発売が待ち遠しすぎるゲーム。
2018年のE3で電撃発表されたエルダースクロールズ6(TES6)。あれから7年以上が経過した2026年2月、トッド・ハワード氏が「古典的なスタイルに回帰する」と明言し、開発が着実に進んでいることが明らかになりました。
TES6については、現在開発中であることと公式アナウンスティザー動画で流れた "The Elder Scrolls Ⅵのロゴ" しか判明してないですが、TES 6の舞台はどこになるのか? と無性に気になるのが我々エルダースクロールズファン。
この記事では、2026年2月の最新情報を含む開発状況のアップデートから、発売日予想、プラットフォーム、そしてコミュニティが熱く議論するタムリエル大陸の舞台予想まで、現時点でわかっていることをすべてまとめています。
Microsoftの文書や新規フランチャイズ”Starfield”のプラットフォームを考慮すると、エルダースクロールズ6はXbox(及びPC)独占になり、PlayStationで発売されない可能性が高いかも。

The Elder Scrolls Ⅵは社内でプレイ可能な段階|クラシックなRPGへの回帰

2026年2月18日(現地時間)、トッド・ハワード氏がKinda Funny Gamescastに出演し、TES6に関する重要な発言を複数行いました。
2018年の発表以来、もっとも具体的な開発状況のアップデートといえる内容です。
- 社内で実際にプレイできる状態になり、「大きなマイルストーンを間もなく通過する」とコメント
- ベセスダスタジオの大半がTES6の開発に携わっており、パートナー企業も一部参加している
- Fallout 76とStarfieldは「クラシックスタイルからの創造的な寄り道」と位置づけ、TES6ではスカイリムやオブリビオン、フォールアウト4のような「クラシックなベセスダRPGスタイル」に回帰することを明言
- 新しいCreation Engineへの移行が進んでいることも報告
今回の発言でとくに注目すべきは、ゲームの方向性に関するコメント。
ハワード氏は、Fallout 76とStarfieldを「クラシックなスタイルからの創造的な寄り道(creative detour)」と形容した上で、TES6ではスカイリム・フォールアウト4・オブリビオンといった作品に代表される「クラシックなベセスダRPGスタイル」に立ち返ると明言しました。
Fallout 76はオンライン前提のサバイバルゲーム、Starfieldは宇宙を舞台にしたオープンワールドと、どちらもベセスダの得意とする「一人で広大な世界を探索するシングルプレイRPG」とは路線が異なりました。その点でファンからの評価が割れていたのは事実で、ハワード氏自身がその「寄り道」を認めた形です。
スカイリム・オブリビオン世代のファンにとっては、この発言は純粋に朗報。TES6は「ベセスダらしいシングルプレイの王道RPG」を目指しているということが、開発トップから直接語らました。
TES6の進捗タイムライン
- 2018年6月
- E3 2018でティザートレーラーとともに発表
- ロゴのみの発表で、ハワード氏の望んだ発表ではなかった
- 2019年
- シングルプレイ、次世代機向け、10年遊べるゲームを目標など、基本方針を公式発表
- 2020年9月
- マイクロソフトによるZeniMax/ベセスダ買収。
- Xbox/PC独占の可能性が高まる
- 2023年
- FTC vs マイクロソフト裁判で「発売は2026年以降」という内部文書が露出。
- Xbox部門トップ「少なくとも5年以上先」と発言
- 2023年秋
- Starfield発売後、TES6の本格開発フェーズへ移行。
- ピート・ハインズ氏「プリプロダクション完了」と報告
- 2025年11月
- ハワード氏「完成はまだ当分先。ファンを長く待たせすぎた」と認める。
- 大規模なプレイテストを実施済みとも言及
- 2026年2月
- 社内でプレイ可能な状態、クラシックRPGスタイルへ回帰、新Creation Engineへの移行が進行中であることを明言
余談ですが、The Elder Scrolls6にはスカイリムの開発者を手掛けたスタッフの大多数が在籍しているとのこと。
TES6はどんなゲームになる?現時点で判明している情報

非常に高い自由度でと作りこまれた世界観が特徴のオープンワールドゲーム"エルダースクロールズシリーズ"ですが、最新作「The Elder Scrolls Ⅵ(TES6)」についての愚痴的な情報は、発表から7年以上が経過した現在もほとんど明らかにされていません。
ただし、公式情報として判明している情報はいくつもあるので、改めておさらいです。
- タイトルは「The Elder Scrolls Ⅵ(ジ エルダースクロールズ シックス)」
- The Elder Scrolls Ⅵは10年先も遊ばれるゲームを目指して開発
- The Elder Scrolld Ⅴ Skyrimのようなシングルプレイゲームになる
- 次世代機向けに開発中
- 現行世代の次の世代で発売される可能性が高い
- PlayStation(PS5やPS6)では発売されないかも
- 新しいゲームエンジンで開発
TES6がシングルプレイゲームになることや、新しいゲームエンジンで開発されていることは公式からの発表で明らかになっているのですが、舞台となる地域や描かれる物語、システム、発売されるゲーム機などについては一切が不明です。
シングルプレイ専用|クラシックなベセスダRPGスタイルへの回帰
2026年2月の最新情報として、TES6はFallout 76のようなオンラインマルチプレイ要素を含まないことが公式から明言されています。
加えて、スカイリムやオブリビオン、フォールアウト4のような探索・ロールプレイ中心の”クラシックな”ゲームデザインに回帰することも明かされました。
新しいCreation Engineを採用

ここ数年の開発状況についてハワード氏は、自身が「The Elder Scrolls VI」にほとんどの時間を費やしている一方で、ここ数年は「Starfield」に採用された「Creation Engine2(CE2)」を最新バージョンとなる「Creation Engine3(CE3)」へと引き上げることに多くの時間を割いているとのこと。
今のところ、「Creation Engine 3」の具体的なディテールは不明ですが、ハワード氏はレンダリング周りの新技術には満足していると語る一方で、ワールドシステムのローディング、オブジェクトの配置、眼前のディテールをいかに素早く描画するか...など、いくつか改善の余地が残されている模様です。
ハワード氏は、Creation Engine3は、The Elder Scrolls VI以降のBethesda Game Studiosタイトル(Fallout 5も含むと思われる)で採用されることになると説明しています。
10年以上遊ばれるゲームを目標
ハワード氏が「10年先もプレイされているゲームを作る」と発言しており、MODなどのエコシステムも念頭に置いた開発方針が示唆されます。
PS5やPS6では遊べない?プラットフォームはXbox/PCが有力

2020年のマイクロソフトによるZeniMax/ベセスダ買収以来、TES6のプラットフォームについては多くのファンが不安を抱いてきました。結論から言えば、PC・Xboxでの発売はほぼ確実、PlayStationへの展開は厳しい状況です。
FTC vsマイクロソフトの裁判で公開された文書には、エルダースクロールズ6はPC・Xboxで発売され、PS5では発売されないという内部記録が含まれていました。Starfieldもこのパターンであったことを踏まえると、TES6も同様の展開になる可能性が高いです。
フィル・スペンサー氏はプラットフォームについて明言を避け続けていますが、近年のベセスダタイトルの傾向やMicrosoftの戦略から考えると、少なくともPlayStationでのローンチは期待しない方が良さそうです。

TES6の発売日はいつ?現時点での予想
結論から言えば、発売日はまだ先。ただし、複数の情報源から「発売時期のヒント」はいくつか得られています。
2023年のFTC vsマイクロソフト裁判で公開された内部文書には、エルダースクロールズ6の発売が2026年以降になるという見通しが記されていました。また、フィル・スペンサー氏は「少なくとも5年以上先」という見解を示しており(2023年発言)、これを踏まえると2028年以降になる可能性が高そうです。
2025年11月には「完成はまだ当分先」とハワード氏自身が認め、2026年2月時点でも「社内でプレイできる状態」という段階です。ゲームとしての発売まではクオリティチェック・バランス調整・マーケティングなど多くの工程が残っており、現実的には2027〜2029年頃が有力な予想と言えそうです。
一方、ハワード氏は「発表から発売までの期間は短い方が良い」というスタンスも示しています。つまり、公式から詳細情報が解禁された時点では、発売まであまり間を置かないと考えられます。本格的なトレーラーや詳細情報が出てきたら、そこから1〜2年以内に発売というスケジュールになるかもしれません。
エルダースクロールズ6の舞台予想まとめ

エルダースクロールズシリーズすべての舞台となる「タムリエル大陸」は9つの地域で構成されていますが、歴代シリーズで一度も主役として取り上げられていない地域が、TES6の候補として特に注目されています。
| 地域 | 主役として登場した作品 | TES6候補度 |
|---|---|---|
| ハンマーフェル | TES Ⅱ(一部) | ★★★★★ 最有力 |
| ハイロック | TES Ⅱ(一部) | ★★★★☆ 有力 |
| ヴァレンウッド | TESO(一部) | ★★★☆☆ 候補 |
| ブラックマーシュ | TESO(一部) | ★★☆☆☆ 低め |
| エルスウェーア | TESO DLC | ★★☆☆☆ 低め |
| シロディール | TES Ⅳ | ★☆☆☆☆ 可能性低 |
| スカイリム | TES Ⅴ | ★☆☆☆☆ 可能性低 |
タムリエル大陸は、ブラックマーシュ、シロディール、エルスウェーア、ハンマーフェル、ハイロック、モロウウィンド、スカイリム、サマーセット島、ヴァレンウッドの9つの地域に分かれており、ほぼ全ての国はタムリエルを治める"帝国"の傘下。
帝国により、国(地域)ごとの自治が認められていますが、The Elder Scrolls Ⅴ Skyrimもそうであったように、人種差別や反乱、他国の侵攻など、地域ごとに様々な問題を抱えるため、どこも平和とは言えません。
ハンマーフェル|最有力候補
コミュニティで最も支持を集める舞台候補が「ハンマーフェル」です。タムリエル大陸の西部に位置する砂漠地帯で、褐色の肌とたくましい筋力を持つ「レッドガード」の故郷として知られています。
ティザー動画に映る廃墟・荒野の景観が地質学的にハンマーフェルと一致するという指摘が多く、動画内に「センチネル」と思われる都市の影も確認されています。さらに、「Night of Green Fire(緑炎の夜)」と呼ばれる壮絶な魔法戦闘の痕跡がある地域であり、TES6の大作舞台としての歴史的背景も申し分ありません。
Night of Green Fire(緑炎の夜)とは、アルメドリ自治領の迫害からセンチネルへ逃げてきたアルトマー(ハイエルフ)の反体制派と追ってきたアルドメリ自治領のエージェント(サルモール)との間で起きた壮絶な破壊魔法を使った戦闘のこと。
地域の住民は1人残らず虐殺され、エルダースクロールズの歴史にも記されています。ハンマーフェルは、地名にドラゴンとついた都市があったり、ドラゴンが砂漠から現れて人々を襲う伝承があったりと、上記の "緑炎の夜事件" と合わせてもTES Ⅵの舞台としても申し分ない歴史を持つ地域。
また、過去に「Project Greenheart(ヴァレンウッドの都市名)」というリークが存在したことから、ハンマーフェルとヴァレンウッドの両方が一部描かれるという説もあります。
筆者もTES6の舞台は「ハンマーフェル」が最有力だと思ってる。
ハイロック|有力候補
魔法に長けた種族「ブレトン」の故郷「ハイロック」もTES6の舞台として予想されています。
温暖な気候と連なる山脈が特徴で、ティザー動画の雰囲気に近い印象を受けます。動画で確認できる城の廃墟が、The Elder Scrolls OnlineのDLC「オルシニウム」に登場した砦に構造的に似ているという指摘もあり、ハイロック・オルシニウムが舞台になる可能性は十分考えられます。
ヴァレンウッド|候補のひとつ
「Project Greenheart」のリークが存在することから候補に挙がるものの、海外メディアEurogamerは「ティザー動画の気候と一致しない」と否定的な見解を示しています。
ヴァレンウッドはボズマー(ウッドエルフ)の故郷であり、緑豊かな森林地帯。ティザー動画の荒涼とした景色とは確かに印象が異なります。
エルスウェーア・ブラックマーシュ|可能性は低め
エルスウェーア(カジートの故郷、砂漠地帯)もブラックマーシュ(アルゴニアンの故郷、毒の蔓延する湿地帯)も、ティザー動画との視覚的な一致が薄く、また両地域ともすでにThe Elder Scrolls Onlineで比較的広く描かれているため、TES6の主舞台になる可能性は低いと見ています。
ただし、地域の一部が登場することは十分あり得る。
参考までに、The Elder Scrolls Arenaではタムリエル全土が舞台となっていますが、TESシリーズ第1作目ということもあり除外。※TES Arenaからエルダースクロールズの物語は始まり、当然すべての話はTES Ⅴ Skyrimまで繋がっています。
自由気ままに遊べる箱庭ゲーというのは1作目から変わらずですが、おそらく、一般的に知名度が高いのはエルダースクロールズシリーズの4作目「The Elder Scrolls Ⅳ オブリビオン」以降ですね。
筆者はオブリビオンとスカイリムしかプレイしたことがないですが、どちらも最強にハマり、寝食を共にしたといっても過言じゃないくらい遊び倒しました。最も長い期間旅をした地域は "Skyrim" 。
TE6について、今分かっていることのまとめ

さて、エルダースクロールズ6について判明している情報をおさらいしつつ、予想される舞台についておさらいしてきましたが、TES6の舞台となる可能性が高そうな地域は、やっぱり「ハンマーフェル」。地質学的にも特徴のある地域ですし、歴史的にも大作の舞台としてふさわしいんじゃないかなと。
2026年2月時点のTES6の状況を整理すると以下の通り。
- 開発状況
- 社内プレイ可能な段階に到達
- ベセスダスタジオの大半が関与しており、開発は順調に進んでいる
- ゲームの方向性
- 「クラシックなベセスダRPG」に回帰
- スカイリムやオブリビオンのようなシングルプレイの探索RPGになることが明言された
- 発売日
- 2027〜2029年頃が現実的な予想
- 「当分先」というハワード氏の発言が最後に出たのは2025年秋
- 対応機種/プラットフォーム
- PC・Xboxが有力
- PlayStation展開はFTC裁判の文書からも厳しい見通し
- 舞台の予想
- ハンマーフェルが最有力
- ティザー動画の景観・歴史的背景ともに一致する点が多い
7年以上待たされているファンとしては焦る気持ちもありますが、「クラシックなスタイルに回帰する」という言葉は正直テンション上がる。
スカイリムの初プレイ時の興奮を、TES6でもう一度味わえるとしたら、それだけで待った甲斐があるというものです。
ベセスダのパブリッシング責任者ピート・ハインズ氏によれば、The Elder ScrollsⅥはプリプロダクション段階を終え、開発段階に移行したとのことなので...そう遠くない未来に最新情報が公開されるかもですが、新しい情報が公開され次第、この記事も随時更新していきます。
エルダースクロールズ6の後に開発が始まりそうな「Fallout 5」については、以下の記事もあわせてどうぞ。


