術 | Mini LED 量子ドット |
| ローカルディミング | 2304ゾーン |
| 解像度 | 4K (3840×2160) |
| 色域 | DCI-P3 99% Adobe RGB 99% |
| 輝度 | 最大1600nits (HDR1400相当) |
| リフレッシュレート | 4K:最大170Hz FHD:最大340Hz (デュアルモード対応) |
| HDR | 対応(HDR1400相当) |
| HDMIポート | 2×HDMI 2.1 (4K 120Hz対応、VRR対応) |
| DisplayPort | 1 |
| DyDsモード | ダイナミックディスプレイモード (残像・ブレ低減) |
| PBP/PIP対応 | 対応 |
| DC調光 | 対応 (フリッカー低減) |
| ブルーライトカット | 対応 |
| スタンド機能 | 高さ調整、ピボット、チルト、スイーベル |
| VESA対応 | VESA 100×100 |
| 価格 | 定価:79,800円 セール:67,800円 |
高さ調整、ピボット、チルト、スイーベル対応。付属スタンドの可動範囲について

TITAN ARMY P275MV MAXに付属するスタンドは、高さ調整のほか、ピボット、チルト、スイーベルに対応しており、モニターの角度調整などはかなり自由度が高めです。




上下の昇降はスムーズで、左右の首振り(スイーベル)も可動域は広め。
もっと自由に自分に合う高さに調整したい場合は100×100mmのVESA規格に対応するモニターアームと組み合わせることで解決できます。
| TITAN ARMY P275MV MAXの調整範囲 | |
|---|---|
| 上下昇降 | 120mm |
| ピボット | ±90° |
| チルト | -5°~+20° |
| スイーベル | ±25° |
| VESAマウント | 100×100mm |
TITAN ARMY P275MV MAXに買い替えると得られる体験・メリット

ここからは、TITAN ARMY P275MV MAXを買うと得られる体験・メリットについて、なる早でご紹介しつつ、レビューしていこうかと思うので、ゲーミングモニターの買い替えを検討している人は参考にどうぞ。
僕がTITAN ARMY P275MV MAXを使っていて感じたメリットは、「量子ドット×HDR1400相当で圧巻&高精細な映像」「高画質&高リフレッシュレートでゲームに最適」「日常のデスクワークでも扱いやすい」の3点。
もう少し具体的に見ていきましょう。
HDR対応ゲームや映画、動画を凄まじい高画質で楽しめる


TITAN ARMY P275MV MAXが搭載するパネルはFast IPS+量子ドット。
P275MV Maxは、DCI P3色域とAdobeRGB色域をほぼカバーする”圧倒的に広い”色域を持ち、IPSパネルでもVAパネル並みに”黒”の表現に優れているため、ゲームの世界の再現度はものすごく高い。
(一般的に色域が広く、映像が鮮やかなほど人は”高画質”と感じる)


モンハンワイルズをこのモニターで起動した時はその鮮やかさと明るさ、映像の明瞭さに感動したレベルで高画質でした。
僕は久しぶりにモニターを買い替えた...というのもありますが、普通のモニターとは”格段に違う明るさ”と”画質の綺麗さ”を感じられたので、普通のモニターからTITAN ARMY P275MV MAXに買い替える人は特に違いを感じやすいかなと。




Display HDR1400認証を取得しているわけではないですが、TITAN ARMY P275MV MAXはHDR1400相当に迫る明るさも特徴の1つ。最大輝度は1,600nitにも達し、映像で”眩しさ”を感じられるほどに明るい。
モンハンワイルズの大集会所で、朝日が昇る瞬間とか...もはやすごい。色々すごい。
ちなみに、TITAN ARMY P275MV MAXのディスプレイは”アンチグレア”になっているため、映り込みはかなり少ないですが、明るい部屋で暗めの映像を見ている時はちょっと気になるかも。
白いシャツとか着てると、画面にぼんやり映り込みます。
DC調光式バックライトでフリッカー低減。デスクワークも快適

TITAN ARMY P275MV MAXは、”DC調光方式”のバックライトを搭載しており、目の疲れの原因となるフリッカー(ちらつき)を低減してくれるため、デスクワークも快適。
※自動調光は、OSD設定 → ピクチャー設定 → 光センサーONで有効化する必要があります。
TITAN ARMY P275MV MAXのピクセルパーインチ(画素密度)は”163ppi”と高密度なので、画面に表示される文字はくっきりはっきり。
目の負担を軽減できるブルーライトカット機能も搭載しているので、毎日長時間パソコンで作業する人でも快適に使えるかなと。
僕はWindowsのディスプレイ設定で拡大率を150%にして使っていますが、ブログを書いたり、何かしら編集したりするときは、4kの作業領域の広さと文字の見やすさも相まって、色々と捗る。
デメリットはOSDの使いにくさとデュアルモード切替時の遅さ

ものすごく高画質で、HDR1400相当の明るさは本物で、コスパにも優れる「TITAN ARMY P275MV MAX」ですが、デメリットというか、気になるのは「OSDの扱いづらさ」と「デュアルモードの切り替えの遅さ」「電源アダプタの大きさ」の3点。
OSDの操作性は悪い
僕が感じたTITAN ARMY P275MV MAXのデメリットの中でも、OSDの扱いづらさは結構なデメリットになっていまして。
OSDでは触れる項目が多く、何階層にもなっているため、変更したい項目があればポチポチ...。入出力を変えたい時もポチポチ...。とにかくボタンを押す回数が多い。
TITAN ARMY P275MV MAXのOSDはボタンが画面下部に配置されており、押し心地も良くないので、このあたりは期待しないほうがいいかもです。操作性の悪さは画質とコスパのトレードオフです。
デュアルモードで4K/170HzとフルHD/340Hzを切り替えれるけど、遅い


TITAN ARMY P275MV MAXは4k/170HzとフルHD/340Hzのデュアルモードに対応しており、用途に合わせて簡単に切り替えることができますが、遅い。
デュアルモードの切り替えに10秒ほどかかるため、体感でも明らかに遅い。
画質は特に気になるほどの違いはないですが、4k → フルHDはさすがにちょっとボヤっとする印象でした。デフォルトだと”AIデュアルモード”までは7回くらいポチポチしないといけないのも惜しいところです。
4K/170HzとフルHD/340Hzを簡単に切り替えられる「AIデュアルモード」は、OSD設定の「システム設定 > ホットキー1設定 > AIデュアルモード」を割り当てることで、OSDボタンを2回押して起動できるようになります。ただし、切り替えに10秒近くかかるので...僕は全く活用できてません。
電源アダプタは大きめ

TITAN ARMY P275MV MAXは、電源アダプタの”デカさ”もデメリットの1つで、サイズは幅17×高さ3.5×奥行7cm。一般的なモニターのアダプタと比べるとかなり大きい。
Mini LEDの量子ドットモニターは初めてなので、初見のデカさには「おぉ...」となりましたが、大量のMiniLEDを動作させるためには仕方ないのかも。
TITAN ARMY P275MV MAXを買うならビッグセール時が狙い目。この性能でこの価格は安すぎる

量子ドット+Fast IPS、4k/170Hz or フルHD/340Hzに対応する「TITAN ARMY P275MV MAX」は、HDR1400相当で抜群に明るく、鮮やかな映像と3ms(4k/170Hz時)の応答速度を持っているため、高画質で快適にゲームを遊びたいゲーマー向けのゲーミングモニターでした。
豊富な端子類はすべて4k/170Hzに対応しており、HDMI 2.1(48Gbps)に対応するため、PS5やXbox Series XのVRR(可変リフレッシュレート)をがっつり活用できます。
高画質で、各段に明るいHDRに対応していて、4kで、高リフレッシュレートで、コスパもよくて...とゲーマーが求める要素を詰め込んだモニターを探していた人は、良い選択肢になるかもです。
\毎日使ってるけど、画質の綺麗さと明るさはガチ/





